未成年者によるオンラインゲームへの高額課金が社会問題になっていますよね。
私の子供たちは、小学二年生と幼稚園児なので、まだ心配しなくても大丈夫ですが、今からお金の教育をしておかないと、後々大問題になるかもしれません。
そこで今回は、子供たちが高額課金をしなくてすむように、どのようなお金の教育をしておくべきか考えてみたいと思います。
親が高額課金をするように仕向けている!?
これは私の実感ですが、多くの親が子供にお金の教育をしていないように思います。それだけでなく、親が高額課金をするように仕向けているようにも感じます。
たとえば、少し前に流行った妖怪ウォッチの「妖怪メダル」もその一つですが、多くの親が子供の要望に応えて、あまり考えずに買い与えています。親自身が集めているケースもありました。
もちろん、メダルを集める行為自体が悪いわけではありませんが、欲しいからと言って買い与えていると、他のことでも「その感覚」で買うようになってしまいます。
その結果として、スマホゲームの高額課金につながっていくんですよね。
「コンビニくじ」や「マクドナルドのオマケ」、「ガチャポン」なども同じです。
これが大人になると、さらに多くの誘惑が待ち受けています。「AKB48選抜総選挙の投票権つきCD」や「競馬やパチンコ」、「キャバクラやホストクラブ」など、思わずお金をつぎ込みたくなるようなシステムが数多く存在していますよね。
このような誘惑に直面したとき、お金の教育が出来ていないと、必要以上にお金をつぎ込むことになりかねません。
だからこそ、お金の教育が必要になるわけですが、具体的には…。
一定のおこづかいを与え、お金を管理する力を育てよう
子供に一定のおこづかいを与え、お金を管理する力を育てることです。
私が子供の頃は、自分でお金の管理をするのが当たり前でした。「ビックリマン」や「カードダス」、「漫画やゲーム」が欲しいときは、お小遣いでやりくりしていました。
もっと言えば、私の親は私がお金を管理できるように仕向けていたように思います。具体的には、次の4つを意識して育てられました。
- おこづかいは必要な額の8割程度にする
- 足りない部分はアルバイトやお手伝いでやりくりさせる
- 欲しいモノだけでなく文房具などの必需品も自分で買わせる
- モノのメンテナンス費用(電池や修理費など)も払わせる
とはいえ、私の子供たちはまだ小さいので、お小遣いは渡していません。その代わりに、買い物に行ったときなど、一定の額を決めて一週間分のお菓子を選ばせたりしています。
そうすると、時間をかけて吟味しながら食べたいお菓子を選んだり、お菓子を食べるときも、一週間持つように考えたりと、自分でお金やモノを管理するようになりました。
つまり、お金を管理する一歩が踏み出せているように思うんですよね。だからこそ…。
出来るところからお金の教育を始めよう
出来るところからでもお金の教育を始めてみてはどうでしょうか。
確かに、私たちが子供の頃とは環境が大きく変わりました。ちょっとしたオモチャなら100円ショップやスーパー、フリマなどで簡単に手に入ります。
また、少子高齢化の影響もあり、おじいちゃん、おばあちゃんから高額のオモチャを買ってもらったり、また親自身がオモチャを買い集めたりと、これまで以上に多くのモノで溢れるのが当たり前になりました。
そんな時代だからこそ、親が積極的にお金やモノの大切さを教え、管理する習慣をつけさせる必要があると思うんですよね。
私たち親が簡単に出来るところからでも、お金の教育をはじめてみませんか?
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