才能がなくても目標を達成する方法

ライフハック

「あの人が目標を達成できたのは才能があったからだ」と考えて、自分には無理だと諦めていませんか?

私もそう思って諦めていた時期がありますが、文才がない私でも細々とブログを書き続けてきた結果、毎日500人以上の人たちに読んでもらえるようになりました。

もちろん、目標達成と呼べるほどの成果ではありませんが、たとえ才能がなくても、思考や行動を変えれば、自らを望む方向に導くことは可能なんですよね。

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心理学に裏付けられた思考・行動パターンを取り入れよう

では、どうすれば自らを望む方向に導くことができるのでしょうか。

『やり抜く人の9つの習慣』によると、成功者には共通する思考・行動パターンがあるそうです。

その思考・行動パターンを取り入れれば、今よりも高い確率で目標が達成できることが、心理学の裏付けとともに紹介されています。

しかも、これまで目標達成を諦めてきた人でも、実践できる内容ばかりなんですよね。

私と一緒に今すぐ思考・行動パターンを変えていきませんか?

目標は今すぐ行動できるレベルに落とし込む

目標を「超」具体的にイメージしていますか?

たとえば、ブログを書こうと考えているのなら、「多くの人に読んでもらいたい」ではなく、「月間100万PV達成する」など、「超」具体的にイメージする必要があります。

「自分が求めているものが何か」がわかれば、そこに到達しようと脳が動き出し、やり抜くことができるからです。

具体的な目標がイメージできれば、次は「目標達成のために何をすべきか?」と「成功への障害は何か?」を繰り返し考えます。

目標を達成したときのワクワクするような感情を味わい、なぜそれが達成できたのかをイメージすれば、これからやるべき行動が明確になるからです。

先ほどのブログの例であれば、自分と似たような記事を書いている人が大勢いるなかで、「なぜ自分のブログが月間100万PV達成できたのか?」を繰り返し考えます。

私の場合であれば、

「すでに多くのブログでやられている本の要約をしても無理そうだ。家電開発、クラウド通信開発、ドローン開発をしてきたエンジニアとして、また年間150冊以上の本を読む読書家として、2人の子をもつ父親として、自分の体験を織り交ぜて書こう」

などと、具体的な行動に落とし込みます。

こうして「目標」と「目標達成に向けての行動」が決まれば、次はその行動を「いつやるのか」を明確にします。

「月水金の出社前に30分ブログを書く」などと具体化すれば、その行動をする可能性が300%も高まることが心理学の研究で明らかになっています。

これに加えて、問題が起きたときにどうするかを決めておくと、行動する確率はさらに上がります(if-thenプランニング)。

(if)出社前にブログが書き上がらなかったら、(then)帰宅後すぐに書き上げる、というように、確実に行動に移せる計画を立てます。

ここまで具体化すれば、目標が達成できそうな気がしませんか?

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「今の自分」ではなく「未来の自分」に目を向ける

とはいえ、目標を設定するときには注意が必要です。

「今何ができるか」ではなく、「これから何ができるようになりたいか」に目を向けないと、行動するのが辛くなるからです。

そもそも目標は、自分の能力を証明するため(証明ゴール)にあるのではなく、自分を向上させるため(成長ゴール)にあります。

それなのに、「証明ゴール」を設定してしまうと、「正しいことをやっているだろうか」「自分に本当にできるだろうか」と不安になり、本来の能力が発揮できなくなります。

一方で、「成長ゴール」を設定すれば、そこで出会う困難を学びと捉えることができるので、失敗しても「またひとつ学んだ」と思えるんですよね。

私もこれまで「証明ゴール」を設定していたので、ブログを書くのが辛くなっていました。

少しでも多くの人に読んでもらえるように、わかりやすい情報を載せなきゃ…と考え、挑戦することを恐れて、自分らしさの欠片もない記事を次々と量産していました。

しかし、「成長ゴール」に設定しなおすと、「多くの人に読んでもらえるように、もっと自分らしさを出してみよう!」といった新たな挑戦をしたくなります。

実際、1つ前の記事から「情報を伝えること」よりも「自分らしさ」を重視して書くように変えました。

この結果がどうなるかはわかりませんが、何をするにしても最初から完璧を目指すのではなく、「未来の自分」に目を向けて目標を設定したほうが楽しく行動できるようになります。

ワクワクするような目標を設定しませんか?

能力は伸ばせると信じてやり切る

スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエックによると、私たちは自分の知能に対して、「固定的知能観」と「拡張的知能観」のどちらかの立場をとっているそうです。

「固定的知能観」とは、個々人の知能は持って生まれたものとして固定されていると考える立場で、

「拡張的知能観」とは、能力は経験や努力を重ねることによって高めることができると考える立場です。

そして、これまでのさまざま研究結果から、「拡張的知能観」を持つ方が、最後までやり抜く力が高まることが明らかになっています。

それは、辛いことがあって諦めたくなったときに、「何のせいにするか」が変わるからです。

「固定的知能観」を持つ人は、能力のせいで上手くいかなかったと考え、

「拡張的知能観」を持つ人は、努力不足だった、戦略不足だった、プランを練らなかったと自分の努力や行動のせいにします。

その結果として、「拡張的知能観」を持つ人の方が、困難な状況でも努力を続けられる確率が高くなるんですよね。

それだけでなく、どれだけ素晴らしい成長の機会に恵まれても、「成長できるわけがない」と思い込んでいれば、自ら成長を妨げる行動を取ることが研究結果で明らかになっています。

実は、私も大学を卒業するまでは読書や作文に苦手意識があり、得意な数学や物理ばかり勉強していました。

ところが、今では年間150冊以上の本を読み、ブログにその感想を書くなど、読書も文章を書くことも楽しくて仕方ありません。

私の大学時代と同じように、能力のせいで…と考えて、挑戦するのを諦めてしまうのはもったいないことです。

能力は伸ばせるものだと信じて、目標に向かって行動していきましょう。

まとめ

今回は、『やり抜く人の9つの習慣』を参考に、目標を達成するために取り入れたい思考&行動パターンを紹介してきました。

  • 目標は今すぐ行動できるレベルに落とし込む
  • 「今の自分」ではなく「未来の自分」に目を向ける
  • 能力は伸ばせると信じてやり切る

これまで目標達成を諦めてきた方は、私と一緒に新たな挑戦をはじめてみませんか?

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