「仕事ができる人」と「仕事できない人」の差は大きいと思っていませんか?
実は、この差はそれほど大きくありません。
仕事ができるといっても、「誰にも真似できない大きな仕事」を成し遂げている人は、ほとんどいないからです。
「多くの人が疎かにしている基本」をきっちりしている人が、仕事ができる人なんですよね。
そこで今回は、『他社から引き抜かれる人は「話し方」が違う!』を参考に、「仕事ができない人」が「できる人」との差を埋めるために今すぐやっておきたいことを紹介していきます。
『他社から引き抜かれる人は「話し方」が違う!』は、こんな人におすすめ
- 仕事ができる人になりたいと思っている人
- 話し方を変えて成果を出したいと思っている人
- 多くの人を巻き込んでいけるリーダーシップを発揮したい人
話し方を変えるだけで「仕事ができる人」になれる!?
たとえば、当たり前のことでも、それを人の10倍やれば、それだけで10人に1人の逸材になれます。
とはいえ、そう簡単には人の10倍も仕事ができるようにはなれませんよね。
そこで、話し方を変えるところから始めます。
話し方を変えれば、相手に与える印象が大きく変わるだけでなく、自分の行動まで変えることができるからです。
具体的には、次の4つを意識して話すことが「仕事ができる人」への第一歩です。
- できますと言い切る
- 自分の仕事についてイキイキと話す
- 雑談力をつける
- 生き方を決めるキーワードをもつ
それぞれ、簡単に説明していきます。
1. できますと言い切る
少年ジャンプを読んだことがある人なら、誰もが知っていると思いますが…。
漫画『ONE PIECE』の主人公・ルフィが「俺は海賊王になる!」と言ったように、

漫画『ブラック・クローバー』の主人公・アスタが、魔法が使えないのにも関わらず、「魔法帝になる!」と宣言したように、

「できます!」と言い切る覚悟を持つことが、仕事ができる人になる第一歩です。
たとえば、会社で新しい企画を提案したり、新規ビジネスを立ち上げる場合、「できます!」と言い切る人がいなければ始まりませんよね。
もちろん、どのような意思決定でも不確定要素はつきもなので、100%成功が保証されているわけではありません。
それでも、「できます!」と言い切れば、成功するために何をすべきか?と頭が動きはじめます。
それだけでなく、「できます!」と言い切る人が周りにいれば、その人の情熱が伝わってくるので、一緒に仕事がしたくなりますよね。
こうして、多くの人たちが協力してくれるようになると、成功確率は大幅に高まります。
もちろん、実現できないことがわかっているのに「できます!」と言い切るのは無責任ですが、
できる可能性があるのなら、思い切って一歩踏み出してみてはどうでしょうか。
2. 自分の仕事についてイキイキと話す
仕事ができる人は、自分の仕事についてイキイキと話しますよね。
たとえば、漫画『進撃の巨人』に出てくるハンジ・ゾエは、大好きな巨人について一晩中エレンに話しました。

実在する人物でも、さかなクンのように自分の仕事について延々と話し続けられる人は大勢います。
一方で、仕事ができない人ほど、外食やファッション、旅行やパートナー自慢など、他人から与えられる幸せについてイキイキと話します。
この違いは、どのような幸せを求めているのかという人生観の違いでもありますが、
他人から与えられる幸せを求めている限り、仕事ができる人にはなれません。
仕事も、幸せも、自分で生み出すものだからです。
つまり、「仕事ができる人」になるには、「何を与えてもらえるのか」ではなく、「何が与えられるのか」に意識を向けることです。
以下のエントリでも、受け取った以上に与えることが成功の秘訣だと紹介していますが、

仕事で好きなポイントを見つけて、自分に何ができるのかを考えて行動するクセをつけることが大切なんですね。
3. 雑談力をつける
ここでいう雑談力とは、相手の印象に残る話題を提供する力のことです。
たとえば、普通の話題を普通に話しても相手の印象に残りませんが、「トピックス+自分の考えや感想」をセットにして話せばどうでしょうか。
『ワイドナショー』に登場するお笑い芸人さんたちを見ていても、時事問題について自分の考えや感想をハッキリと述べられています。
もちろん、それぞれの意見については、賛否両論あると思いますが、このような意見を聞くと印象に残りますよね。
これは、どんな仕事でも同じです。自分の考えや感想を伝えたい相手に届けることは、コミュニケーションの基本中の基本です。
ぜひ、雑談から自分の意見を言うクセをつけて、相手の心に響く意見が言えるように訓練していきましょう。
そういえば、以前、齋藤孝さんの『雑談力』がベストセラーになっていましたね。
4. 生き方を決めるキーワードをもつ
私たちは高い理想をもっている人に心を動かされます。
先ほども紹介した『ONE PIECE』の主人公・ルフィや、
『ブラック・クローバー』の主人公・アスタを魅力的に思う人が大勢いるのも、彼らが高い理想を掲げているからです。
歴史上の人物で考えてもそうです。
織田信長が人気なのは、「旧勢力を一掃する」という高い理想を掲げて行動していく姿に心が動かされるからであり、
坂本竜馬が人気なのも、下級武士でありながらも、薩長同盟を成立させ、徳川慶喜を動かし、大政奉還という無血革命を実現したからです。
つまり、生き方を決める大きな理念を掲げて、それを貫いている人に惹きつけられるんですよね。
ここで生き方を決めるキーワードをいくつか紹介すると、
- 人のために生きる
- 弱いものいじめはしない
- やらずに後悔するくらいならやる
- 一生をかけて自分を高めていく
- 何があっても〇〇を成し遂げる
このようなキーワードを掲げて行動していけば、自分の行動指針になるだけでなく、他人の心まで動かせます。
こうした行動を継続できれば、多くの人を巻き込んでいけるリーダーシップが発揮できますよ。
まとめ
今回は、『他社から引き抜かれる人は「話し方」が違う!』を参考に、仕事ができる人になるための4つのポイントを紹介してきました。
話し方を変えれば行動が変わります。行動が変われば、結果が変わります。
だからこそ、まずは話し方から変えていきましょう。
より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。
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