「世界標準の子育て」が教えてくれる伸びる子に育つ3つの法則

子育て

 子育てって難しいですよね。

 どれだけ子育て本を読んでも、その通りに行動するのは難しく、だからといって、今の自分の子育てが良いものとも思えません。

 せめて子どもを伸ばすために「これだけは守っておくべきこと」が何かわかればいいのですが…。

 というわけで、今回は「世界標準の子育て」を参考に、世界中の親たちが大切にしている3つの子育て法を紹介します。




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 1.自信をつけさせる

 子育ての90%は自信をつけさせられるかどうかで決まるそうです。「自分はできる!」という自信があれば、環境の変化にへこたれない、挫折もバネにしていける、そんなタフネスの源になるからです。

 また、自信がつけば、勉強、スポーツ、人間関係にも積極的で前向きな性格になれます。つまり、勇気と根性に満ち溢れた子どもに育つんですよね。

 とはいえ、日本では自信が育ちにくい。

 自信は、子どもが自分の意思で取り組み、成功したときに生まれます。しかし、日本では「他人に迷惑をかけるな」「集団のルールを守れ」と言われる機会が多く、子どもの行動を制限しすぎています。

 そもそも、子どもをコントロールできる親が良い親だと思われていますよね。

 たとえば褒め方もそうです。アメリカでは「自分の意思で行動できた」ときに褒めますが、日本では「言うことを聞いた」ときに褒めます。

 つまり、同じ褒める子育てをしても、アメリカでは自立を促し、日本では従順を促しているんですよね。

 もちろん、これでは日本の子供達は自立心も自信も育ちません。

 また過干渉の問題もあります。子どもがコップで水を飲もうとしているのを親が手出しして飲ませてしまうような行為は絶対にしてはいけません。

 とにかく、子供の自信を育てるには、自立を促すようにサポートすることが基本です。もちろん、手出し口出しを控え、見守っていくことも大切ですよ。

 2.考える力をつけさせる

 考える力がなければ、氾濫する情報や社会の変化に振り回される人生を送ることになります。

 最近ではグローバル化やAI&ロボティクスの発達により、これまで以上に答えのない問題を解決する力が求められるようになりました。知識はスマートフォンさえあれば誰でも手に入れることができます。

 だからこそ、普段から「なぜ?」という疑問を持って徹底的に考える癖をつけることが大切なんですよね。

 もちろん、親自身も考える力を身につけ、子供に考えるキッカケを与えるような会話を重ねていく必要があります。

 考える力をつける具体的な方法は、以下のエントリを参考にしてください。

 3.コミュニケーション力をつけさせる

 日本でも外国の方が増えてきました。観光客としてだけでなく、コンビニなどで働く労働者としても増えています。この流れはさらに加速していくでしょう。

 そのため、外国の方とのコミュニケーションが上手くとれなければ、意思疎通ができない、人間関係をつくれない、仕事がスムーズにいかないなど、多くの障害が生まれます。

 もちろん、ここで言うコミュニケーション力とは英語が話せるという意味ではありません。

 自分とは異なる文化で育った人たちに対して、相手の文化を理解する力があること、自分の考えを相手に伝える力があることです。どれだけ英語が話せても意味がありません。

 だからこそ、先ほども紹介した考える力を鍛える必要があるんですよね。また、異なる考えを単純に切り捨ててしまわない粘り強さも求められます。

 では、具体的にどうすればいいのでしょうか。

 それは親子間での異なる意見を尊重するクセをつけることです。親の意見と違うからといって、親の考えを子供に押し付けているようではダメ。お互いが納得するまで話し合うことが大切です。

 親が率先してコミュニケーション力を身につけていきたいですね。

 最後に

 学歴社会の韓国では、ハーバード大学など一流大学の合格者数がアジアトップだそうです。しかし、44%の学生がドロップアウトしていきます。

 なぜなら、失敗しても再び立ち上がる力、諦めずに努力する力がないからです。まわりにいる頭のいい人たちに負けると挫折してすぐに辞めてしまうんですよね。

 もちろん、日本でも似たような状況に陥っています。だからこそ、レベルの高い教育も必要ですが、何よりもベースとなる心を育てておくことが重要です。

 今回紹介した3つの力を身につけさせ、世界で活躍できるような子供に育てていきたいですね。

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