誰が諦めるかァァー!!漫画『ブラッククローバー』のあらすじと感想を最新刊までネタバレありで紹介

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2015年から週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ブラッククローバー』。2017年にはアニメ化もされて注目を集めました。

ストーリーとしては、ジャンプで連載されているだけあって、「友情」「努力」「勝利」の要素が盛り込まれていますが、なかでも「努力」の要素が大きい物語です。

主人公・アスタのどんな状況になっても諦めない姿に、胸が熱くなる漫画なんですよね。

それだけでなく、泣いたり、笑ったりできる要素もあるので、ページをめくる手が止まらなくなります。

今回は、そんな魅力のある漫画『ブラッククローバー』のあらすじと感想を、24巻までネタバレありで紹介していきます。

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『ブラッククローバー1巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

物語の舞台は、魔法帝と呼ばれる魔道士が魔神を倒してから月日が流れたクローバー王国。

この王国で孤児として育ったアスタは、魔法がまったく使えないのに、魔法帝になることを夢みて身体を鍛えていました。

一方、アスタと同じ日に教会に捨てられていたユノは、誰もが認める才能の持ち主。教会の人たちからも魔法帝直属の魔法騎士団に入れると言われるほどの実力がありました。

そんな二人が15歳になり、魔導書の授与式に行くと、ユノは初代魔法帝が授かったという幸運の魔導書「四つ葉のクローバー」を授かりますが…。

一方のアスタは、魔導書がもらえず、「また来年」と言われるんですよね。

それにも関わらず、アスタはユノにライバルだと言い張りますが、ユノからは「…ありえねー…!」と言われました。

しかし、ユノがこのような発言をしたのは、ある理由があったからです。その理由とは…。

アスタとユノが、次の魔法帝になることを目指して競い合っていく物語の幕開けです。

何があっても魔法帝になる夢を諦めないアスタと、そんなアスタをライバルと認めるユノに胸が熱くなります。

『ブラッククローバー2巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

悪魔が棲むと言われている「五つ葉の魔導書」を手に入れ、最低最悪の魔法騎士団「黒の暴牛」に所属することになったアスタは、ヤミ団長から魔宮調査を命じられます。

しかし、その魔宮には「黒の暴牛」の他に、ユノが所属する魔法騎士団「金色の夜明け」と、隣国・ダイアモンド王国の「奈落のロータス」率いる魔道士たちがいました。

それにも関わらず、アスタの先輩・ラックは、ひとりで突っ走るんですよね。

残されたアスタと、アスタと同期で魔法がコントロールできないノエルは、ネロという謎の鳥を追いかけて、なんとかラックのもとにたどり着きますが…。

ラックは、奈落のロータスにやられそうになっていました。それでも一人で戦おうとするラックの姿を見たアスタは…。

ラックが抱えていた心の闇を「そんなの関係ねー」と言わんばかりに解決するアスタに胸が熱くなります。

『ブラッククローバー3巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

奈落のロータスをなんとか退けたアスタたちでしたが、彼らの前に実験によって生み出されたダイアモンド王国の魔道士・マルスが立ちはだかります。

マルスは、幼馴染の魔道士を殺すことを強要され、その幼馴染が得意としていた属性の魔法まで使えるようになっていました。

そのため、魔法を無効化するアスタを上回る攻撃を見せ、アスタを追い詰めるんですよね。

しかし、そんなアスタを死なせないと願ったユノに、四大属性の精霊「シルフ」の魔法が宿り、窮地から抜け出します。

こうして魔宮調査を終えたアスタたちは、現魔法帝であるユリウスに呼ばれて祝賀会に参加しますが、他の戦功者たちから下民だとバカにされました。

そこに、ゾンビを引き連れた敵が王都に攻め込んできたという報告が入り…。

下民だとバカにされても、食事をとりながら「まあもう慣れてるけど」というアスタがカッコよすぎです。

『ブラッククローバー4巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

王都に突然現れたゾンビを倒しに向かったアスタたちでしたが、どれだけ倒しても、次々と新しい敵を呼び出され、苦戦します。

そこに、祝賀会でアスタを庇ってくれた「紅蓮の獅子団」団長のフエゴレオンが助けに現れます。

フエゴレオンは、魔法がコントロールできないノエルにも、「恥ずべきは弱い者ではない…弱いままの者だ」と言って励ます優しい人物でした。

そんな彼は、圧倒的な強さで敵を倒していきますが、何者かに空間魔法で飛ばされ、片腕を失います。

それだけでなく、敵はアスタを拘束して連れ去りました。

アスタは無事に逃げ出せるのか!?

アスタに「この私ともライバルだな」と優しい言葉をかけたフエゴレオンが倒されるシーンが衝撃的です。

『ブラッククローバー5巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

アスタをさらっていったのは「白夜の魔眼」と名乗るクローバー王国を滅ぼそうとしている魔道士たちでした。

そんな彼らがアジトに引き返すと、魔法帝ユリウスが待ち構えており、一瞬で彼らを拘束し、アスタを助け出します。

しかし、魔法帝が彼らのアジトにあった謎の石板と宝石について問い詰めようとしたところ…。

「白夜の魔眼」のボスらしき人物が現れて、石板と仲間を一瞬で連れ去るんですよね。

ともあれ、無事にクローバー王国に帰ってきたアスタは、休みをもらい、「黒の暴牛」の先輩・フィンラルに連れられて合コンに行くことに。

ところが、そこで出会った女性がきっかけで…。

圧倒的に強い敵を前にしても、子供たちを守るために逃げ出さないアスタ。そんなアスタをみて、黒の暴牛の先輩・ゴーシュがつぶやいた一言がグッときます。

『ブラッククローバー6巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

妹をさらわれたゴーシュと協力して敵を倒したアスタたちでしたが、そこに「白夜の魔眼」の頭首・リヒトが現れます。

彼はユノと同じく「四つ葉の魔導書」を持っており、光の魔法でアスタを追い詰めました。

しかし、そこにヤミ団長が現れて、光vs闇の高レベルな魔法対決が始まるんですよね。

一方のアスタは、リヒトの部下であるヴァルトスと戦うことになりましたが、圧倒的なレベル差にまったく歯が立ちませんでした。

そんなアスタにヤミ団長は、「今ここで限界を超えろ。それしか道はねえ」と言い、相手の氣を読めとアドバイスします。

ところが、実際にやってみせると…。

「ヤミ団長何でここに…!?」と問いかけるアスタに、「ただの迷子です。ちょっと道教えろや」と答えたり、リヒトの寓話におもしろ寓話でアンサーするなど、ヤミ団長の魅力にハマります。

『ブラッククローバー7巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

リヒトとその部下である「三魔眼」をなんとか退けたアスタたちは、クローバー王国に帰還し、捕らえた「白夜の魔眼」の一員から情報を引き出そうとします。

アスタの反魔法のおかげで彼らは語り始めますが、その内容は魔法騎士団のボイゾット団長が裏切り者だということでした。

そこで、ボイゾット団長を捕らえて記憶を読み取ったところ、密輸や横領、暴行に加えて、白夜の魔眼たちのクローバー王国侵入を手助けしていたことがわかります。

しかし、裏切り者は彼だけでなく、他にもいました。三魔眼の一人が団長の誰かに化けていたのです。

そのことを感づいた魔法帝は、アスタたちに海底神殿に行って、彼らよりもりも早く魔石を確保して欲しいと依頼します。

そこで、アスタたちは海底神殿に行こうとしますが…。

魔法がコントロールできないノエルが、海底神殿に入るために、必死になって練習する姿がグッときます。

『ブラッククローバー8巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.5

海底神殿に乗り込んだアスタたちは、魔石を手に入れるために、神殿の神官魔道士たちとバトルロワイヤルをすることになりましたが…。

そこに三魔眼のひとり・ヴェットが乗り込んできます。

彼はヤミ団長以上の強さを誇り、神官魔道士や黒の暴牛の団員たちを次々と倒していきました。

しかし、アスタだけは諦めずに戦いを挑み続けるんですよね。

攻撃を受けて動けなくなっても、フィンラルに空間魔法で瞬間移動させてもらいながら、バネッサには糸で操ってもらいながら戦います。

これ以上の攻撃を受ければ命を失う状況になっても、アスタはバネッサたちを心の底から信じて戦い続けました。

そんなアスタの姿を見たバネッサたちは…。

「諦めないのがオレの唯一の武器だ!!そしてオレは願いを叶えるまで諦めねー!!」といって圧倒的な強さを誇るヴェットに立ち向かうアスタに胸が熱くなります。

『ブラッククローバー9巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

フィンラルとバネッサのサポートのおかげで、三魔眼のひとり・ヴェットを倒したアスタでしたが、ヴェットはすべてを道連れに自爆しようとします。

しかし、そこにヤミ団長が現れて、一撃で彼を撃破。ようやく海底神殿の魔石を手に入れることができました。

ところが、クローバー王国に戻ると、ダイアモンド王国「八旗将」の三人が攻め込んできます。

これを迎え撃つのは、ユノが所属する金色の夜明け団。彼らは圧倒的な強さをみせつけ、ダイアモンド王国の軍勢を退却させますが…。

ヤミ団長は、金色の夜明けの団長・ヴァンジャンスが、「白夜の魔眼」の頭首・リヒトではないかと疑うんですよね。

しかし、彼は仮面を外して自分の生い立ちを語り、リヒトではないと説明しました。

一方、アスタは、ヴェットとの戦いでやられた両腕を診察してもらったところ…。

古代の呪術魔法がかけられ、両腕が二度と元には戻らないと言われても、「誰が諦めるかァァー!!」と叫ぶアスタを応援したくなります。

『ブラッククローバー10巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

アスタの両腕を治す方法を探すために各地に飛んだ黒の暴牛の団員たち。なかでもバネッサは、二度と戻りたくない魔女の森へと向かいました。

魔女の森についたバネッサは、自分の自由と引き換えに、女王にアスタの両腕を治して欲しいとお願いしますが…。

そこにアスタたちがやってきて断ります。

このとき、魔女の森にダイアモンド王国の魔道士たちと、三魔眼のひとりが攻めてきたので、彼らを倒すという条件付きで女王はアスタの腕を治しました。

しかし、女王は、バネッサも、アスタが持っている反魔法の剣も奪うつもりでいたんですよね。

一方、攻めてきた三魔眼の女魔道士は、四大属性の精霊「サラマンダー」を宿し、圧倒的な力を見せつけますが…。

黒の暴牛の団員たちがアスタを救おうと必死になる姿に胸が熱くなります。

『ブラッククローバー11巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

攻めてきた三魔眼の女魔道士と戦っていたアスタに、ダイアモンド王国を裏切ったマルスが味方します。

マルスは、魔宮でアスタに助けてもらったことを忘れておらず、一緒に戦おうと言いますが…。

敵である女魔道士を見た瞬間に、自分が殺したはずの幼馴染・ファナだと気づくんですよね。

しかし、ファナはまったく記憶がなく、攻撃の手を緩めませんでしたが、マルスの命がけの行動で、記憶を取り戻します。

こうしてダイアモンド王国の魔道士たちと、白夜の魔眼を退けたアスタたちでしたが、女王がアスタを操る魔法をかけていたのでピンチに陥りました。

このピンチを救ったのは…。

悪魔の力まで使いこなそうとするアスタ。そんなアスタを女王は「ヤツの血族ではない欠陥品」と言いますが…。ヤツが誰なのか気になります。

『ブラッククローバー12巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

魔女の森の女王に魔石をもらったアスタは、魔石について尋ねたところ、エルフにしか使いこなせない魔力を高めるものだと教えられます。

しかも、三魔眼のひとり・ファナにかけられた禁術魔法は、人間に滅ぼされたエルフの末裔によるものではないかと言うのです。

それだけでなく、アスタが持っていた二つの剣は、エルフの長が使っていた魔法剣の成れの果てだと言うんですよね。

こうして「白夜の魔眼」の核心に少し迫ったアスタたちでしたが、クローバー王国に戻ると「星果祭」というお祭りに参加することになりました。

しかも、その祭りで王様が、魔法騎士団のなかで選抜隊を結成し、白夜の魔眼のアジトに乗り込むと言い出します。

アスタもユノも選抜戦に参加することになりましたが、なぜか「紅蓮の獅子王」の温泉合宿にも参加することになって…。

白夜の魔眼の正体が少し明かされ、アスタもブラックアスタという新しい魔法?が使えるようになるので続きが気になります。

『ブラッククローバー13巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.0

温泉合宿が終わり、ついに王撰騎士団ロイヤルナイツ選抜試験が始まります。

選抜試験はチーム対抗戦で、先に相手チームのクリスタルを破壊した方が勝ちというものでした。

アスタは、魔法帝をバカにするザクスと、アスタに恋心を抱くミモザと組みますが…。

なぜかザクスは試験が始まってすぐに眠ってしまうんですよね。

そこで、アスタはミモザと二人で戦うことになりますが…。

あからさまな嫌われキャラが登場しますが、これは今後の伏線かも!?

『ブラッククローバー14巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

ノエルは、これまで出来損ないとバカにされてきた兄を倒し、王撰騎士団ロイヤルナイツ選抜試験も二回戦に突入します。

二回戦が始まると、アスタは、ザクスが徹夜で用意しておいた罠をすべて破壊し、協力して戦おうと言い出しました。

ザクスも仕方なく応じますが、罠魔法が得意な彼は、魔法だけでなく、肉体労働でも罠をつくって、対戦相手であるミモザの兄を倒すんですよね。

それだけでなく、黒の暴牛のマグナ先輩も倒して勝ち進みます。

一方、次の試合では、フィンラル先輩が弟のランギルスと対戦しますが、ランギルスは兄を容赦なく殺そうとしました。

そこにアスタたちが止めに入りますが…。

どんなに相手も信じ抜き、どんなに腹が立つ相手にも優しさを見せるアスタが魅力的です。

『ブラッククローバー15巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

アスタはランギルスを倒しますが、クリスタルが壊されたので引き分けになりました。

事実上の決勝戦は、ユノが率いるチームと、「水色の幻鹿団」の団長・リルが率いるチームとの対戦です。

ユノは風の精霊シルフと同化した魔法を披露し、一方のリルも全力を出そうとしますが、なぜかリルが自爆して負けてしまうんですよね。

こうして選抜試験は終わりましたが、黒の暴牛からは、アスタとノエル、ラックが選ばれました。

さらに、ザックという偽りの名を使っていたゾラも選ばれます。しかも、彼は黒の暴牛の一員だと言うのです。

こうして選抜隊に選ばれたアスタたちは、白夜の魔眼のアジトに乗り込みますが…。

三魔眼のひとり・ライアを圧倒的な力で攻撃するメレオレオナ団長と、黒の魔牛の新たな仲間・ヘンリーに心が動かされます。

『ブラッククローバー16巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

ヘンリーたちは黒の暴牛のアジトにやってきた白夜の魔眼の魔道士たちを退けますが…。

ちょうどその頃。別の場所では、魔法帝ユリウスが、金色の夜明けの団長・ヴァンジャンスから、自分が白夜の魔眼の頭首・リヒトであると明かされていました。

ひとつの身体に二つの魂が入っていたのです。

リヒトはユリウスを倒して最後の魔石を手に入れようとしますが、魔法帝の圧倒的な強さの前に最後の手段に出ます。

クローバー王国の全国民を殺そうとして、ユリウスの隙をつき、とどめを刺すんですよね。

こうして全ての魔石を手に入れたリヒトは、仲間を見捨て、復活しようとしますが…。

自分が死ぬとわかっていても国民を助けようとする魔法帝がカッコよすぎです。

『ブラッククローバー17巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

魔石が揃ったことで、エルフの魂を人間に宿す転生魔法が完了し、多くの魔道士たちの体がエルフに乗っ取られました。

ユノにもエルフが転生しますが、アスタの「オレが魔法帝になる…!!」という言葉がきっかけで自分を取り戻します。

その後、ユノはアスタと協力してリヒトに立ち向かいますが…。

リヒトは浮遊魔宮に突き刺さっていた剣で、ユノの攻撃魔法を吸収してはね返すなど、圧倒的な力を見せつけるんですよね。

アスタたちは、彼の攻撃で吹き飛ばされてなんとか助かりますが、他のエルフたちもすべての人間を殺すために動き始めていました。

アスタたちが育ったハージ村も狙われます。

そこでアスタとユノは、シスターたちを助けにハージ村に向かいますが…。

これまで白夜の魔眼の頭首だったリヒトが偽物だったことが明かされるので驚きます。また、ユノが転生魔法を受けながらも、なぜ人間でいられるのか気になります。

『ブラッククローバー18巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.5

エルフに体を乗っ取られたラックが、マグナとバネッサたちを殺しにかかります。

黒の暴牛の団員たちはラックを助けようと必死になりますが、そこにアスタが現れてリヒトの剣を呼び寄せてエルフから解放しました。

実は、リヒトが浮遊魔宮で抜いた剣には、転生魔法を解く力があったのです。

そこで、アスタたち黒の暴牛は、もう一人の仲間・ゴーシュをエルフから解放するために、動き始めます。

一方、別の場所では、ヤミ団長がエルフに乗っ取られたシャーロットと戦っていました。

さらに別の場所では、「紅蓮の獅子王」元団長のフエゴレオンが、火の精霊「サラマンダー」の力を手に入れて復活します。

人間vsエルフの戦いの行方は!?

これまで敵だった魔道士たちを次々と味方に引き入れるアスタに惹きつけられます。

『ブラッククローバー19巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

エルフに乗っ取られたランギルスが王都に攻め込んできます。

ヤミ団長は、彼の兄であるフィンラルを連れて戦いに向かいますが、圧倒的な強さを誇るランギルスたちに歯が立ちませんでした。

そこにノエルたちもやってきますが、状況は悪くなる一方です。しかし、この状況を変えたのはノエルでした。

ノエルはこれまでバカにされてきた兄に認められ、そんな兄を助けようと新たな力を発揮します。

さらにフィンラルも…。

バカにされてきた兄や弟を助けようと必死になるノエルとフィンラルに胸が熱くなります。

『ブラッククローバー20巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

エルフたちは冥府への扉を開き、人間の魂をおくって、完全に体を奪おうとします。

そこに黒の暴牛の団員たちが止めに現れますが、エルフに乗っ取られた「珊瑚の孔雀」団長のドロシーによって夢の世界へと連れていかれました。

夢の世界では、ドロシーの思いがそのまま反映され、すべての攻撃が防がれますが、ラックの機転により、本物のドロシーを呼び出させて対決させます。

一方、現実世界では、ゴーシュとその妹を乗っ取ったエルフたちが、アスタたちを攻撃していました。

アスタはゴーシュを取り戻そうと必死に戦いますが…。

チャーミー先輩の正体がついに明かされますが…。その正体に驚くだけでなく笑えます。

『ブラッククローバー21巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

冥界への扉を閉めようと影の王宮にやってきたアスタたちは、それぞれの場所で敵を倒さないとリヒトのもとにたどり着けないことがわかります。

そこで、アスタはミモザと一緒にエルフに乗っ取られたリルと、ノエルはエルフに乗っ取られたファナと激戦を繰り広げます。

一方のユノは、彼を迎えにきたエルフを倒し、パトリたちがいる部屋にたどり着きますが、そこで驚きの事実が明かされます。

エルフが人間を恨んでいたのは、実は悪魔が仕組んだ罠だったのです。悪魔が復活できるように、パトリたちを利用していたんですよね。

さらに悪魔はパトリに「五つ葉の魔導書」を渡し、アスタたちを殺させようとしますが、そんなパトリさえもアスタは命がけで救います。

こうして人間とエルフが協力して悪魔と戦うことになりましたが、これまでアスタの側にいた謎の鳥・ネロが突然話し出して…。

「選ばれてなかろうが、望まれてなかろうが、許されてなかろうが、みっともなく最後まで踏ん張りやがれぇぇぇー!!!」と叫ぶアスタがカッコよすぎです。

『ブラッククローバー22巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

悪魔を倒すために復活した初代魔法帝とネロ。さらにリヒトも目覚めて悪魔に立ち向かいます。

それでも悪魔は圧倒的な強さを見せつけますが、リヒトがエルフの怒りを集めて木っ端微塵にしました。

しかし、それでも悪魔はすぐに復活します。

そこでアスタは自分に宿っている悪魔の力を引き出して、一方のユノはエルフと風の力を引き出して悪魔に渾身の一撃をくらわせます。

それでも倒れない悪魔にとどめを刺したのは…。

悪魔を倒したアスタたちに早くも次の試練が押し寄せます。アスタとネロが罪人として捕らえられる!?

『ブラッククローバー23巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

魔法会議に招集されたアスタとネロは、悪魔が起こした問題のすべての責任を取らされて有罪になります。

そこに黒の暴牛の団員たちが現れて、アスタを返せと迫り、さらに魔法帝の計らいで、アスタたち黒の暴牛は、国外での悪魔調査・探索の任を与えられました。

ノエルは少しでもアスタの力になろうと、母を殺した悪魔の話をドロシー団長に尋ねます。すると、母の仇である悪魔の名前が「メギキュラ」だと教えてもらいました。

一方、別の団員たちは、呪いの魔法が得意なゴードン家を訪れます。そこで、ハート王国に呪われている人物がいることがわかりました。

そこでアスタとノエルたちは、ハート王国に向かいますが…。

ハート王国の女王を巻き込んで「メギキュラ」に立ち向かう新たな物語の始まりです。

『ブラッククローバー24巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

スペード王国にいる悪魔を倒すために、ハート王国で半年間の修行をして強くなったアスタたち。

彼らは戦いを開始しますが、スペード王国には「漆黒の三極性」と呼ばれる悪魔の力を使う魔道士たちがいました。

しかも、彼らはゲームを面白くするために、アスタたちが強くなるのを待っていたと言います。

一方、アスタとユノが育った教会に、スペード王国の人間が現れ、ユノのことを「スペード王国の王子」だと言い出しました。

この話を聞いたユノは、「だとしてもオレはクローバー王国のユノだ」と言い、金色の夜明け本拠地に攻めてきた漆黒の三極性と対峙しますが…。

スペード王国の王子だとわかったユノが今後どうするのか、また金色の夜明け団が全滅するほどの圧倒的な強さを誇る敵にどう立ち向かうのか気になります。

最後に

今回は、漫画『ブラッククローバー』のあらすじと感想をネタバレありで紹介してきました。

もちろんこれからも、泣いたり、 笑ったり、頑張ろうと思えたりする物語が続いていくと思うので、気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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