東野圭吾『ガリレオシリーズ』【全10作品】の読む順番とおすすめをご紹介

エンタメまとめ

ガリレオシリーズと聞くと、犯人が使った科学的なトリックを湯川教授(作品によっては助教授、准教授)が論理的に解き明かしていくミステリーのイメージがありますよね。

もちろん、初期の作品ではその傾向が強かったのですが、シリーズを重ねるにつれて、湯川教授の人間としての魅力に物語のフォーカスがあたるように変化してきています。

そのため、「意外性のある科学的なトリックを求める人」と「湯川教授の人間性に魅力を感じる人」とで、作品によって好き嫌いが大きく分かれるように思いますが、

どの作品も読み始めるとページをめくる手がとまらなくなるほどの魅力があるんですよね。

未読の作品があれば、この機会にぜひ読んでみてください。

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『ガリレオシリーズ』の発売順におすすめポイントをご紹介

それでは早速、『ガリレオシリーズ』の発売順におすすめポイントを紹介していきます。それぞれの作品には「おすすめ度(5段階評価)」も載せているので参考にしてください。

1. 探偵ガリレオ

おすすめ度:3.5

湯川助教授が不可思議な事件の謎を科学的に解き明かす「ガリレオシリーズ」第一弾。

  • 不可思議な事件を科学的に解き明かす面白さが味わえる
  • 偏屈だけど憎めない湯川助教授の魅力に惹きつけられる
  • 物理を勉強し直したくなるような斬新なトリックが楽しめる

突然少年の後頭部が燃え上がったり、精巧なデスマスクが池から見つかったり、心臓発作で亡くなったと思われる中年男性の右胸が壊死していたりと、不可思議な事件の謎を湯川助教授が科学的に解き明かしていくミステリーです。斬新なトリックにページをめくる手が止まらなくなります。

2. 予知夢

おすすめ度:3.5

湯川助教授がオカルトめいた事件を科学的に解き明かす「ガリレオシリーズ」第二弾。

  • オカルトにまつわる事件を科学的に解き明かすミステリーが楽しめる
  • 論理的に謎を解き明かしていく湯川助教授の魅力に惹きつけられる
  • どの短編もラストで驚きが味わえる

彼女が生まれる前から結婚を夢見ていた男や、離れた場所で殺害された彼女の姿を目撃した男、ポルターガイスト現象が起こる家など、オカルトにまつわる事件を湯川助教授が科学的に解き明かしていくミステリーです。ラストは想像を上回る展開に驚かされます。

3. 容疑者Xの献身

おすすめ度:5.0

自分さえ良ければいいと思っていませんか?

もちろん、誰にでもそういう部分はありますが、東野圭吾さんの小説『容疑者Xの献身』を読んで、他人の不幸の上に自分の幸せは絶対に築けないことがわかりました。

それだけでなく、相手を間違えると、どれだけ誠意を尽くしてもすべてが無駄になることがわかる物語なんですよね。

東野圭吾『容疑者Xの献身』は他人の不幸の上に幸せは築けないことがわかる物語
 自分さえ良ければいいと思っていませんか?  もちろん、誰にでもそういう部分はありますが、東野圭吾さんの小説『容疑者Xの献身』を読んで、他人の不幸の上に自分の幸せは絶対に築けないことがわかりました。  それだけでなく、相...

4. ガリレオの苦悩

おすすめ度:4.0

仕事でもプライベートでも趣味でも、何かアクションを起こすのは他人に促されてからになっていませんか?

もちろん、誰にでもそういうところはありますが、東野圭吾さんの小説『ガリレオの苦悩』を読んで、できるだけ自分から動き出そうと思いました。

本作から新たに加わった女性刑事・内海薫の行動が、強くそう思わせてくれたんですよね。

東野圭吾『ガリレオの苦悩』は他人頼みではなく自分から動き出そうと思える物語
 仕事でもプライベートでも趣味でも、何かアクションを起こすのは他人に促されてからになっていませんか?  もちろん、誰にでもそういうところはありますが、東野圭吾さんの小説『ガリレオの苦悩』を読んで、できるだけ自分から動き出そうと...

5. 聖女の救済

おすすめ度:4.0

女性を子供を産む道具として見ていませんか?

私は妻を子供を産む道具としてではなく、ひとりの人間として尊重していますが、東野圭吾さんの小説『聖女の救済』に登場するある男性は、妻を子供を産む道具として見ていました。

そんな男性に妻が鉄槌を下す物語なので、女性を子供を産む道具として見ている人にぜひ読んでほしい物語です。

東野圭吾『聖女の救済』は女性を子供を産む道具と考える男性に鉄槌が下される物語
 女性を子供を産む道具として見ていませんか?  私は妻を子供を産む道具としてではなく、ひとりの人間として尊重していますが、東野圭吾さんの小説『聖女の救済』に登場するある男性は、妻を子供を産む道具として見ていました。  そ...
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6. 真夏の方程式

おすすめ度:5.0

解決できない問題で悩むのは時間のムダだと思っていませんか?

私はそう思っていましたが、東野圭吾さんの小説『真夏の方程式』を読んで考えが変わりました。

たとえ解決できない問題だとしても、問題によっては人生をかけて悩み続けることに価値があることに気づけたんですよね。

湯川准教授の優しさに涙なしでは読めない物語です。

東野圭吾『真夏の方程式』感想/たとえ解決できなくても人生をかけて悩むことに価値がある!?
 解決できない問題で悩むのは時間のムダだと思っていませんか?  私はそう思っていましたが、東野圭吾さんの小説『真夏の方程式』を読んで考えが変わりました。  たとえ解決できない問題だとしても、問題によっては人生をかけて悩み...

7. 虚像の道化師

おすすめ度:4.0

謎を解いて犯人を追い詰めるミステリーはお好きですか?

私はもちろん大好きですが、東野圭吾さんの小説『虚像の道化師』の主人公は謎を解いて終わりではありませんでした。謎を解いた後に、関係者たちを励まそうとするんですよね。

ガリレオシリーズの7作目とあって、人間として成長した湯川准教授の優しさに胸が熱くなる物語です。

東野圭吾『虚像の道化師』感想/謎を解くことだけが探偵の仕事ではない
 謎を解いて犯人を追い詰めるミステリーはお好きですか?  私はもちろん大好きですが、東野圭吾さんの小説『虚像の道化師』の主人公は謎を解いて終わりではありませんでした。謎を解いた後に、関係者たちを励まそうとするんですよね。 ...

8. 禁断の魔術

おすすめ度:3.5

科学を何よりも重要なものだと思っていませんか?

私はエンジニアとして仕事をしているので、科学的な根拠がないことをあまり信じていませんが…。

言い換えると、科学的な根拠が何よりも重要だと考えていましたが、東野圭吾さんの小説『禁断の魔術』を読んで、科学よりも大切にすべきものがあることに気づきました。

言われてみれば当たり前のことなのですが、科学技術の世界にどっぷり浸かっていると忘れてしまいがちなんですよね。

東野圭吾『禁断の魔術』感想/科学よりも大切にすべきものがある!?
 科学を何よりも重要なものだと思っていませんか?  私はエンジニアとして仕事をしているので、科学的な根拠がないことをあまり信じていませんが…。  言い換えると、科学的な根拠が何よりも重要だと考えていましたが、東野圭吾さん...

9. 沈黙のパレード

おすすめ度:4.0

沈黙を貫いて無罪になった男を殺害した犯人に迫る「ガリレオシリーズ」第九弾。

  • 殺人犯が裁判を武器として使いこなす姿に恐怖を覚える
  • トリックが気になってページをめくる手が止まらなくなる
  • 湯川教授の優しさに心が動かされる

アメリカから帰ってきた湯川教授が、少女を殺したのに沈黙を貫いて無罪になった男を殺害した犯人に迫るミステリーです。殺人犯が裁判を武器として使いこなす姿に恐怖を覚え、その殺人犯を殺したトリックが気になってページをめくる手がとまらなくなります。

裁判は殺人犯を守るだけでなく彼らの武器にもなる/東野圭吾『沈黙のパレード』感想
裁判というシステムは公平だと思いますか? 私は基本的に公平だと思っていますが、東野圭吾さんの小説『沈黙のパレード』を読んで、裁判はときに無力であるだけでなく、殺人犯にとっての武器にもなることに気づき、衝撃を受けました。 6年ぶり...

10. 透明な螺旋

ついに湯川教授のプライベートが明かされる「ガリレオシリーズ」第十弾(最新作)。

  • 「過去と現在」2つの物語の関係が気になって一気読みしてしまう
  • 完璧なアリバイがあるのに行方を眩ます容疑者に惹きつけられる
  • 湯川教授のプライベートに心が揺さぶられる

同居人が銃で射殺された女性が、完璧なアリバイがあるにも関わらず行方を眩ませるミステリーです。「過去と現在」2つの物語が繋がっていき、たどり着いた湯川教授のプライベートにも、事件の真相にも心が痛む物語でしたが、ラストは湯川教授の決断に希望が見出せる感動の物語です。

「ガリレオの真実」に心が揺さぶられるミステリー/東野圭吾『透明な螺旋』感想
ガリレオシリーズはお好きですか? 私はどちらかと言えば、加賀恭一郎シリーズの方が人情味があって好きですが、 東野圭吾さんの小説『透明な螺旋』を読んで、これまでよりもガリレオシリーズが好きになりました。 科学的なトリックは使...

まとめ

今回はガリレオシリーズの発売順におすすめポイントを紹介してきました。

シリーズを重ねるごとに、人として成長してく湯川教授の魅力に惹きつけられるシリーズなので、気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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