小川糸

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余命宣告を受ける前に自分を甘やかせよう/小川糸『ライオンのおやつ』感想

人生最後のおやつは何が食べたいですか? 私は「ドーナツかな?」なんて気楽に考えていましたが、小川糸さんの小説『ライオンのおやつ』を読んで、いざとなったら食べられないことがわかり、胸が苦しくなりました。 少し考えればわかることですが、死が...
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小川糸『とわの庭』感想/母に捨てられても今を懸命に生きる少女の物語

心から信頼していた人に裏切られたら、どうしますか? 私は心の中が恨みで溢れそうになると思いますが、小川糸さんの小説『とわの庭』の主人公は違いました。 母に捨てられたせいで悲惨な毎日を過ごしてきたのに、過去にとらわれず、今を懸命に生きるん...
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小川糸『サーカスの夜に』感想/外見にとらわれていませんか?

外見にとらわれていませんか? 私は外見よりも内面を重視するタイプですが、そうは言っても外見にとらわれることも多々あります。 見た目で人を判断したり、好きになったり、嫌いになったりすることも、よくあるんですよね。 そんな私に内面で勝負す...
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小川糸『つるかめ助産院』感想/愛とは一番の悲しみを伝えられること

 誰かを愛していますか?  私は結婚して子供がいるので、毎日妻や子供たちを愛していますが、小川糸さんの小説『つるかめ助産院』を読んで、結婚しても相手を愛せない人がいることに気づきました。  本当にその人のことを愛していれば、人生でい...
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小川糸『キラキラ共和国』は嫌な過去も意味ある過去へと変えられることがわかる物語

 嫌な過去はありませんか?  私は結婚した直後がとてもツラかったので、ときどき嫌な過去として思い出すことがありますが…。  子供ができて、幸せな家庭が築けた今では、その時間も愛おしく思えるようになりました。  小川糸さんの小説『キ...
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小川糸『ツバキ文具店』は手紙のあたたかさに気づかせてくれる物語

 手紙を書いてますか?  私は手紙を書いた記憶が思い出せないくらい手紙を書いていません。字が下手なのも要因のひとつですが、それ以上に多くのことがメールで済ませられるので必要性を感じないんですよね。  しかし、小川糸さんの小説『ツバキ...
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