子どもの学力は「読み聞かせ」で決まる!おすすめの絵本&本145冊

ライフハック

子どもの学力は「勉強時間」で決まると思っていませんか?

もちろん、勉強時間を増やせば成績は上がりますが、好きでもない知識を詰め込んでばかりいては、いずれ行き詰まります。

子どもが勉強の楽しさを知り、主体的に勉強するようになるには、まずは「読み聞かせ」をすることが何よりも大切なんですよね。

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子どもの学力を上げるには「読み聞かせ」が重要

算数の文章問題を解くにしても、理科や社会を学ぶにしても、自分の考えをまとめて発表するにしても、国語力が必要です。

そして、国語力をつけるには、「音読」や「読み聞かせ」が効果的です。

実際、中学二年生で漢字どころか、ひらがなもまともに書けない生徒が、『徒然草』の音読をくり返した結果、クラスでビリから2番目だった成績が、5段階評価の「3」まで上がったという事例もあります。

東大生の親に行ったあるアンケートでも、多くの親が幼い頃から子どもに「絵本の読み聞かせ」をしていたことがわかりました。

「今でしょ!?」でおなじみの林修先生もそのひとり。

林先生は、幼い頃に、祖父に紙芝居『みにくいアヒルの子』を買ってもらい、何度も読み聞かせてもらったそうです。

そうしているうちに、一字一句すべてを暗記し、自分でも読めるようになりました。

「この経験が自分を読書好きにし、小学校入学前に日本語力の基礎を定着させ、脳のスペックを大きくしてくれた」

と林先生は言われています。

その後、本好きになった林先生は、百科事典に興味を持ち、小学校に通うようになると歴史に関心を持つようになりました。

知らないことは本や辞書で調べ、「歴史新聞」を手書きするようになったそうです。

このように、読み聞かせには、勉強の世界に自然と入っていけるメリットがあります。

林先生のように好きな分野が見つかれば、遊び感覚で学力を高めることもできるでしょう。

だからこそ、無理やり勉強時間を増やすよりも、まずは「読み聞かせ」を通して、勉強の楽しさを実感させることが何よりも大切なんですよね。

いつでも本に触れられる環境を作ろう

とはいえ、そんなことを言われても、子どもが絵本や本に興味を持っていないし…と困ってしまう人もいるかもしれません。

そんなときは、子どもが興味をもっている分野の本(スポーツでも車でもお姫様でもなんでもOK)を読み聞かせましょう。

同じ本を繰り返し読み聞かせてもいいので、本を読む習慣がつけば、他の本にも興味が広がっていくからです。

全米の上位高校で成績上位者が多いユダヤ系の子どもたちの親も、「本をたくさんあげよう」「本でいっぱいの本棚を用意しよう」としています。

自然に読書の世界に入っていける環境をつくっているのです。

こうして、ある程度、本を読む習慣がつけば、物語本(文学)と知識本の両方を用意しましょう。

物語本は登場人物の姿を通して、他者を理解する機会となり、知識本は、学校の勉強に直結しているので、将来の得意科目を作るチャンスにもなるからです。

難関私立中学を目指すのであれば、「小6で新書が読める」を目標に、読み聞かせをするのもいいかもしれません。

おすすめの絵本&本145冊をご紹介

では、ここからは『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』でおすすめされていた絵本や本を年齢別(ジャンル別)に紹介していきます。

私の子どもたちも、これらの絵本や本を読み聞かせてきた結果、塾に通わずに、1学年先の勉強まで出来るようになりました。

ぜひ、絵本&本選びの参考にしてください。

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