2021年に読んだ【全112作品】から「おすすめの小説10冊」をランキング形式でご紹介

エンタメまとめ

読書していますか?

私は読書が大好きで、暇さえあれば小説を読んでいます。

そのため、まわりの人たちから「おすすめの小説を教えてほしい!」と聞かれることも多くなったので、私が2021年に読んだ【全112作品】の中から「おすすめの小説10冊」をランキング形式で紹介していきます。

ちなみに、以下の記事では、ジャンル毎に全作品を紹介していますので、気になった方はあわせてお読みください。

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2021年に読んだ「おすすめ小説10冊」をランキング形式でご紹介

それでは早速、2021年に読んだ【全112作品】の中から「おすすめの小説10冊」をランキング形式で紹介していきます。

第10位 小川糸『ライオンのおやつ』

おすすめ度:4.5

人生最後の時間をホスピスで自分らしく生きようと前を向いて歩んでいく女性の物語。

  • もっと自分らしく振る舞おうと思える
  • どんな境遇になっても楽しく生きられると励まされる
  • ラストは感動で涙が溢れ落ちそうになる

末期癌になった主人公の女性が、「ライオンの家」というホスピスで人生最後の時間を過ごす物語です。必要以上に他人に気を遣うのはやめて、自分らしく振舞おうと思える、感動で涙がこぼれ落ちそうになる小説です。

余命宣告を受ける前に自分を甘やかせよう/小川糸『ライオンのおやつ』感想
人生最後のおやつは何が食べたいですか? 私は「ドーナツかな?」なんて気楽に考えていましたが、小川糸さんの小説『ライオンのおやつ』を読んで、いざとなったら食べられないことがわかり、胸が苦しくなりました。 少し考えればわかることです...

第9位 東野圭吾『透明な螺旋』

おすすめ度:4.5

ついに湯川教授のプライベートが明かされる「ガリレオシリーズ」第十弾(最新作)。

  • 「過去と現在」2つの物語の関係が気になって一気読みしてしまう
  • 完璧なアリバイがあるのに行方を眩ます容疑者に惹きつけられる
  • 湯川教授のプライベートに心が揺さぶられる

同居人が銃で射殺された女性が、完璧なアリバイがあるにも関わらず行方を眩ませるミステリーです。「過去と現在」2つの物語が繋がっていき、たどり着いた湯川教授のプライベートにも、事件の真相にも心が痛む物語でしたが、ラストは湯川教授の決断に希望が見出せる感動の物語です。

「ガリレオの真実」に心が揺さぶられるミステリー/東野圭吾『透明な螺旋』感想
ガリレオシリーズはお好きですか? 私はどちらかと言えば、加賀恭一郎シリーズの方が人情味があって好きですが、 東野圭吾さんの小説『透明な螺旋』を読んで、これまでよりもガリレオシリーズが好きになりました。 科学的なトリックは使...

第8位 伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』

おすすめ度:4.5

他人の未来が少しだけ観える中学校教師が、巻き込まれた恐ろしい事件に立ち向かっていく物語。

  • 「現実と小説」2つの物語のつながりが気になる
  • 大切な人を失った遺族の怒りと苦しみに心が痛む
  • ラストは胸が熱くなる&驚きとクスッと笑える仕掛けが楽しめる

他人の未来が少しだけ観える中学校教師が、巻き込まれた恐ろしい事件に立ち向かっていく物語です。「現実と小説」2つの物語のつながりが気になり、大切な人を失った遺族の怒りと苦しみに心が痛みますが、ラストは胸が熱くなる展開が楽しめます。

伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』感想/ひとつでも魂が震えるほどの幸福を!
魂が震えるほどの幸福を味わったことがありますか? 私は子供たちが生まれたときに、そんな幸福を味わいましたが、伊坂幸太郎さんの小説『ペッパーズ・ゴースト』を読んで、再び味わってみたくなりました。 籠城事件で大切な人を失った遺族に心...

第7位 青山美智子『ただいま神様当番』

おすすめ度:5.0

物語の主人公は、OLの水原咲良(さくら)。彼女は短大時代の同級生から合コンに誘われましたが、頭数合わせだったことを知ってショックを受けました。

そんな咲良は会社でも部長と上手くいっておらず、退屈な毎日を過ごしていました。だからこそ、「私が楽しめる順番はいつ回ってくるのだろう」と悩んでいたのですが…。

ある日の朝。いつものようにバス停に行くと、大好きなアイドルグループの初回限定版のCDが落とし物として置かれているのを見つけます。

咲良はそのCDを家に持って帰って堪能しましたが、次の日に目を覚ますと、「神様当番」という大きな文字が手首から肘にかけて書かれていました。

さらに、神様と名乗るお爺さんが部屋にいて、「わしのこと、楽しませて」と言い出します。こうして咲良はCDを貰った代わりに神様を楽しませることになりましたが…。

自分が本当にやりたいことに挑戦していこうと思えるだけでなく、心が洗われる、感動できる物語が楽しめます。
青山美智子『ただいま神様当番』は本当にやりたいことに挑戦していこうと思える物語
自分が本当にやりたいことに挑戦していますか? 私は最近、これまでやりたいと思っていた新しいことに挑戦しはじめましたが、 青山美智子さんの小説『ただいま神様当番』を読んで、もっと大胆に、勇気を持って挑戦していこうと思いました。 ...

第6位 伊吹有喜『雲を紡ぐ』

おすすめ度:5.0

物語の主人公は、高校に行けなくなって1ヶ月が経った山崎美緒。

彼女は、所属していた合唱部の打ち合わせに参加するために同じクラスの部員の家に行きましたが、足が超クサいんだよとからかわれて、脂足を指すアビーというあだ名をつけられました。

その日から、朝が来ても起きられなくなり、無理に起きると目眩がするようになります。それでも通学しようとすると、電車の中で腹痛が起きるので電車が怖くなりました。

こうして学校に行けなくなった美緒でしたが、母からは学校に行けと言われます。さらに、母方の祖母からは、強くなろう、学校に行こう、お母さんの力になってあげてね、と要求されました。

そこで美緒は、一人で新幹線に乗って、岩手にある父方の祖父の家に向かったところ…。

家族の再生物語としても、自分の好きを大切にしたくなる物語としても楽しめる、感動できる小説です。
伊吹有喜『雲を紡ぐ』は家族とは自分の好きを大切にできる場所だとわかる物語
自分の好きなことを大切にできていますか? 私は大切にできる環境で暮らしていますが、伊吹有喜さんの小説『雲を紡ぐ』を読んで、家族とは自分の好きを大切にできる場所だと改めて実感できました。 家族の再生物語としても、自分の好きを大切に...
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第5位 百田尚樹『野良犬の値段』

おすすめ度:5.0

28歳の佐野光一は24時間営業の定食屋で店員として働いていましたが、いつか起業して大金と名声を手に入れることを夢見ていました。

そんな彼にチャンスが訪れます。ツイッターで「投資」というタグで検索していたところ、

「私たちはある人物を誘拐しました。近日、この人物を使って、実験を行います。これは冗談やいたずらではありません。」

と書かれたサイトにたどり着いたのです。佐野はこのサイトを紹介すればリツイートされると思って「誘拐犯発見!」と書き込んだところ、想像以上にリツイートが増え始めます。

それだけでなく、佐野がつぶやいたとおりに犯人たちが行動したので、彼のアカウントは一気に有名になりました。ところが、6人いた人質のひとりが殺されます。それだけでなく…。

最後に驚きと感動が味わえるミステリーとしても、弱者を切り捨てる社会は本当に生きやすいのか?と警鐘を鳴らしている物語としても楽しめる小説です。
百田尚樹『野良犬の値段』は命の値段を地位や名誉で決める社会は生きやすいのか?と考えさせられる物語
命の値段を何で決めていますか? もちろん、人の命に値段なんてつけられないとは思いますが、 百田尚樹さんの小説『野良犬の値段』を読んで、無意識のうちに地位や名誉で人の命に値段をつけていたことに気づかされました。 それだけでな...

第4位 宇佐美まこと『羊は安らかに草を食み』

おすすめ度:5.0

物語の主人公は、80歳になった持田アイ。

彼女は、20数年前に俳句教室で出会った86歳の都築益恵と77歳の須田富士子と仲良く過ごしていましたが、

3年ほど前から益恵の認知症の症状が少しずつ進んでいったので、彼女の夫・三千男から益恵を旅に連れて行って欲しいとお願いされました。

益恵には何かつっかえがあり、不安や恐怖の感情に囚われることが多くなったので、どうにかして解放したいと言うのです。

そこで、アイと富士子は、益恵がかつて暮らしていた滋賀県大津市、愛媛県松山市、長崎県國先島に彼女を連れて行き、仲の良かった人たちと再会させることでつっかえを取ろうとしますが…。

最後に驚きと感動が味わえる物語としても、優しさだけで生き延びられるほど人生は甘くないことがわかる物語としても楽しめる小説です。
宇佐美まこと『羊は安らかに草を食み』は優しさだけで生き延びられるほど人生は甘くないことがわかる物語
人に優しくしていますか? 私はできるだけ優しく接しているつもりですが、 宇佐美まことさんの小説『羊は安らかに草を食み』を読んで、優しさだけで生き延びられるほど人生は甘くないことがわかりました。 それだけでなく、最後に衝撃を...

第3位 青山美智子『お探し物は図書室まで』

おすすめ度:5.0

物語の主人公は、21歳の藤木朋香。

彼女はエデンという名の総合スーパーで接客とレジ打ちの仕事をしていましたが、

パートのおばちゃんたちに役に立たない社員だと思われているようで、怖くて話しかけられず、孤立していました。

そもそも朋香がエデンに就職したのは、田舎に帰るのが嫌だったからで、本当に正しい選択だったのか不安になります。

そんなとき、眼鏡売り場で働く四つ上の桐山くんから、転職するならExcelくらい使えた方がいいよと言われたので、コミュニティハウスで開催されているパソコン教室に申し込んだところ…。

悩みを抱えている人に一歩踏み出す勇気を与えてくれる小説です。
青山美智子『お探し物は図書室まで』は悩みを抱えている人に一歩踏み出す勇気を与えてくれる物語
悩みを抱えていませんか? 私はそこそこ悩みを抱えていますが、 青山美智子さんの小説『お探し物は図書室まで』を読んで、現状から一歩踏み出したくなりました。 悩みを抱えた主人公たちが、勇気を出して一歩踏み出す姿に励まされたんで...

第2位 藤岡陽子『きのうのオレンジ』

おすすめ度:5.0

物語の主人公は、33歳の笹本遼賀。

彼は、イタリアンレストラン「トラモント」の店長として忙しい毎日を過ごしていましたが、

半年前から胃の調子が悪く、ひと月ほど前からは薬を飲んでも胃の痛みが治らなくなりました。

そこで、同じ店で働くアルバイトの高那からの勧めもあって、病院で検査したところ、胃がんだと宣告されます。

彼はなぜ自分が胃がんになったのかと悩み苦しみましたが、15歳のときに弟の恭平と一緒に那岐山で遭難したときのことを思い出し…。

目立たない優しさを貫く主人公と、その優しさを感じ取れる人たちの姿に感動する物語です。
藤岡陽子『きのうのオレンジ』は目立たない優しさを貫く主人公と、その優しさを感じ取れる人たちの姿に感動する物語
人目につかないところでも、一貫した行動をとっていますか? 私は以前は人前でだけ褒められるような行動をとっていたことがありましたが、 藤岡陽子さんの小説『きのうのオレンジ』を読んで、些細な行動でも見ている人が必ずいることがわかりま...

第1位 東野圭吾『白鳥とコウモリ』

おすすめ度:5.0

物語は、白石弁護士が車の後部座席でナイフで刺され、遺体となって発見されるところから始まります。

この事件を捜査することになった警視庁捜査一課の五代は、所轄の刑事巡査長である中町と一緒に関係者に事情聴取をしましたが、

誰もが白石弁護士は殺されるほどの恨みを買う人物ではなかったと断言しました。

そこで、五代たちは白石弁護士の足取りを追ったところ、門前仲町にあるコーヒーショップで、犯人と思われる人物と待ち合わせをしていた可能性があることに気づきます。

さらにその後、白石弁護士の通話履歴に残っていた愛知県安城市に住む66歳の倉木達郎に会いに行ったことで、犯人を特定する手がかりを掴みますが…。

犯した罪と与えられる罰との間には大きな隔たりがあることがわかる、読み始めるとページをめくる手が止まらなくなるミステリーが楽しめます。
東野圭吾『白鳥とコウモリ』は犯した罪と与えられる罰には大きな隔たりがあることがわかる物語
今の日本では、犯した罪と与えられる罰に納得感があると思いますか? 私はこれまでこのブログでも書いてきたように、少年法に反対していますが、 東野圭吾さんの小説『白鳥とコウモリ』を読んで、改めて犯した罪と与えられる罰との間には大きな...

まとめ

今回は、2021年に読んだ【全112作品】の中から「おすすめの小説10冊」をランキング形式で紹介してきました。

どれも魅力的な小説なので、未読のものがあれば、この機会にぜひ読んでみてください。

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