夢の実現に必要なのは「目標と計画」よりも「行動力とストーリー思考」!?

ライフハック

目標や計画を立てて行動しても上手くいかない…なんてことありませんか?

私はよくありますが、実はその原因は「目標や計画」の立て方にあります。

もっと言えば、「行動力とストーリー思考」が欠けているので、どれだけ目標や計画を立てても上手くいかないんですよね。

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今すぐ行動することが最短経路!?

夢に向かって行動するとき、ある程度環境が整ってから行動しようと思っていませんか?

しかし、アメリカのジャーナリストであるスラリー・プロトニック氏が、あるビジネススクールの学生1500人を対象に調査したところ、「今すぐ行動すること」が夢の実現に重要な要素であることがわかりました。

プロトニック氏は、「今すぐ夢を追いかけるか?それとも先に経済的な安定に役立つ職業を選ぶか?」という質問を学生にしたそうです。

すると、1500人のうち1245人もの学生が「経済的な安定を確保してから夢を追いかける」と答えましたが、このなかで大富豪になれたのはわずか1人でした。

一方で、「今すぐ夢を追いかける」と回答した255人のうち、実に100人もの学生が経済的な成功を収めていたのです。

この結果から、今すぐ夢の実現に向けて行動することが重要だとわかりますよね。

とはいえ、夢の実現に向けて目標を掲げ、計画を立てて行動しても、最初の一歩でつまづく人が多いのも事実です。

それは、「問題が起きる」ことを想定せずに計画を立てているからです。問題に直面したときに挫折を味わい、次の行動が起こせなくなるんですよね。

そこで、考え方を変えます。キーワードは『ストーリー思考』。

目標や計画よりも重要なストーリー思考とは?

ストーリー思考とは、わかりやすく言うと、映画や小説の主人公のように行動することです。

たとえば、

  • 夢を達成するために率先して行動する
  • 問題が起きるのはストーリーを面白くするためだと考える
  • 問題が起きても諦めずにまわりの協力を得ながら解決策を模索する

など、自分が物語の主人公になったつもりで行動を起こしていく思考法です。

具体的には、次の3つのステップを実践します。

1. 「テーマ」を決める

テーマとは登りたい山のことです。

漫画『ONE PIECE』の主人公・ルフィでいえば、「海賊王になる!」がそうです。

ではなぜ、テーマを決めることが大切なのでしょうか。

それは登りたい山を決めないと一歩も進むことができないからです。

ソフトバンクの孫正義会長も、テーマを決める重要性について、次のように語っています。

「登りたい山を決める。これで人生の半分が決まります。だけど、登りたい山を決めていない人、腹の底から決められていない人が、実は99%もいるのです。99%の人がしっかりと腹の底から自分の登るべき山を、自分の夢、自分の志を決めきれていません」

とはいえ、どうしてもテーマを決めきれない人もいるでしょう。

そんな人にオススメなのが、「〇〇からの脱却」というフレーズを使う方法です。

たとえば、

  • 英語が話せない自分からの脱却
  • 太っている自分からの脱却
  • つまらない仕事をしている自分からの脱却

など、現状の嫌な自分を克服して望ましい自分の姿をゴールに設定するのです。

もちろん、これは登りたい山そのものではありません。しかし、小さい山を登り続けていけば、いずれ大きな山に辿り着けます。

映画や小説の主人公たちのように、途中で目的地が変わっても挑戦し続けることが大切なんですね。

2. 「イベント」を起こす

テーマが決まったら次はイベントを起こします。

ここで言う「イベント」とは、次の三つの条件が重なる出来事です。

  1. テーマの達成に近づく出来事
  2. 強制力がある出来事
  3. 人が関係してくる出来事

たとえば、英語が話せるようになりたいのであれば、参考書を買うよりも、英会話教室の予約を取ることがイベントとしてふさわしいでしょう。

講師と約束することで(人が関係してくる出来事)、強制力が働き、たとえ乗り気でなくても行動しやすくなるからです。

さらに、自分の想像を超えるくらいのイベント、たとえば著名人に会いに行くのもひとつの方法です。

もちろん、門前払いされる可能性が高いですが、それでも行動を起こしたという事実が、次の展開につながります。

3. 「ストーリーボード」を書く

テーマを決め、イベントを起こしたら、その結果を「ストーリーボード」に記載しましょう。

日々の行動を振り返って、テーマ達成に近づいているのかどうかを確認するのです。

具体的には、株価チャートのようなものを作成します。

「英語が話せるようになる」がテーマなら、「英会話スクールに入会」で+2ポイント、「リスニングをサボった」で-1ポイント…というように、日々の行動をチャート化します。

このとき、上下させる幅は自分基準でOKです。

ただし、結果よりも行動を重視しましょう。たとえ失敗したとしても、行動する前より問題が増えたとしても、前に進もうと行動したことを+ポイントにするんですよね。

そうすれば、失敗や問題が起きても、諦めることなく行動しやすくなりますよ。

まとめ

今回は、夢の実現に必要なのは「目標と計画」よりも「行動力とストーリー思考」だと紹介してきました。

改めてストーリー思考について説明すると、目標や計画を立てるのではなく、「テーマ」を決めて、「イベント」を起こしながら行動していき、日々の行動を「ストーリーボード」に書いて見える化し、客観的に自分の行動を評価しようというものです。

私たちは失敗や問題に直面するとネガティブ思考に陥りがちですが、そうではなく行動し続けることが大切なんだと教えてくれる思考法なんですよね。

もし、目標や計画を立てても挫折する傾向がある方は、ぜひストーリー思考をお試しください。

私も引き続き夢の実現に向かって行動していきます。

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