
宗教は自分には関係のないものだと思っていませんか? 私はそう思っていましたが、今村夏子さんの小説『星の子』を読んで少し考えが変わりました。なぜなら、宗教は私たちの生活に密接に関わっていることに気づいたからです。 あ … 続きを読む

自分の目を通して見たものや感じたことが全てだと思っていませんか? もちろん、誰にでもそういうところはありますが、それが行き過ぎると、今村夏子さんの小説『むらさきのスカートの女』の主人公のようになってしまいます。 あ … 続きを読む

他人と距離をとって生きていませんか? もちろん、人によって適切な距離はあるので、ある程度距離を置くことは悪くありませんが、自ら人と関わろうとせずに生きるのは勿体ないように思うんですよね。 瀬尾まいこさんの小説『傑作 … 続きを読む

他人にあわせて生きていませんか? 私も昔は他人にあわせて生きていましたが、そうすることがとてもシンドイことだと気づいたので、自分らしく生きるようになりました。 それから生きるのが楽になったんですよね。 『バレエな … 続きを読む

私たち人間の三大欲求は、「食欲」と「睡眠欲」、そして「性欲」だと言われています。しかし、この三大欲求を上回る「知識欲」を持っている人たちがいるんですよね。 三浦しをんさんの小説『愛なき世界』に登場する人たちもそのひと … 続きを読む

人とのつながりを大切にしていますか。 私は仕事や勉強、家事育児などで忙しくなると、どうしても自分の世界に閉じこもりがちですが、それでは元気がなくなる一方です。 むしろ、忙しい時や苦しい時ほど積極的に人と関わり、自分 … 続きを読む

私たちは誰かを愛しながら生きていますが、その愛はその人の今を見て生まれてきた感情なのでしょうか。 それとも、その人の過去を知っているからこそ生まれてきた感情なのでしょうか。 平野啓一郎さんの小説『ある男』を読んで、 … 続きを読む

今の生活を楽しんでいますか? 実は、私たちが苦しんだり、悩んだりするのは、今、目の前にある現実を受け入れられないときですが、残念ながら現実を愛せない人に幸せは訪れません。 そんな思いにさせてくれた小説が柚木麻子さん … 続きを読む

人との距離感を大切にしていますか? 私はどちらかというと、お節介焼きなので、どうしても人との距離感が近くなりすぎることがあります。それで嫌な思いもしてきたので…。 そんな性格を嫌っていたのですが、垣谷美雨さんの小説 … 続きを読む

自分さえ良ければいいと思っていませんか? 自分だけ幸せになれれば、他人は不幸になっても構わない…。そんなふうに考えて生きている人も多いでしょう。 しかし、百田尚樹さんの小説『フォルトゥナの瞳』を読めば少しは考えが変 … 続きを読む