「読点の打ち方」に迷ったときに知っておきたい3つの原則

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ブログで文章を書いていると、読点「、」の打ち方に頭を悩ませることがありますよね。

私も一時期ノイローゼになるくらい悩んだことがありますが、正解がないので悩みはじめると泥沼にハマってしまいます。

そこで今回は、読点の打ち方に迷ったときに知っておきたい3つの原則を紹介します。

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原則①:長い修飾語の境界に打つ

まず一つ目は、長い修飾語の境界に読点に打つというものです。

ここでいう「修飾語」とは、一般的に言われている形容詞や副詞のような修飾語ではありません。

動詞を含んだ中心的な部分(述部)を主役と考え、この述部につながる他のすべての文を「修飾語」と考えます。

たとえば、

彼女は、大雨の日ではあったが、弟といっしょにプールへ行った。

この例文の主役(述部)は、「プールへ行った」ですよね。

一方、この主役に状況説明を加える修飾語は、三つあります。

  • 彼女は(→プールへ行った。)
  • 大雨の日ではあったが(→プールへ行った。)
  • 弟といっしょに(→プールへ行った。)

これに「述部とその直後の修飾語の間には読点を打たない」という原則を考慮して読点を打てば、例文のようになります。

ただし、原則①は「長い修飾語の境界に読点を打つ」というものなので、この例文では読点をすべて省略してもかまいません。

もちろん、「修飾語が長い」の定義があるわけではないので、判断は書き手の主観にゆだねられます。

やはり、読点を打つタイミングは個人の裁量次第ということでしょうか。

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原則②:逆順のときに打つ

日本語の語順は、述部を最後に置くという以外は基本的に自由です。

しかし、それでも自然な語順というものがあります。それが「長い修飾語ほど前に置く」というものです。

この自然な語順が崩れている状態を「逆順」と言い、その場合でも読点を打つことで読みやすくできるんですよね。

たとえば、さきほどの例文は「逆順」になっていたので、出来るだけ自然に思える語順に並び替えます。

大雨の日ではあったが彼女は弟といっしょにプールへ行った。

こうすると読点を打たなくても読みやすくなりましたよね。

とはいえ、強調したい修飾語は最初に持ってきたくなります。

たとえば、「彼女は」を強調したい場合、

彼女は、大雨の日ではあったが弟といっしょにプールへ行った。

と強調したい修飾語を前に持ってきて、その直後に読点を打ちます。

これが「逆順」のときに読点を打つという原則です。

ただし、この原則でも「自然な語順」という曖昧さが残ります。

とはいえ、「長い修飾語ほど前に置く」は、文章を読みやすくするポイントなので、うまく活用していきたいですね。

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原則③:誤読防止のために打つ

「誤読防止のために読点を打つ」とは、脳が間違った「かたまり」に区切ってしまい、時間を浪費しないために読点を打つことです。

たとえば、

久美子もあわてて私が調査した資料を読んだ。

この文章は二つの解釈ができますよね。「あわてた」のが、久美子の場合と、私の場合です。

これを正しく伝えるために読点を打ちます。

解釈①(あわてたのは私):久美子も、あわてて私が調査した資料を読んだ。
解釈②(あわてたのは久美子):久美子もあわてて、私が調査した資料を読んだ。

このように読点をつけることで曖昧さをなくすことができるのですが…。

実は、語順を変えても曖昧さはなくせます。

解釈①:あわてて私が調査した資料を久美子も読んだ。
解釈②:私が調査した資料を久美子もあわてて読んだ。

こうすれば、読点を打つ必要がなくなるんですよね。

というわけで、誤読防止には、読点を打つよりも語順を変える方が適切なのかもしれません。

最後に

今回は、読点を打つ3つの原則を紹介してきましたが、どれも決定打にはなりませんでした。

この前のエントリでも紹介したように、名文と呼ばれる文章を繰り返し読んで、感覚として身に付けるのが近道なのかもしれませんね。

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とはいえ、今回紹介した方法も参考にはなるはずです。

「読点をどこに打てばいいのだろう?」と悩みすぎてノイローゼになる前に、ぜひ活用してください。

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