同調圧力に流されていませんか?
私は八方美人な性格だったので、よく流されていましたが、
何冊も本を読み、自分なりの考えを持つようになってからは、同調圧力が気にならなくなりました。
同調圧力に流されているのは、圧倒的な勉強不足なんですよね。
同調圧力にしたがって生きるとは?
私たちは会社や学校のノリ、地元の友人のノリ、家族のノリなど、
グループで形成されるノリから浮かないように生きています。
たとえば、『鬼滅の刃』が好きな人たちに囲まれていると、その話題に乗り遅れないように漫画を買って読んだり、
「公園で花火をしてはいけない」というルールがあっても、周りの人たちから誘われると、ついつい断れなかったり、
本当は家に帰って読書がしたいのに、飲み会に参加したりするのがそうです。
つまり、所属するグループの同調圧力によって、出来ることが狭められた不自由な環境で生きているんですよね。
では、この同調圧力の壁を破るにはどうすればいいのでしょうか。
結論から言えば、「勉強」することです。
他人とは違う、自分らしい、新しい可能性を開くには、勉強して自分の軸を持つしかありません。
では、なぜ勉強すれば同調圧力から抜け出すことができるのでしょうか。
なぜ勉強すれば同調圧力から抜け出せるのか?
私たちは言葉の習得過程で、他者からモノの見方や考え方を学んできました。
何を美しいと思うのか、何が遊びなのかなど、言葉を通して学んできましたよね。
つまり、言語習得とは、ある環境で洗脳されることなのです。
一方で言葉は、現実世界とは分離しています。
「リンゴはクジラ」とか架空の世界を作ることもできますよね。
言い換えると、「現実世界」=「言葉の世界」ではないということです。
ところが、私たちは言葉に大きく左右されて生きています。
言語の習得過程で洗脳されたことなら尚更です。
たとえば、現実世界で努力をしていても、
「そんなものは努力じゃない!?」
と言われ続ければ、もっと頑張らないと…と信じてしまいますよね。
だからこそ、勉強して「特定の環境との癒着」から脱していく必要があるのです。
勉強して、別の可能性…先ほどの例だと「私は頑張っているんだ!?」という可能性を見出せるようにするんですよね。
そうしないと、たとえ別の環境に移ったとしても、「これまでのノリ」を引きずってしまいます。
つまり、勉強を通して客観的に自分を見つめ、新たな可能性を見出せるようになるからこそ、同調圧力から抜け出せるのです。
では、具体的にどのような勉強をすれば新たな可能性が見出せるのでしょうか?
新たな可能性を見つけるための勉強方法
それは、とにかく問題意識を持つことです。
たとえば、就職活動に失敗した人を励まそうとする場合、
「なぜ励ます必要があるの?」
「就職することは良いことなの?」
「そもそもなぜ働く必要があるの?」
と少し立ち止まって考えてみます。
もちろん、すぐに答えは出ませんが、このようなスッキリしない不快な状態を楽しむ行為こそが、新たな可能性を見つけるための勉強法なのです。
そのためには、「まとも」な本を読む必要があります。
専門分野に直接関係していて、他者と建設的な議論ができる人…そんな著者の書いた「まとも」な本を読む必要があります。
とはいえ、世間にある多くの本は、一方的に答えを提供し、感覚的に訴えてくるものばかりです。
ある国や政治家を極端に悪く書いたり、よく書いたり、○○すれば全てがうまくいく…というような本で溢れています。
その方が売れるからでしょうが、勉強とは、ある結論を出しても、別の可能性を模索し続ける行為なので、
そういった感覚的な本に洗脳されてはいけません。
※以下のエントリでも、異なる意見の本を読んで、自分で考えて答えを導き出すことが大切だと紹介しています。

つまり、誰かの答えに流されるのではなく、あらゆる可能性を模索しながら、考え続けることが、同調圧力から抜け出す秘訣なんですよね。
これができれば、物事を深く考えるクセがつき、選択肢が増えます。
今よりも自由に生きることができますよ。
まとめ
今回は、同調圧力から抜け出すには、新しい選択肢が見出せる勉強をしようと紹介してきました。
もちろん、同調圧力から抜け出さずにノリを楽しんで生きることもできますが、
私は自分のアタマで考えて、自由に生きたいと思っているので、ノリが悪いと言われても、勉強し続けたいと思います。
もし、私と同じように自由に生きたいと感じている方は、ぜひ一緒に勉強していきましょう。
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