伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングシリーズ』【全3冊】の読む順番とおすすめをご紹介

エンタメまとめ

ハラハラ&ドキドキが楽しめるサスペンス小説はお好きですか?

私は大好きなので、伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングシリーズ』は楽しめました。

ハラハラ&ドキドキが楽しめるだけでなく、どれだけ危機迫る場面でも、ドタバタしながら楽しそうに困難を乗り越えていくギャングたちの姿に引き込まれ、ページをめくる手が止まらなくなったからです。

今回は、伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングシリーズ』【全3冊】の読む順番と、おすすめを紹介します。

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伊坂幸太郎さんの陽気なギャングシリーズ【全3冊】の読む順番をご紹介

では早速、伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングシリーズ』【全3冊】の読む順番を(=発売日順に)紹介します。おすすめ度も参考にしてください。

1. 陽気なギャングが地球を回す

おすすめ度:3.5

  • 個性的なギャングたちの魅力に引き込まれる
  • さまざまな出来事が驚きと共につながっていく
あらすじ
他人の嘘を見抜く特技をもつ成瀬は、口から出まかせばかり言っている響野と、スリが得意な久遠、正確な体内時計をもつ雪子たちと銀行強盗をしていました。ところが、ある日。いつものように銀行強盗に入り、大金を奪って逃げ出したところ、世間を賑わせている現金輸送車襲撃犯に襲われます。しかも、久遠が襲撃犯の一人から盗んだ財布を手がかりに、林達夫の家に侵入すると、なぜか殺されていました。それだけでなく…。

個性的な特技をもつ4人のギャングたちが、横取りされた大金を取り戻すために、現金輸送車襲撃犯を追いかける物語です。

とはいえ、襲撃犯を追いかけるだけでなく、その途中で殺人事件に巻き込まれたり、雪子の息子が悪い少年たちに拉致されたり、謎の拳銃男が乱入してきたりと、次々と新たな事件に巻き込まれ、しかもそれらが驚きと共につながっていく展開に、ページをめくる手が止まらなくなりました。

口から出まかせばかり言っている響野の演説も面白く、何度もクスッと笑ってしまいました。

2. 陽気なギャングの日常と襲撃

おすすめ度:4.0

  • ギャングたち個別の物語が、ある事件へとつながっていく展開が面白い
  • 悪党のギャングたちが人助けをする姿に引き込まれる
  • 困難に直面してもユーモアを忘れずに立ち向かっていくギャングたちが魅力的
あらすじ
嘘を見抜くことができる公務員の成瀬は、不審者にナイフを突きつけられているクレーマーの姿を目撃します。口から出まかせばかり言っている喫茶店のマスター・響野は、常連客から幻の女性について相談されました。正確な体内時計をもつ雪子は、同僚から不審な出来事が立て続けに起こっていると相談され、スリが得意な久遠は、夜の公園で不審者から殴られた男を介抱していました。これら4つの物語が驚きと共につながっていくサスペンス小説。

4人のギャングたちそれぞれの日常が、ある誘拐事件につながり、さらに大きな事件へと発展していくサスペンス小説です。

どれだけ危機迫る場面でも、ドタバタしながら楽しそうに困難を乗り越えていくギャングたちの姿に引き込まれ、読んでいて楽しい気分になれました。

また、響野のセリフが面白く、何度もクスッと笑ってしまいました。

3. 陽気なギャングは三つ数えろ

おすすめ度:4.0

  • ギャングたちを追い詰めていく週刊誌記者に怒りが湧く
  • 人の不幸でお金を稼ぐ週刊誌は読まないでおこうと思える
  • 想像を超える方法で大逆転する展開に驚きとスッキリ感が味わえる
あらすじ
今回も銀行強盗を成し遂げた4人のギャングたちでしたが、逃走するときに警備員から警棒を投げつけられ、久遠が左手を負傷します。この怪我が原因で、彼らは週刊誌記者の火尻に目をつけられ、不審な人物が接触してきました。嘘を見抜く成瀬には痴漢のでっち上げをする女性が、口から出まかせばかり言っている響野には詐欺の電話が、正確な体内時計をもつ雪子には当たり屋が仕掛けてきます。火尻がこうした嫌がらせをしてきたのは、ある理由があり…。

週刊誌記者の火尻に正体がバレたギャングたちが、脅され、借金の肩代わりをさせられて、追い詰められていく物語です。

ある事件の被害者を、まるで加害者のように思わせる記事を書き、自殺に追い込んだ過去がある火尻に怒りが湧きますが、今でも反省しないで、そうした記事を求める読者たちに問題があるかのように論じる姿に、怒りが止まらなくなりました。

そんな火尻を想像を超える方法で追い詰め、逆転していく展開に、驚きとスッキリ感が味わえました。

まとめ

今回は、伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングシリーズ』【全3冊】の読む順番と、おすすめを紹介しました。

ハラハラ&ドキドキが楽しめるだけでなく、ユーモアあふれるセリフに引き込まれる小説ばかりなので、未読のものがあれば、この機会にぜひ読んでください。

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