一気読み

おすすめ小説

ホリー・ジャクソン『夜明けまでに誰かが』感想|“弱い人間”ほど、自分を責めてしまう

「RVのパンクと貧乏は関係ないのに、ぜんぶ自分のせいだと思ってしまう。」この考え方が、ずっと頭から離れませんでした。『夜明けまでに誰かが』は、狙撃手に閉じ込められた若者たちのサスペンス小説です。しかし、読後に強く残ったのは「犯人は誰か」では...
ミステリー小説

小川哲『君のクイズ』感想|読者まで“解答者”にしてくる異常なミステリー

「問題文が一文字も読まれていないのに、なぜ正解できたのか?」この謎が気になりすぎて、ページをめくる手が止まりませんでした。しかも厄介なのは、「ヤラセだったら許せない」という怒りまで同時に沸いてしまうことです。ただのミステリーではありません。...
ミステリー小説

雨穴『変な絵』感想|人は理由があればどこまで壊れるのか

「人は、理由さえあれば安心できる。」そう思っていましたが――。雨穴さんの小説『変な絵』を読み終えたあと、残ったのは安心ではなく、不安でした。人は、真実ではなく“納得できる理由”を選ぶ。そしてその選択ひとつで、自分の正義すら壊せてしまう。この...
ミステリー小説

雨穴『変な家』感想|違和感を追っていたら、人が壊れる理由にたどり着いた

最初は、「変わったミステリーだな」と思って読み始めました。間取り図を見て、違和感を探していく。ただそれだけのはずなのに、ページをめくる手が止まらない。気づいたときには、ただの“家の謎”ではなく、もっと怖いものを見せられていました。これは、間...
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