漫画『双亡亭壊すべし 7-12巻』感想/全人類を滅ぼすほどの恨みで作り上げた屋敷が双亡亭!?

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 人に恨みを抱いていますか?

 私は少しだけ恨みを抱いている人がいましたが、今では恨む必要がなくなりました。幸せな毎日を過ごしているからです。

 しかし、漫画『双亡亭壊すべし』に出てくるある人物は違いました。全人類を滅亡させるほどの恨みを抱いていたんですよね。




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 姉を愛していた画家の物語

 では、あらすじから。

 あらゆる攻撃が効かない屋敷・双亡亭に入った対超常現象のプロたちと画家の凧葉務が自画像に飲み込まれて何とか一命を取り止めたのが、6巻までのあらすじですが、

 7巻からは凧葉たちが謎の生物の弱点を突いて戦いを繰り広げていきます。彼らは窒素に弱かったのです。

 だからこそ、謎の生物たちは絵の中に人間を取り込んで憑依し、生き延びようとしていたのですが、彼らを上回るほどの恨みを抱いている人物がいました。

 それが坂巻泥努という名の画家です。彼は姉のことを誰よりもを愛しており、大切に思っていましたが…。

 泥努が幼い頃。姉がある画家のことを好きになり、東京に行って一緒に暮らそうとしましたが、両親に見つかり、無理やり別れさせられました。

 それから泥努の姉は生きる気力を失ったんですよね。泥努はそんな姉に…。

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 全人類を滅亡させたいほどの恨みが双亡亭を築き上げる

 自分の絵を描いた後に殺してくれとお願いされます。好きになった画家と暮らせないのなら、生きる意味がないというのです。

 泥努は姉の望みを叶えるために絵を描こうとしますが描けませんでした。

 しかし、殺してくれという望みは、姉が好きになった画家への恨みとして行動に移します。

 それから泥努は全人類を滅亡させるほどの恨みを抱くようになり、双亡亭を作り始めたのですが…。

 双亡亭の地下には驚くような水がありました。頭の中で想像した色に変化する奇跡のような絵具があったのです。

 実は、その水こそが人間に憑依していた謎の生物でした。泥努は彼らに取り込まれそうになりますが、逆に彼らの記憶を理解して支配するようになります。

 その後、泥努はこの生物たちを使って絵を描くようになりました。そのせいで、双亡亭にある絵に近づいた人間が彼らに取り込まれるようになったのです。

 つまり、双亡亭は泥努の恨みで出来上がった屋敷だったんですよね。

 そんな泥努に唯一対抗できるのは、45年間謎の生物たちと戦いを繰り広げてきた凧葉青一でしたが、青一は敵であっても人間の姿をしたものには攻撃できませんでした。

 そこで凧葉は、青一と対超常現象のプロたちと協力しながら泥努と謎の生物たちの殲滅を目指しますが、はじめて彼らを破壊する方法が見つかります。

 その方法とは…。

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 人を恨む負のエネルギーの恐ろしさに衝撃を受ける物語

 この続きは実際に本書を読んでもらうとして、漫画『双亡亭壊すべし』は、人を恨む負のエネルギーの恐ろしさに衝撃を受ける物語です。

 どれだけ幸せになるチャンスがあったとしても、恨みを抱いているとそれに気づかないばかりでなく、まわりにいる人たちも一緒に不幸にしてしまうほどのエネルギーがあるんですよね。

 もちろん、『双亡亭壊すべし』は、ホラー漫画としても、姉弟愛を描いた物語としても、何よりも大切なのは勇気だとわかる物語としても楽しめるので、気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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