子供が小学校に行く!?となると不安を感じますよね。
- 学校で上手くやっていけるかな?
- 勉強についていけるかな?
- イジメられないかな?
なんて不安が次々と浮かんできます。
そこで今回は、子供が小学一年生になる不安にどう対処すればいいのか紹介していきます。
子供が小学生になるのが不安なのは当たり前
そもそも、小学一年生という年齢は、ちょうど幼児期から学童期への移り変わりの時期だそうです。
幼児期は私たち親が何でもお世話をして、遊びやお出かけも、どこへ行くのも一緒でしたが、学童期になると「友だちを連れて来た」「自分でやる」と言い出します。
しかも、保育園・幼稚園時代は、子供一人ひとりに、保育士さんの目が行き届いていましたが、小学生になるとそうはいきません。
20〜35人もいる子供を先生ひとりで見るのは大変です。そのため、子供が学校でどのように過ごしていのるかわかりにくくなるんですよね。
つまり、私たち親が不安になるのは当然なんです。
では、どうすれば子供が小学一年生になる不安を解消できるのでしょうか。
ここでは5つの代表的な不安について、その解消法を紹介します。
1. 落ち着きがない子供が授業中きちんと座っていられるか心配
そもそも、学校の先生は子供たちがはじめから大人しく座っていられるとは思っていません。飽きずに楽しく授業が受けられるように工夫してくれます。
そのため、あまり心配せずに担任の先生に任せてしまいましょう。
それでも心配な人は、「絵本の読み聞かせ」をするのがおすすめです。
絵本の読み聞かせは、物語を理解する力がつくだけでなく、集中力や人の話を聞くトレーニングにもなるからです。

2. 「いい子ですね」と言われる子供が我慢していないか心配
基本的には問題ありませんが、子供が「私がこうすれば両親が喜ぶだろう」などと考えて行動している場合は要注意です。
そうなると、親を喜ばせる行動や態度をとり、自分の感情が空洞化していく「いい子症候群」になる可能性が高まるからです。
もちろん、親だけにとどまりません。学校の先生や友達にまで「いい子」になろうとして、苦しむことになるでしょう。
見分け方は簡単です。「喜怒哀楽の感情」が素直に表現できているかどうか。
もし感情が出せていないようなら、あまり手出し・口出しをせず、もう少し自由にさせてあげましょう。
3. 恥ずかしがり屋の子供に友だちができるか心配
人見知りは決して悪いことではありません。親の愛情が子供に十分伝わっており、親が安心できる場所になっているからこそ起きる現象だからです。
そのため、人見知りをしていても、親がニコニコしていれば、子供は安心して友だちと遊ぶようになります。
それともうひとつ。私たち親が率先して友だちと話すキッカケを作ることも大切です。
「○○ちゃん、今日はカッコいい服を着ているね」などと声かけをしてみるのもいいでしょう。
4. 子供同士の付き合い方が心配
子供同士で遊ぶ約束をするようになったときに大切なのは、「遊ぶ相手」と「帰宅時間」を言ってから出かけさせることです。
そうすれば、どこで何をしているのかが、ある程度把握できますよね。また、自分勝手に行動することも防げます。
あとは、親同士でコミュニケーションを取ることも大切です。
何も言わずに出かけたときでも、「今うちで遊んでいますよ」とお互い連絡できるような関係が築ければベストです。
帰宅時間が近づいて来たら帰るよう声かけすることもできますしね。
5. 子供の喧嘩にはどう対処すればいいのか心配
基本的には子供同士で解決させることが大切です。問題を解決する力を身につけるチャンスだからです。
ただし、イジメは別です。叩いたり、「遊んであげない」などと脅すような行為をされたら、担任の先生に相談しましょう。
とはいえ、子供はイジメられたことを恥ずかしいことだと考え、隠してしまうかもしれません。
そのため、普段から子供が何でも話せる環境を整えておきましょう。子供の話を真剣に聞くように心がけるのです。
さらに、小さな変化を見落とさないように、子供に目を向けることも大切です。
まとめ
今回は、子供が小学一年生になるときの代表的な5つの不安について、その対処法を紹介してきました。
とはいえ、実際に小学生になると、さまざまな問題が浮かび上がってきます。
このとき、私たち親が「これが最善だ!」と思える行動をとっていくしかありません。
もちろん、間違えることもあるでしょう。
それでも子供のことを信じて行動していくことが親の役目です。
常に勉強しながら、その時々で最善だと思える行動をとっていきたいですね。
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