自信をもって日々を過ごしていますか?
私はどちからと言うと自信をもって生きていますが、昔はそうではありませんでした。人目を気にして、嫌われないように行動していたんですよね。
しかし、あることをすると一瞬で自信を持つことができました。その方法とは…。
服装やメイクを変えるだけで言葉遣いや行動が変わる
服装やメイクを変えることです。
アメリカの心理学者フィリップ・ジンバルドの実験でも、「服装」が人格にまで影響を及ぼすことが明らかになっています。
ジンバルドは、新聞で公募した24名を無作為に「囚人役」と「看守役」にわけ、「囚人役」には警察の取り調べを受けさせたあと、囚人服を着せて監獄に入れました。
一方の「看守役」には警察の制服を着せ、警棒を与えて、囚人を監督するように促しました。すると…。
どちらも指示されたわけでもないのに、本物らしく振舞うようになったんですよね。囚人役は卑屈な態度をとり、看守役は命令口調になりました。
この実験から、服装は人格にまで影響を及ぼすことがわかりますが、ではなぜ、服装が人格にまで影響を及ぼすのかと言うと…。
言葉遣いや行動が変われば思考が変わる
言葉遣いや行動が変わり、思考が変わるからです。
もちろん、服装以外にも言葉遣いや行動を変える手段はいろいろあります。
たとえば、メイクもその一つ。役者が舞台に出る前に念入りにメイクするのは、メイクによって自分以外の人格になり切れるからです。
他にも、サングラスをかけるのも一つの方法です。サングラスには、相手に威圧感を与える効果があり、「この人には見えている以上の何かが見えているのでは?」と思わせることができます。
髭を生やすのもそうです。髭には威圧感を与える効果があり、「自分を実際よりも上に見せる」ことができます。
このように外見を変えることで、言葉や行動が変わり、結果として思考が変わるので、一瞬で自信を持つことができるわけですが…。
本当の自信は「行動」と「失敗」の繰り返しで身に付く
実は、外見による自信はあくまでも一時的なものです。本当の自信は「行動」と「失敗」を繰り返すことでしか手に入らないんですよね。
最近の研究でも、このことが明らかになっています。新しい行動を起こすと、必ず失敗しますよね。それでもめげずに行動を起こして、さらに失敗を繰り返すと…。
失敗に対して免疫がつきます。大きなリスクを前にしても、「まぁ、大したことないだろう」と挑戦できるようになるんですよね。
これこそが、本当の自信です。
とはいえ、はじめから本当の自信を手に入れるのはハードルが高いですよね。そこで、まずは外見を変えて一時的な自信を手に入れましょう。
ただし、この一時的な自信に満足するのではなく、このエネルギーを使って「行動」と「失敗」を繰り返し、本当の自信を手に入れるのです。
そうすれば、困難に直面しても自信をもって挑戦していくことができますよ。
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