脳科学が教える子供のやる気を引き出す育て方

子育て

子供のやる気を引き出していますか?

私は出来るだけ子供のやる気を引き出すように育ててきたつもりですが、

『セルフドリブン・チャイルド』を読んで、もっと子供に任せるべきだったかなと反省しました。

子供のやる気を引き出すには、子供が自分の人生を自分でコントロールしているという感覚を持つことが大切なんですよね。

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自分の人生を自分でコントロールしている感覚が大切な理由

子供に宿題しなさいと言い続けると、子供のやる気は失せます。

しかし、多くの親は子供に勉強しなさい、宿題しなさいと言い続けますよね。

では、これを私たち親自身に置き換えてみると、どうでしょうか。

今日の仕事はどうだった?プロジェクトは好評だった?まじめに働くことがどれほど重要か、わかってる?簡単で楽しいことばかりじゃないのはわかるけど、昇進したら将来の選択肢が広がることを肝に銘じておかないと。つねにベストを尽くしているようには見えない。もう少し本腰を入れて働かないと。

こんな言葉を毎日浴びせられれば、仕事をする気が失せますよね。

だからこそ、子供に勉強を無理強いしても上手くいかないわけですが、

そこで私たち親がやるべきなのは、子供に自分の人生を自分でコントロールしている感覚を持たせることです。

脳科学では、コントロール感が乏しいと大きなストレスを感じることが判明している一方で、

自主性がモチベーションを高める鍵になること、さらに、体と精神の健康、学業の成功、幸福に寄与していることが明らかになっています。

つまり、『将来賢くなる子は「遊び方」がちがう』の感想にも書いたように、私たち親は子供の「偏差値」よりも「主体性」を育むべきなんですよね。

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親は監督ではなくコンサルタントになろう

では、どうすれば子供が自分の人生を自分でコントロールしているという感覚を持つことができるのでしょうか。

まずひとつ目は、親が上司や監督ではなく、コンサルタントになることです。

「それはきみが決めることだ」とくり返し伝えて、自分でコントロールするクセをつけるのです。

優秀なコンサルタントは、クライアントの問題点を洗い出し、どれが一番大切かを尋ねます。

そしてクライアントが望む目標のために何に集中し、何を犠牲にしたいのか問いかけます。

助言はしますが、変化は強要しません。

もちろん、子育ても同じです。

なぜなら、親が必死になって子供の問題を解決しようとすると、子供が弱くなるからです。

子供の成功に必要なエネルギーの95%を親が出せば、子供は5%しか出しません。

宿題やピアノの練習、スポーツをやらせることを親の仕事にしてしまうと、自分以外の誰かに責任があると感じてしまうからです。

つまり、『アドラー博士の子どもを勇気づける20の方法』の感想にも書いたように、子供の意思を尊重することが大切なんですよね。

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もちろん、野放しにするわけではなく、ゲームの時間に制限を設けたり、正しくないと感じることは率直に伝えるべきです。

とはいえ、子供がひどい目に遭うとわかっていても、アドバイスを聞かなければ、実際に酷い目にあって自分で気づくしかありません。

しかし、その失敗は一時的なものであり、そこから学べば何度でもやり直せることがわかれば、その失敗は貴重な体験になります。

人生は決して成功へと続く一本道があるわけではないのです。

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家を心から安全だと思える場所にする

子供が自分の人生を自分でコントロールしているという感覚を持つためにもう一つ大切なことは、

家を心から安全だと思える場所にすることです。

慢性的にストレスにさらされた子供の脳には、高度な機能や感情の反応を鈍らせるホルモンが日常的に溢れます。

記憶や論理的思考、注意力、判断力、感情の制御に関連する部分が弱くなり、やがては損なわれます。

その一方で、心理的安全性という言葉が最近話題になっているように、子供たちに不安がなければ、学力は劇的に向上します。

自信を吹き込んでくれた人が対面に座っている状態で模擬試験を受けた場合と、現実的な環境で受けた場合を比較した実験によると、

自信を吹き込んでくれた人が対面にいる場合の方が、習った内容が容易に思い浮かぶことが判明しています。

もちろん、勉強以外でも同じです。

家が安全だとわかれば、子供は健全な方法で家の外でも自分の可能性を追求する気持ちになり、

反対に安全でないと思うと、引きこもるか、危険な行為に近づいてしまいます。

だからこそ、『1兆ドルコーチ』にも書かれていたように、子供にとっても心理的安全性を担保することが大切なんですよね。

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親のプレッシャーに依存する関係ではなく、子供自身のやる気を育む関係へと変わっていきましょう。

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まとめ

今回は、『セルフドリブン・チャイルド』を参考に、子供のやる気を引き出すには、子供が自分の人生をコントロールしているという感覚を持つことが大切な理由と、その実現方法について紹介してきました。

子供にとって親はあくまでもサポーターです。

子供の意思を尊重して、コンサルタントとして、子供の自主性を育んでいきましょう。

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