叱るのは逆効果!?子供を叱り続けている人が知らない5つの原則

子育て

子供を叱ってばかりいませんか?

私は『フィンランド式叱らない子育て』を読んだので、頭では「叱ってはいけない」ことはわかっているのですが、

どうしても叱ってしまうんですよね。

叱らない子育てをしないと身につかない!?自分で考える子供に育つ5つのルール
子供を叱っていませんか。 「勉強しなさい!?」 「片づけなさい!?」 「さっさと行動しなさい!?」 などなど。 しかし、子供を叱るメリットはほとんどありません。むしろデメリットだらけです。 そこで、私たち...

しかし、怒ったり叱ったりしたところで、何も問題は解決しません。

むしろ、叱られるのに慣れてしまったり、自分で判断できなくなったりとデメリットだらけです。

そこで今回は、子供を叱り続けている人が知らない5つの原則について紹介していきます。

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原則①:親と子は価値観が違って当たり前

幼い子供は、親によく似ていますよね。顔だけでなく、表情やしぐさもよく似ています。

それは、家庭環境が子供の人格形成に大きな影響を与えているからです。

和田竜さんの小説『忍びの国』でも、育った環境の影響力に衝撃を受ける物語が描かれていましたが、

和田竜『忍びの国』は家庭環境の影響力に衝撃を受ける物語
家庭独自の習慣はありますか? 私は片付けを徹底するように育てられたので、子供たちがモノを散らかしているとイライラしてしまいますが…。 和田竜さんの小説『忍びの国』に登場する忍者たちは、想像を絶するような倫理観をしていました。 ...

家庭環境は、私たちの想像以上に大きな影響力をもっています。

ところが、これが勘違いの始まりです。

自分とよく似た子供が出来上がると、親は無意識のうちにある種の居心地の良さを感じるようになります。

知らず知らずのうちに、価値観が同じだと勘違いしてしまうんですね。

その結果、「子供は親が思ったとおりに行動すべきだ!」と考えるようになり、

親のイメージ通りに行動しないと、叱り続けることになります。

つまり、問題の原因は子供ではなく、「親の対応」にあるのです。

子供が勉強しない、片付けをしない、さっさと行動しないからと言って叱るのではなく、

まずは親子で価値観が違うことを認識しなければいけません。

具体的には、次の3つのステップを踏んで価値観を共有することが大切です。

  1. 価値観のギャップを認識する
  2. 子どもの価値観を理解する
  3. 親の価値観について話す

たとえば、部活ばかりして勉強しない子供に対して、

  1. 子供が勉強よりも部活を優先していることを認識する。
  2. 子供が部活のどういう点を大切にしているのかを理解する。子供の考えを受け入れる。
  3. その上で、部活にも勉強にも良いところがある、部活を続けるには勉強して進学する必要があることを伝える。

このように、叱ったり怒ったりする前に、まずは子供の価値観を認めましょう。

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原則②:強制されたことはやらない、やってもカタチだけ

パートナーに「明日の夕食はカレーライスを作るように!」と言っても、「はい!喜んで」とはなりませんよね。

それと同じように「勉強しなさい!」と子供に言っても、勉強するようにはなりません。

たとえ勉強するようになったとしても、親の目が届かなくなれば、すぐに遊ぶようになります。

それよりも、勉強が楽しくなる環境を整えた方が効果的です。

『仕事。』の感想にも書きましたが、人は誰でも環境が変わると、それに応じた行動を取るようになるからです。

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では、具体的に勉強しやすい環境とは何か考えてみると、

  1. 簡単に解ける問題まで遡る
  2. 簡単な問題を繰り返し解き、「できた!」という感覚を積み重ねていく
  3. この作業を繰り返しながらレベルを上げていく

もちろん勉強以外でも同じです。

「~しなさい」という前に、「出来た!」をひとつでも多く体験できる環境を整えましょう。

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原則③:誰にでも長所はある

大人もそうですが、短所を直そうとするよりも、長所を伸ばした方が成長できます。

『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』にも書かれていましたが、

努力しなくても得意なこと、人に求められることで勝負することが、成功への近道なんですよね。

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たとえば、アニメのキャラクターばかり描いている子供に対しては、

勉強させようとするよりも、絵を描く力を伸ばす方法を考えたほうが、結果として勉強に打ち込む可能性が高まります。

具体的には、

  1. まず勉強に干渉するのをやめる
  2. アニメ制作の現場やイベントに参加する機会を作る

そうすれば、学校の勉強もある程度必要だということがわかるので、これまでよりも勉強に興味を持つはずです。

それでも遊んでばかりいる子供に対しては、子供と一緒にルールを決めるのが効果的です。

たとえば、ゲームばかりしている子供には、

  1. ゲームの時間を1日1時間と決める
  2. ルールを破った場合は、3日間ゲーム禁止
  3. どんなに泣こうが喚こうがペナルティは実施する

そうすれば、「ルールは守らなければいけない」ということを身をもって学べます。

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原則④:子供は成長し続けている

反発する、口答えをする、言うことを聞かなくなる…といった子供の精神的変化についていけない親が多いそうです。

こういった親は、「あのときこうだった!」という過去の視点で子供をみるようになり、

昔と違うと感じると、不安になって以前の子供に戻そうとするそうですが…。

これでは子供の成長を妨げてしまいます。

まさに、『毒父家族』で描かれているような毒親でしかありません。

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子供が生意気になった、口答えをするようになったのは、成長の結果です。

喜ばしいことだと捉えましょう。

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原則⑤:基本は「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ

ここまで紹介してきたように、基本的には、叱ったり、怒ったりするべきではありません。

その代わりに、問題点を指摘する「諭す」を実践すべきです。

なぜなら、『数学ガールの秘密ノート 学ぶための対話』の感想にも書いたように、

失敗や間違いがあるからこそ理解が深まり、人は成長していくからです

失敗を怒ってばかりいると、失敗を恐れて行動しなくなります。

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子供に勉強を教えていますか? 私は大学生のときにアルバイトで家庭教師をしていたこともあり、自分の子供にも教えていますが、 教え方に問題があると、子供はすぐに勉強が嫌いになります。 問題が解けないからといって、怒った...

だからこそ、「叱る」「怒る」は、人の道に反したときや、今この瞬間に檄を飛ばさないと後悔すると思ったときだけにしましょう。

そうすれば、子供は伸び伸びと育ち、緊急時の「叱る」「怒る」の効果も絶大になりますよ。

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まとめ

今回は、子供を叱り続けている人が知らない5つの原則を紹介してきました。

もちろん、誰にでも叱りたくなるときはありますが、感情の赴くままに怒ったり、叱ったりしていては、子供の考える力は育ちません。

そもそも、今回紹介してきた5つの原則は、どれも子供の個性を伸ばす方法に他なりません。

私たち親にできることは、子供の個性が発揮できるようにサポートすることなんですよね。

私も叱ってしまうことはありますが、できるだけ叱らない子育てを実践しています。一緒に頑張っていきましょう。

おすすめ度:4.5

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