歴史・時代

おすすめ小説

畠中恵『ぬしさまへ』感想/「早く大人になりたい!?」って思っていませんか?

早く大人になりたいって思ったこと、ありませんか? 私はあまり勉強が好きではなかったので、早く大人になって働きたいと思っていましたが、 畠中恵さんの小説『ぬしさまへ』の主人公は、そんな単純な動機ではなく、誰かの役に立ちたいと考えて大人にな...
おすすめ小説

司馬遼太郎『最後の将軍』は信念のない将軍の末路を描いた物語

信念をもって生きていますか? 私はどちらかというと、信念をもって生きているつもりですが、 司馬遼太郎さんの小説『最後の将軍』を読んで、信念を持たずに、その場その場で取り繕って行動していると、その末路は悲惨なものになると気づきました。 ...
おすすめ小説

畠中恵『しゃばけ』は自分の限界を乗り越えたくなる一味変わったミステリー小説

自分の限界を勝手に決めていませんか? 私は困難な状況に陥ると、よく頑張った…と勝手に限界を決めて諦めてしまいがちですが、 畠中恵さんの小説『しゃばけ』の主人公は違いました。 病弱なのに、殺人事件の犯人に立ち向かっていくんですよね。 ...
エンタメまとめ

大人も学びたくなる歴史書ベスト10

2020年5月19日に放送されたWBS(ワールドビジネスサテライト)の「白熱!ランキング」は、大人も学びたくなる歴史書ベスト10。 ネット書店「honto」の歴史・地理・民族ジャンルで、2020年3月1日から4月13日までに売れた歴史書を...
おすすめ小説

和田竜『小太郎の左腕』は自分を裏切るとすべてを失ってしまうことがわかる物語

自分を裏切るような行動をとっていませんか? 私は出来るだけ自分が納得できる選択をするよう心がけていますが、 和田竜さんの小説『小太郎の左腕』を読んで、自分を裏切った代償の大きさに衝撃を受けました。 どれだけ自信をもっていても、一瞬で消...
おすすめ小説

和田竜『忍びの国』は家庭環境の影響力に衝撃を受ける物語

家庭独自の習慣はありますか? 私は片付けを徹底するように育てられたので、子供たちがモノを散らかしているとイライラしてしまいますが…。 和田竜さんの小説『忍びの国』に登場する忍者たちは、想像を絶するような倫理観をしていました。 育った環...
おすすめ小説

冲方丁『天地明察』感想/「退屈」こそが人生を切り拓く!?

 好きでもない仕事に多くの時間を割いていませんか?  以前の私は「忙しいことが正義」だと考えていたので、やりたくもない仕事を増やして時間を埋めていましたが、今では暇な時間を楽しめるようになりました。なぜなら、退屈こそが人生を切り拓くチ...
おすすめ小説

和田竜『のぼうの城』感想/リーダーシップとはすべてを仕切ることではない!?

リーダーシップを発揮していますか? 私はリーダーシップと聞くと、軍隊の指揮官が思い浮かぶので、従えている人たちに指示を出すイメージを持っていましたが、 和田竜さんの小説『のぼうの城』を読んで、そのイメージが覆されました。 主人公の成田...
おすすめ小説

百田尚樹『影法師』感想/光あるところには必ず影が存在する!?

 「光が多いところでは、影も強くなる」とゲーテが言ったように、光あるところには必ず影が存在します。  しかし、私たちは光だけを追い求めて、影の存在を否定しがちですよね。  たとえば、宝くじを買ったり、株やFXで金儲けをしようとするの...
おすすめ小説

浅田次郎『天切り松 闇がたり1』感想/効率を上げるのは自殺行為!?

 昔の自慢話をする人って嫌ですよね。  私も大嫌いですが、「昔はすごかったんだぞ!」と語りかけてくる物語があります。それが浅田次郎さんの小説『天切り松 闇がたり1』。  大正時代の悪党どもに「天切り松」と呼ばれる老人が昔話をしながら...
スポンサーリンク