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 2020年になるとセンター試験が廃止され、新たに「大学希望者学力評価テスト」が導入されるそうです。

 これによって大きく変わるのは、「偏差値」よりも「主体性」が評価されるところ。自分で課題を見つけ、その課題を解決する力が問われます。

 実際、文部省が「たたき台」として発表している国語の記述式問題を見てみると、「今後の公立図書館の在るべき姿について、あなたはどのように考えるか」という問いがあり、これに対して図書館が果たすべき役割を挙げ、その役割を実現するための企画と、その企画を実施した場合の効果を答えることになります。

 この問題には、いわゆる「正解」がありませんよね。自分のアタマで考え、説得力のある答えを導き出す力が必要です。普段から身の回りのことに疑問を持ち、主体的に考えるクセがないと答えることができません。

 では、どうすれば子どもの主体性を伸ばせるのでしょうか。本『将来賢くなる子は「遊び方」が違う』からその方法を3つだけ紹介します。

 1. 必要以上に手出し&口出しをしない

 子どもに対して必要以上に手出し&口出しをしていませんか。もし、そうだとしたら、子どもの主体性を奪っているかもしれません。私の息子の経験からも、これはよくわかります。

 私の息子は5歳になるまでとても消極的な子どもでした。お店でオモチャを選んでいても、他の子が割り込んでくるとすぐに譲ったり、すべり台の順番を抜かされても黙っていたり、言いたいことがあっても自分の意見が言えなかったり…。

 今では主体的に行動するようになりましたが、それは手出し&口出しする人とのつながりを一旦、断ち切ったからです。

 誰も悪気があってやっているわけではありません。むしろ息子のことを思って、してくれていたのでしょう。

 しかし、必要以上の手出し&口出しは、子どもにとってプラスにならないばかりか、マイナスです。

 実際、手出し&口出しする人が近くにいたときは、「好きにしていいよ」と息子に言っても、自分がどうしたいのかわからないようでした。

 そこで、時間をかけて自分の感情が出せるように仕向けていきました。具体的には、

・自分で選ばせる
・何かに夢中になっているときは見守る
・私たち大人が先回りして行動しない

 これを1年ほど続けた結果、息子は主体的に行動するように変わりました。6歳になった今では私に対しても自分の意見を堂々と主張してきます。

 大人はどうしても子どもをペットのように可愛がりがちです。しかし、そのやり方は子どものためになりません。子どもが主体的に行動できるようにサポートしていきたいですね。

 2. 子育て以外の何かに打ち込む

 親の好奇心や何かに打ち込んでいるエネルギーは子どもにも伝播するそうです。

 ある教育雑誌のアンケートによると、東大生の親の約6割が、家で何らかの勉強をしていたのだとか。

 私の子どもたちも、私や妻が読書をしたり、勉強したりしていると、同じように絵本を読んだり、勉強したりしています。

 子どもにばかり目を向けるのではなく、私たち親自身が何かに向かって努力することが大切なんですね。

 こちらのエントリでも紹介しています。

 3. ドリル中心の勉強法から興味を深堀りをする勉強法へ

 私たちが学校で学んできたのは、与えられた問題に対して早く正確な答えを導き出す方法でした。

 そして、それを身につけるには、ドリル学習が最適でしたが、これからは基礎学力に加えて、自分で課題を設定し、解決する力が問われます。

 そこで大切になるのが、子どもの頃から図鑑や地球儀を眺めたり、博物館や水族館に行ったり、自然と触れ合うなど、さまざまなことに興味をもち、深堀りするクセをつけること。

 「イルカってジャンプ力があるんだね」「なぜイルカは哺乳類なんだろう」「イルカは何から進化したのかな」など、子どもが興味を持つような問いかけをしたり、興味を持ったことを深堀するようにサポートすることが大切なんですね。

 そうしたクセがつけば、自ら課題を設定し、解決するようになっていきます。

 最後に

 今回は、本『将来賢くなる子は「遊び方」が違う』から、子どもの主体性を伸ばす子育て法を3つだけ紹介しました。

 より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

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