誰にでもできる仕事ばかりしていませんか?
私は似たような仕事を繰り返すのが嫌なので、これまで2回ほど転職していますが、そのおかげもあって他の人にはマネできないような仕事に挑戦させてもらえています。
しかし、誰にでもできるような仕事ばかり繰り返しているようなら…。これから先、厳しい人生を歩むことになるかもしれませんよ。
「断る力」がないと誰にでもできる仕事ばかりやらされる
このブログでも繰り返し紹介していますが、これから先、AIとロボティクスの発展によって仕事内容が大きく変わると言われています。
このような状況下において、誰にでもできる仕事ばかりしていては、これから先の人生がどうなるか不安ですよね。
そこで、まずは「断る力」を身につける必要があります。現在の私たちの能力は、これまでの時間配分によって決まっているところが大きいからです。
たとえば、カナダのジャーナリストであるマルコム・グラドウェルは、「ある分野に1万時間費やせば、その分野にずば抜けて強くなれる」という法則「1万時間の法則」を提唱しています。
実際、ビル・ゲイツも、イチローも、ビートルズも、「得意分野」に1万時間を超える時間を捧げています。
もちろん、私たちだって同じです。「得意分野」に捧げる時間を確保しなければ、いつまで経っても自分らしい仕事はできません。
そこで、「断る力」が必要になるのですが…。
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「断るリスク」を受け入れる強さも必要
あわせて、断るリスクを受け入れる強さも必要です。
たとえば、次のような行動をとっている場合、今すぐにでも断るべきですが、そのリスクは大きいですよね。
- 上司が思いつきで仕事を命じてくるので、本当に大切な仕事が後回しになる。
- 仕事の効率をあげても、まわりの目が気になって仕事が断れず、だらだらと職場に残ってしまう。
- 食事やお酒、カラオケなどのお付き合いが断れずに困っている。
このような「お願い」や「お誘い」を断ると、相手から嫌われたり、陰口を言われたり、人によっては嫌がらせをしてくるかもしれません。
しかし、だからと言って、他人の言うことに従ってばかりいては、いつまでたっても自分の時間は確保できませんよね。それだけでなく、自分で考える力も失ってしまうでしょう。
さらに、この状態で成果が出ると、「他人からの指示に従うこと」に満足してしまいがちです。これではコモディティから永遠に抜け出すことができません。
だからこそ、勇気をもって断る必要があるわけですが…。
誰からも好かれる人なんて存在しない
そもそも、誰からも好かれる人なんて存在しません。以下のエントリでも紹介していますが、他人の顔色ばかり伺っているほうが、むしろ誰からも好かれなくなります。
商品開発でマーケティングをするときのポイントは、「具体的なターゲットに絞り込むこと」だそうです。すべての人から好かれる商品やサービスなんて存在しないからです。
もちろん、私たち人間だって同じです。
だからこそ、嫉妬されたり、嫌われたり、嫌がらせをされることを恐れて、他人の意見に従うのではなく、自分にとって有意義な時間が使えるように「断る力」が必要になるんですよね。
むしろ、断っても相手から信頼されるほどの「気合い」と「誠実さ」をもって結果で示していくべきです。
そうすれば、AIとロボティクスの進化によって仕事内容が大きく変わったとしても、新しいチャンスを手にすることができるでしょう。
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