会社内などの認証プロキシがある環境下では、「pip install」コマンドを使ってpythonのパッケージをインストールしようとするとエラーが発生します。
そんなときに設定すべきコマンドについて紹介します。
認証プロキシ設定に必要な情報
認証プロキシ設定に必要な情報は大きく4つあります。
- 【ユーザー名】例:username
- 【パスワード】例:password
- 【プロキシサーバのホスト名(またはIPアドレス)】例:proxy.xxx.com
- 【使用するポート番号】例:8080
私の会社では、【ユーザー名】と【パスワード】は不要で、【プロキシサーバのホスト名】と【使用するポート番号】のみ必要でした。
認証プロキシの設定方法
では、早速認証プロキシを設定しましょう。
コマンドプロンプト(「Windowsシステムツール」⇒「コマンドプロンプト」)を立ち上げ、以下のコマンドを実行します。
set HTTP_PROXY=http://username:password@proxy.xxx.com:8080 set HTTPS_PROXY=https://username:password@proxy.xxx.com:8080
【ユーザー名】と【パスワード】が不要な場合は、「username:password@」を省略してください。
これで認証プロキシがある環境下でも「pip install」コマンドを使ってpythonのパッケージをインストールすることができます。ぜひ、お試しください。
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