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 AIやロボティクスの発展が凄まじいですよね。

 将棋やチェスといったゲームの世界だけでなく、介護や育児を補助する人型ロボット、あるいは自動走行する車など、多くの分野にAIやロボティクスが活用されようとしています。

 この流れは私たちの想像をはるかに超える勢いで成長していき、2030年になると今ある仕事の50%がなくなると言われているんですよね。

 もし、これが本当だとしたら、私たちは一体どうすればいいのでしょうか。

 AIとロボティクスの現在

 少し古い話ですが、IT系の調査・助言を行う企業「ガートナー」が、スマートマシンという名称で、AIやロボティクスが活躍する分野を大きく3つに分類しています。

  • Movers(移動する)
    車の運転を人間に代わって操作する「自動走行車」や、無人で空中を自律飛行することが可能な小型無人航空機「ドローン」など。
  • Sages(賢者)
    iPhoneなどのiOS向けの音声パーソナルアシスタント機能を持つ「Siri(シリ)」や、IBMが開発した質問応答システム「ワトソン」に代表される医療診断やユーザーからの問い合わせの対応を支援するアドバイザーなど。
  • Dores(行動する)
    人間に代わって、工場での組み立て作業や、警備、介護支援など、人の行動を支援するロボットなど。

 実際、自動運転は多くの車メーカーが実用化を目指して実証実験を進めており、iPhoneのSiriについてはすでに実用化されています。また、産総研などが中心となって「人間と同じ重労働が可能な人間型ロボット」の開発も進んでいます。

 他にも、プロ棋士に勝つ将棋ソフトや、東大に合格…とまではいきませんでしたが、MARCHや関関同立の一部の学部に合格できるAI搭載ロボットなども開発されています。

 これら人工知能(AI)の特徴は、これまでのコンピュータとは異なり、コンピュータ自身が学習することです。その技術のひとつが今流行りのディープラーニングです。

 では、これらAIやロボティクスの開発が進むと、未来はどのように変わるのでしょうか。

 AIとロボティクスが創る未来

 アメリカの発明家であるカーツワイル氏は、2045年には人間の脳内に血液細胞と同じサイズのコンピュータチップを埋め込み、クラウドとつなぐことで人間の思考が拡張できると予想しています。

 さらに、脳内のコンピュータチップを経由して、クラウドに人間の記憶や思考をバックアップできるようになると言っているんですよね。

 夢物語のように思える話ですが、実はグーグルが特許登録をして、実用化の準備を進めています。

 グーグルが取得した特許によると、様々な人たちの性格データをクラウド上に記憶しておき、そのデータをロボットにダウンロードすれば、芸能人や親族の性格が模擬できると書かれています。

 これが実現すれば恐ろしいことになりそうですよね。

 実際、「人工知能脅威論」を唱える経営者や科学者も多くいます。テスラモーターズのCEO、イーロン・マスクもそのひとりです。

 イーロン・マスクは、「人工知能は核兵器よりも危険である」とTiwtterでコメントするだけでなく、人類にとって安全で役立つAIの研究をする組織に1000万ドルの寄付をしています。

 このようにプラス面もマイナス面もありそうなAIとロボティクスですが、どちらにしても、私たちの仕事に大きな影響を与えるのは間違いありません。

 18世紀におきた第一次産業革命による「農民の失業」、20世紀初頭の工場の普及とベルトコンベアによる大量生産、および20世紀後半のコンピュータ導入による「工場労働者の失業」と同じように、AIとロボティクスが「第四の失業」を生み出すと懸念する専門家も多くいます。

 では、そんな未来を生き残るために私たちは何をしておくべきなのでしょうか。

 AIやロボティクスと共存できる未来を描こう

 それは、AIやロボティクスにできることは任せてしまい、私たち人間にしかできないことに時間をかけることです。

 2045年にはAIが全人類の知能を超える「シンギュラリティ」に達するという予測もあります。工場での機械作業や経理処理といったパターン化された仕事だけでなく、自動運転などのプログラム開発も、AIが生み出すことになるかもしれません。

 そんな時代を生き残るには、「自分の好きなこと」「得意なこと」に挑戦していくしかありませんよね。

 とにかく、「お金のため」や「地位や名誉のため」に働く意味が今後ますますなくなっていくように思います。だからこそ、嫌な仕事をするよりも、少しでも好きなことを仕事にできるように挑戦していきたいですね。

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