「今日からやるぞ!」と決意しても、1ヶ月後には挫折していた…という経験はありませんか?
私は結構そのパターンが多かったのですが、あることに気づいてから、挫折しなくなりました。
努力や根性よりも、大切なものがあることに気づいたんですよね。
挫折するのは目標が高すぎるから!?
目標を立てるとき、達成できるかわからない高い目標を立てていませんか?
たとえば、
- 理想的な身体を手に入れるために毎日30分運動する
- 英語がペラペラ話せるように毎日1時間勉強する
- ブログで生活できるように毎日記事を更新する
などなど。
もちろん、すでに習慣化できている行動だったり、
Googleの社員たちのように、高い目標を達成することが習慣化できている人であれば問題ありませんが、

高い目標達成の経験がなく、またこれから身につけたい、新しい習慣だとすると、すぐに挫折するはずです。
なぜなら、脳が邪魔をするからです。
私たちの脳は、神経回路に電気信号を流すことで次の行動を決めています。そして、電気信号は、最も抵抗が少ない道に流れます。
つまり、脳が習慣的な行動を好むのは、それがすでに知っている道で、褒美として得られるものがわかっているから。
一方で、これから身につけたい新しい習慣は、実際に行動してみないとわからない、危険だらけの道のようなものです。
頑張って行動しても、何も褒美が得られないかもしれません。
そのため、脳は新しい習慣を身につけようとすると、その行動を妨げるんですよね。
そこで私たちが取るべき戦略は…。
バカみたいに目標を低く設定する
努力や根性で乗り切るのではなく、バカみたいに目標を低く設定することです。
先ほどの目標であれば、次のように変更します。
- 腕立て伏せを毎日1回やる
- 英単語を毎日1語ずつ覚える
- 毎日10行文章を書く
これなら毎日続けられそうですよね。
しかし、目標が低いからと言ってバカにしてはいけません。
この低い目標に向かって行動すれば、運動や英語学習、ブログ運営など、やりたいことがすぐに習慣化できます。
デューク大学の研究によると、私たちの行動の約45%は習慣で決まっているそうです。
また、『習慣の力』にも書かれているように、やりたいことが習慣化できれば、モチベーションに関わらず行動できるようになります。
だからこそ、新しい習慣を身につけたいのであれば、今すぐ達成できそうな低い目標を立てて、脳に邪魔されずに行動していくべきなんですよね。
さらに、どれだけ低い目標でも、達成できたという実感は、自己肯定感を高めてくれます。
すると、「毎日頑張ろう」「もう少し頑張ってみよう」という意欲が湧き上がってきます。
もし、新しい挑戦に挫折しているようなら、目標をバカみたいに低く設定してみてはどうでしょうか。
今すぐ実践あるのみ
目標をバカみたいに低く設定すれば、あとは実践あるのみです。
『ストーリー思考で奇跡が起きる』の感想にも書きましたが、夢の実現に最も重要な要素は、「今すぐ行動すること」だからです。

つまり、今すぐ行動しないと損するわけですが、
このとき、目標が達成できたらカレンダーに「○」をつけるのがおすすめです。
私もやっていますが、「○」がつけたくて今すぐ行動したくなるんですよね。
ぜひ、お試しください。
まとめ
今回は『小さな習慣』を参考に、努力や根性よりも小さな習慣が成果につながる理由を紹介してきました。
新しい習慣を身につけたい方は、脳がやりたいくない信号を出す前に、低い目標に向かって行動してはみてはどうでしょうか。
そうすれば、いずれ高い目標も達成できるようになりますよ。
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