失敗が成功を生み出すとは限らない!?脳を進化させる3つの法則

ライフハック

仕事や勉強、人間関係などで失敗したとき、あれこれ思い悩んでいませんか?

私も以前はあれこれ思い悩んでいましたが、今ではあまり気にならなくなりました。

なぜなら、失敗はトイレに行くのと同じくらい当たり前に起こる出来事だと気づいたからです。

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脳が進化するかどうかは失敗への対処法で決まる

私たちの脳内には、天文学的な神経回路が存在しています。

そして、必要なときに必要な回路にだけ電気信号を流すことで、考えたり、行動したりしています。

ところが、脳の使い方によっては、流れて欲しくない回路にまで電気信号が流れてしまうんですよね。

その一番の要因が失敗への対処法です。

先ほども紹介したように、失敗はトイレに行くのと同じくらい当たり前のように起こります。

それにも関わらず、失敗を失敗と思わなかったり、失敗したことを必要以上に思い悩んでいると、

失敗した回路に電気信号が流れ続けることになり、脳が学習できなくなるのです。

反対に、正しく失敗に対応すれば、脳は失敗に使われた関連回路に電気信号を流れにくくします。

その結果、成功につながる関連回路に電気信号が流れやすくなるので、成功体験が積みやすくなるんですよね。

このように、脳を進化させるには失敗への対処法がとても大切になるわけですが、

なかでも次の3つに気をつけて対応すれば、脳は進化し続けます。

  1. 「失敗」を他人のせいにしない
  2. 過去の「失敗」にくよくよしない
  3. 未来の「失敗」におどおどしない

それぞれ簡単に説明していきます。

1.「失敗」を他人のせいにしない

失敗したとき、他人のせいにしていませんか。

たとえば、

「私はちゃんとやったのに!」
「あの人が悪いんだ!」

などと他人のせいにしていると、脳は失敗を失敗だと認識しなくなり、回路を更新してくれません。

せっかく痛い思いをしたのに、もったいないですよね。

つまり、脳を進化させるには、自分の失敗と正しく向き合う必要があるのです。

また、たとえ他人の失敗でも、自分にも責任があると考えて改善策を考えるクセをつければ、

脳は失敗回路を遮断するだけでなく、成功への回路も強化してくれます。

2. 過去の「失敗」にくよくよしない

失敗を失敗と正しく認識しても、あれこれ思い悩んでいては、せっかく切り離そうとした失敗回路がつながってしまいます。

失敗を反省したら、すぐに次に向かって進むことが大切なんですよね。

また、「前に失敗したから、次はそうしないように行動しよう!」という考えも、

失敗回路を復活させるキッカケになるので要注意です。

そうではなく、「こうすれば成功できるはずだ!」と、成功につながる道に注目することが大切です。

そうすれば、脳は勝手に成功に向かって動き始めますよ。

3. 未来の「失敗」におどおどしない

未来のことをあれこれ心配していませんか。

もし、そうだとしたら、脳は起こってもいない失敗に向かって歩みはじめます。

失敗していないのに、失敗回路をつくりはじめるんですよね。

その結果として失敗する確率が高まり、もっと未来が不安になります。

まさに負の連鎖です。

当たり前のことですが、未来がどうなるかは誰にもわかりません。

あれこれ悩むのはやめて、今を楽しみましょう。

※以下のエントリでも悩む必要のないことで悩むのはやめようと紹介しています。

「悩まない人」は悩む必要のないことで悩まない
悩む必要のないことで悩んでいませんか?私も以前は目の前にある悩みは、すべて解決する必要があると思っていましたが、『悩まない技術』を読んで、多くの問題は悩む必要がないことに気づきました。リフレーミング思考で視野を広げれば、多くの悩みは解決して...

まとめ

今回は、脳を進化させるのに役立つ「失敗への対処法」を3つ紹介してきました。

脳は私たちの思考の積み重ねで未来の行動を決めています。

つまり、過去の思考が今の自分を生み出し、今の思考が未来の自分を生み出すのです。

それなら、望ましい未来につながる思考をしていきたいですよね。

そのためには、失敗を恐れずに、むしろ失敗を糧にして成功を生み出していく必要があります。

せっかくの失敗を無駄にしないように、今回紹介した3つの方法を駆使して、望ましい未来を切り開いていきましょう。

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