英語を勉強していますか?
私は少し前まで英語が苦手で、勉強するのも嫌でしたが、最近、あることをはじめて苦手意識が克服できました。
それだけでなく、これまで以上に聞き取れたり、話せるようになったんですよね。
その理由は…。
英語の上達に必要なのは「コツ」よりも「蓄積」
英語を勉強しようと思ったとき、「~だけ」「簡単~」という言葉に惑わされていませんか?
私は惑わされていました。ほんの少しの単語だけ覚えれば英語が話せるようになるとか、聞き流しているだけで英語が話せるようになるといったキーワードに惹きつけられていました。
しかし、こういった教材を買ってやり始めても、なかなか思うようにはいかないんですよね。
なぜなら、英語が上達するかどうかは、「コツ」ではなく「蓄積」で決まるからです。
私たちは英語を習い始めてから、膨大な時間を英語に捧げてきました。しかし、それでも英語が話せるようにはなれませんでした。
それは、テストで良い点数を取る「コツ」を学んできたからであって、英語そのものを「蓄積」してこなかったからです。
実際、授業の大半は、日本語で行われており、英語に触れている時間は10%程度。受験勉強でも、英文和訳が中心で英語が蓄積できません。
さらに、大人になってからも、「~だけ」「簡単~」という言葉に惑わされて、英語に触れる時間を増やせていないんですよね。
その結果、いつまで経っても英語が話せないのです。
そもそも、英語学習で必要なのは質よりも量です。
英語は家族の名前や誕生日、言葉の意味を覚えるように記憶しようとしても身につきません。
自転車の乗り方やスポーツ、楽器の演奏方法を覚えるのと同じように、繰り返し練習して身体で覚えるしかないのです。
ぜひ、英語そのものに触れる時間を増やし、身体に叩き込みましょう。
英語を勉強するよりも活用した方が上達できる
では、どれくらいの時間、英語に触れる必要があるのでしょうか。
もちろん、1週間に2時間程度、英会話教室に通うくらいではダメです。毎日、できる限り触れる必要があります。
とはいえ、英語ばかりに時間を割くことなんてできませんよね。何よりも飽きてしまいます。
そこでオススメなのが、英語を活用するという方法です。
英語そのものを勉強するのではなく、英語で情報を得る、趣味や仕事を英語に結びつけて勉強するなど、実生活で英語を活用する方法を考えるのです。
たとえば、新しい技術を習得するには論文を読む必要がありますが、このとき、あえて英語の論文に挑んでみます。
海外のテレビゲームで遊んだり、小説の原書を読むのもいいでしょう。
他の活動と英語を結びつけて、英語に触れる時間を増やすわけですね。
一般的に、英語が苦手な人は、文法でも、発音でも、単純に語彙が不足していると言われています。知らない単語は聞いても分かりませんし、話せません。
そこで、趣味や仕事の時間に英語を活用することで、語彙の獲得に費やす時間を劇的に増やすんですよね。
興味がある分野なので単語も覚えやすいはずです。
つまり、英語そのものを覚えようとせず、活用する方法を考えれば、苦手意識が克服できるだけでなく、一定時間を越えれば自然と話せるようになれます。
今すぐ英語に触れる時間を増やそう
というわけで、私も一ヶ月ほど前から英語に触れる時間を増やすようにしました。
とはいえ、いきなりあれこれ手を出すと、これまでのように英語が嫌になってしまう恐れがあるので、まずはキクタンで英単語を覚えるところから始めました。
単語の発音と、連語や文章のシャドーイングを1日30分ほど続けたんですよね。
その結果、これまでに比べて劇的に英語が聞き取れるようになりました。簡単な英語なら口からスムーズに出てきます。
毎日30分程度でも効果があったので驚きです。
また、そのおかげで英語に対する苦手意識も克服できました。これからは、徐々に趣味の時間も英語を活用するようにしていきたいと思います。
もし私と同じように英語が苦手だなと思っている方は、質よりも量が大切だという前提を忘れずに、簡単なところから始めてみてはどうでしょうか。
そうすれば、きっと英語を勉強するのが楽しくなり、自然と英語を活用して勉強したくなりますよ。
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