お腹だけぽっこり出ていませんか?
私は35歳を過ぎたあたりから、お腹がぽっこり出るようになりました。とはいえ、運動する元気も時間もないので放っておいたのですが…。
実は、過度な運動や食事制限をしなくても、お腹だけなら凹ませることができます。簡単なことを毎日続けるだけでお腹は凹むんですよね。
お腹は「ぽっこりしやすい」部位だった!?
そもそも、お腹はぽっこりしやすい部位だということをご存知ですか?
私たち人類の歴史を紐解くと、その多くは飢餓との戦いでした。そのため、人は進化の過程で、あえて体に脂肪を蓄える機能を備えたと言われています。
脂肪を溜めてもいい、溜めやすい部位に蓄積することで、人類は生き残ることができたのです。
そして、脂肪を蓄えたその部位こそが「お腹」なんですよね。
もちろん、それだけではありません。
人類は二足歩行をするようになり、お腹を前にさらけ出すようになりましたが、胸郭でいうところの肋骨のようなプロテクターがありません。
大切な臓器が収まっているので、このままでは危険です。
そこで内臓を保護するクッションとして脂肪をつけたのです。
このように、お腹は脂肪を蓄えたり、内臓を保護するために、ぽっこりしやすいわけですが…。
では、どうすればお腹を凹ますことができるのでしょうか。
簡単にお腹を凹ませる方法
もちろん、腹筋をしたり、食事制限をすることも大切ですが、ここでは簡単にできる方法を紹介します。
それは「いつもお腹を凹ませておくこと」です。
お腹を凹ませて筋肉をつければ、余分な脂肪がなくても、お腹を守ることができるので、脂肪が燃焼していきます。
お腹の凹ませ方について、もう少し具体的に説明すると、
- 背筋を伸ばす
- 肩を後ろに引く
- お腹を凹ませる
この3つのステップを踏むと、姿勢よくお腹を凹ませることができます。
1.背筋を伸ばす
なんとなく背筋を伸ばすのではなく、「これ以上は伸びない」というところまで背筋を伸ばします。
目線を最大限まで高くするイメージでやってみましょう。
ただし、あごを出さないように気をつけること。
2.肩を後ろに引く
背筋が伸びたら、次は両方の肩を軽く後ろに引きます。
このとき、胸を大きく突き出したり、腰を反らせた姿勢にならないように気をつけること。
もし、肩が思うように後ろに下げられないようなら、腕を後ろで組んで背中に皺を寄せる動きを繰り返しましょう。
凝り固まっている筋肉をほぐせます。
3. お腹を凹ませる
最後に、お腹を凹ませます。
このとき、肩を上げたり、息を止めたり、背中が丸まったりしないように気を付けましょう。
あくまでも、背筋を伸ばし、肩を軽く引いた状態を維持します。
普段からこの状態をキープして歩けるように訓練すれば、普通に歩いているときに比べて、消費カロリーが20%程度アップします。
お腹が凹むだけでなく、ダイエット効果も期待できますよ。
最後に
今回紹介したように、私たちはどうしてもお腹から太ってしまいます。
そのため、普段からお腹を意識して鍛えていく必要があるのです。
もちろん、腹筋などの運動や食事制限も大切ですが、時間がない方は、まずはお腹を凹ませるクセをつけてみてはどうでしょうか。
そうすれば、ぽっこりお腹を凹ませることができますよ。
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