2022年に文庫化された小説【5冊】のおすすめをご紹介

エンタメまとめ

2022年に文庫化された小説の中から、個人的におすすめの小説【5冊】をランキング形式で紹介します。

幅広いジャンルの小説を、「あらすじ」や「感想」、「おすすめ度」と共に紹介していくので、本選びの参考になれば嬉しいです。

2022年に初出版された小説のおすすめは以下の記事で紹介しています。
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【2022年文庫化】おすすめ小説5冊をランキング形式でご紹介

では早速、2022年に文庫化されたおすすめの小説【5冊】をランキング形式で紹介します。

第1位 青山美智子『ただいま神様当番』

おすすめ度:4.5

  • 神様の強引な行動が面白く、ラストは感動で涙がこぼれ落ちそうになる
  • 他人と比べて諦めるのではなく、自分が楽しめるように行動しようと励まされる
  • 本当にやりたいことを行動に移せば、未来は大きく変わると信じたくなる
あらすじ
OLの水原咲良さくらは、彼氏から振られ、合コンに行っても頭数合わせだったので、楽しいことはいつも自分の前を素通りしていくと嘆いていました。ところが、通勤に使っているバス停に、欲しかったアイドルグループのニューアルバムが「おとしもの」として置かれていたので、こっそり持ち帰ったところ、神様に付きまとわれるようになります。しかも、神様は、願いを叶えてくれるどころか、「わしのこと、楽しませて」と言い出したので…。

弟がバカにしか思えない小学生や、リア充になりたいと願う高校生などが、欲しいと願っていたものを手に入れる代わりに、神様当番になり、「本当に欲しいもの」を見つけていく物語です。

ハンドメイド教室に申し込んだり、SNSで知り合った異性に会おうと連絡するなど、これまで躊躇ちゅうちょしていた行動が、神様によって強制的に実行されて、変わっていく主人公たちの姿に心が動かされました。

たとえ失敗して傷つくことになったとしても、新たな一歩踏み出してみようという勇気が湧いてきました。

第2位 東野圭吾『希望の糸』

おすすめ度:4.5

  • 3つの異なる物語がひとつにつながっていく展開に引き込まれる
  • 子どもを思う親たちそれぞれの物語に涙する
  • 加賀恭一郎のその後を知ることができる
あらすじ
汐見行伸は、二人で妻の実家に帰ると言い出した子どもたちを、新潟地震で失いました。その日から生きる希望を失った汐見夫妻は、不妊治療の末に再び子どもを授かりますが…。料亭旅館の女将・芳原亜矢子は、医師から父の命が残り少ないと告げられました。しかも、弁護士から事前に見せられた遺言状には、まったく面識のない松宮脩平という名が書かれており…。その頃、松宮脩平は、喫茶店を経営する女性が殺された事件の捜査をしていましたが…。

地震で子どもを失った夫婦、面識のない刑事の名前が父の遺言に書かれていた女将、喫茶店を経営する女性が殺された事件の謎に迫る松宮脩平…という3つの物語が、ある結末へとつながっていくミステリーです。

何よりも子どものことを想う親たちそれぞれの物語に心が動かされ、ラストは感動で涙が止まらなくなりました。

また、タイトルに込められた意味に気づいたとき、多くの親にとって「子ども」の存在があまりにも大きいことに改めて驚き、心が揺さぶられました。

第3位 伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』

おすすめ度:4.5

  • 正直者や有能な人が報われない展開に怒りが湧く
  • 「夢と現実」2つの物語のつながりが気になって一気読みしてしまう
  • 未来を切り拓くのは他の誰でもない自分だと励まされる
あらすじ
お菓子メーカーで念願の開発チームに異動になった岸くんでしたが、彼と入れ替わりにお客様サポートを担当することになった鮫岡が、マシュマロに画鋲が入っているというクレームへの対応が悪く、SNSに拡散されて逃げ出したので、対応することになりました。ところが、この苦情をきっかけに、都議会議員の池内征爾と、人気ダンスグループに所属する小沢ヒジリと知り合いになり、しかも3人が夢の中で協力して巨大生物を倒していたことがわかったので…。

お客様サポートをしていた岸くんが、新商品のマシュマロに画鋲が入っていたという苦情を担当することで知り合った二人と、夢の世界で巨大な生物を倒し、現実にもその結果が影響する物語です。

問題を起こした張本人が責任を取らずに逃げ出し、正直者や有能な人ばかりが損をする姿に怒りが込み上げてきましたが、真面目な彼らがほんの少しだけ報われる展開に心が動かされました。

また、夢と現実がリンクする物語に引き込まれ、未来は占いやジンクス、夢の世界の行動で決まるわけではなく、今の自分の行動で決まるというメッセージに励まされました。

第4位 今村昌弘『魔眼の匣の殺人』

おすすめ度:3.5

  • 予言を絶対的なものとして殺人事件を展開していく構成が新しい
  • ラストのどんでん返しに驚かされる
あらすじ
前作『屍人荘の殺人』で、ゾンビ事件に巻き込まれた葉村ゆずるは、事件を予言していた超能力者がいることを知ります。その人物に接触すれば、ゾンビ事件を引き起こした謎の組織・斑目まだらめ機関の情報が得られるかもしれないと考えた葉村は、剣崎比留子ひること共に、人里離れた村に向かいました。ところが、村に着くと、「明日から2日間に、この地で男女が二人ずつ、四人死ぬ」という予言を聞かされたので…。

葉村譲と剣崎比留子のコンビが、ゾンビ事件を予言した超能力者に会いに向かった村で、またしても殺人事件に巻き込まれるミステリーです。

「男女が二人ずつ、四人死ぬ」という予言を絶対的なものにすることで、その制約の中で殺人事件が展開していくという、他とは一味違うミステリーが楽しめました。

また、ラストは「まさか!」のどんでん返しに驚かされました。

第5位 城山真一『看守の流儀』

おすすめ度:3.5

  • 刑務所で起きた不可思議な事件の謎に迫る物語に引き込まれる
  • 次々と事件を解決する刑務官・火石司が魅力的で、その正体に驚かされる
あらすじ
加賀刑務所で副看守長を務める宗方むなかた秋広は、服役期間の四分の一を残して仮出所することになった源田陽一を心配していました。源田は、真面目に服役生活を送ってきましたが、一度堕ちた人間が這い上がるのは容易ではなく、再び戻ってこないかと思案していたのです。ところが、その心配を上回る事件が起こります。蛭川幸三という認知症の受刑者が、薬をアルミケースごと飲み込んでしまったのです。さらに、源田も更生施設から行方をくらませたので…。

加賀刑務所で印刷を請け負っていた大学の入試問題を、誰がどうやって外部に持ち出したのか?なぜ受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムが突然なくなったのか?など、刑務所内で起こった5つの事件に、敏腕刑務官・火石司が挑むミステリーです。

刑務所では、受刑者による暴動や逃走、事故死は絶対に防ぐ必要があり、なかでも事故死は、受刑者を社会復帰させることができないので、最大の失敗とみなされるなど、受刑者のために奮闘する刑務官たちの姿に驚かされました。

また、「火石マジック」と呼ばれるなど、驚くような方法で事件を解決していく火石司の魅力に引き込まれる一方で、顔に傷があり、刑務官たちが決して口にしないタブーがある火石の正体が気になって、ページをめくる手が止まらなくなりました。

まとめ

今回は、2022年に文庫化された小説【5冊】のおすすめを紹介しました。

どれも魅力的な小説ばかりなので、未読のものがあれば、この機会にぜひ読んでください。

今後も追記していくので、ときどきチェックしてもらえると嬉しいです。

「この小説もおすすめ!」など、お気軽にコメントください。
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