ミステリ

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雨穴『変な絵』/9枚の「違和感」が、すべてを暴く

「この絵、どこかおかしい――」たったこれだけの違和感から、物語は始まります。何気ない線、塗りつぶされた灰色、震えるタッチ。一見すると意味を持たない「変な絵」が、やがて恐ろしい真実へと読者を導いていく。ページをめくるたびに、絵が語り出す。そし...
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今村昌弘『屍人荘の殺人』/ありえないのに、これ以上なく本格

「ゾンビ×本格ミステリ」と聞いて、あなたはどう感じるでしょうか。奇抜すぎる? それとも色物?けれど本作を読み終えたとき、きっとこう思うはずです。――これは、とてつもなく真面目に書かれた、本気の本格ミステリだ、と。作者はデビュー作にして数々の...
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雨穴『変な家』/家族という密室

「この家、どこか変なんです」たった一枚の間取り図から、物語は始まります。ドアのない「謎の空間」。窓のない子供部屋。二重扉。過剰な窓の数。ぱっと見は、ごく普通の一軒家。けれど、じっと見つめるほどに、違和感が増していく…。雨穴さんの小説『変な家...
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『禁忌の子』――粗ささえ魅力に変える、衝撃の医療ミステリ

医療ミステリと聞くと、「専門用語が難しそう」「理屈が多くて読みづらいのでは?」と身構えるかもしれません。実際、『禁忌の子』には救急医療、不妊治療、出生の倫理といった専門領域が深く関わり、序盤は医療ドラマのようなリアリティの濃さに圧倒されます...
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