2020年に読んだ本をすべてご紹介!?おすすめの小説や漫画、ビジネス書も多数あります

エンタメまとめ

この記事では、2020年に読んだ本をすべて紹介していきます。

小説や漫画、ビジネス書などを含み、さらにジャンルもごちゃ混ぜにして紹介していきますが、

本屋さんや図書館で、思ってもいなかった本と出会う「あの感覚」を味わってもらえればと思います。

本選びの参考になれば嬉しいです。

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  1. 2020年に読んだ本をすべてご紹介
    1. 『望んでいるものが手に入らない本当の理由』
    2. 村山早紀『桜風堂ものがたり』
    3. 東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』
    4. 東野圭吾『悪意』
    5. 『意思決定力』
    6. 東野圭吾『祈りの幕が下りる時』
    7. 『悩み抜く力』
    8. 辻堂ゆめ『いなくなった私へ』
    9. 『サラリーマン金太郎』
    10. 『苦しかったときの話をしようか』
    11. 『いわかける! -Climbing Girls-』
    12. 『フィンランド式 叱らない子育て』
    13. 『大家さんと僕』
    14. 『悩まない! 技術 人生を変えるリフレーミング思考』
    15. 辻堂ゆめ『コーイチは、高く飛んだ』
    16. 湊かなえ『母性』
    17. 山本兼一『利休にたずねよ』
    18. 『進撃の巨人』
    19. 『正統派リーダーの教科書』
    20. 『がんばらない成長論』
    21. 湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』
    22. 湊かなえ『未来』
    23. 石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』
    24. 瀧羽麻子『女神のサラダ』
    25. 『人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた』
    26. 『スタンフォード式 最高の睡眠』
    27. 『「自分で考える力」が育つ 親子の対話術』
    28. 『あなたの脳のしつけ方』
    29. 絲山秋子『沖で待つ』
    30. 『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』
    31. 今村夏子『木になった亜沙』
    32. 垣谷美雨『子育てはもう卒業します』
    33. 『理科系の読書術』
    34. 『10倍速く書ける 超スピード文章術』
    35. 知念実希人『仮面病棟』
    36. 谷瑞恵『語らいサンドイッチ』
    37. 『残業の9割はいらない ヤフーが実践する幸せな働き方』
    38. 『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』
    39. 『トップの教養 ビジネスエリートが使いこなす「武器としての知力」』
    40. 今村夏子『こちらあみ子』
    41. 『Who You Are』
    42. 朝倉宏景『あめつちのうた』
    43. 林真理子『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』
    44. 『伝説の経営者100人の世界一短い成功哲学』
    45. 坂木司『和菓子のアン』
  2. まとめ

2020年に読んだ本をすべてご紹介

では早速、2020年に読んだ本を紹介していきます。それぞれのあらすじと感想はリンク先を参照してください。

2020年に読んだ本すべて…と書きましたが、現時点では10月以降に読んだ本の紹介となります。随時アップデートしていくので、定期的に確認してもらえると嬉しいです。

『望んでいるものが手に入らない本当の理由』

おすすめ度:4.5

ありのままの自分を否定していませんか?

しかし、ありのままの自分を受け入れるからこそ、変われたり、自信を持つことができるんですよね。その結果として、人生が上手くいくのです。

もちろん、損することもありますが、本書では、むしろ、どんどん損して欲しいものを手に入れていこうと提案しています。

常識とは全く逆の視点から描かれているので、ハッとすること間違いなしです。

私にはなかった「損して得する」という視点に大きな気づきが得られました。
「欲しいものが手に入らない!?」と嘆く前に知っておきたい3つのこと
欲しいものが手に入らない…。そんな悩みを抱えていませんか? お金、家、クルマ、人気、承認、役職、名誉、健康、愛情…などなど。 私も欲しいものは山ほどありますが、なかなか手に入りません。 しかし、「欲しいもの」が手に入らない...

村山早紀『桜風堂ものがたり』

おすすめ度:4.5

物語の主人公は、書店員の月原一整。彼は星野百貨店の六階にある銀河堂書店に勤めていましたが、あるトラウマを抱えていたので、同僚たちと距離をとって生きていました。

それでも、店長からは「思わぬ宝物を探してきて当てるのがうまい天才だ」と言われるほど、書店員としては評価されていました。

ところが、万引きを繰り返していた中学生を追いかけたことで、世間から批判されるようになります。その中学生が走って逃げ出し、車にはねられたからです。

彼は幸いにも無事でしたが、「車にはねられるまで追いかける必要はないだろう」とSNSで批判されるようになりました。

そこで一整は、自ら銀河堂書店を辞めることにしますが、ちょっとした奇跡が起こって…。

本が出版されるまでの「多くの人たちの想いや苦労」を知ることができるので、今まで以上に本を大切にしたくなる物語です。
村山早紀『桜風堂ものがたり』は本を大切にしたくなる物語
読書していますか? 私は読書が大好きで毎日のように本を読んでいますが、村山早紀さんの小説『桜風堂ものがたり』を読んで、これまで以上に本を大切にしたくなりました。 著者だけでなく、書店員さんや本に関わっている多くの人たちの思いを知...

東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』

おすすめ度:3.5

和泉園子は、佃潤一という売れない画家と出会い、付き合うようになりましたが、彼が園子の親友である弓馬佳代子と出会ったことで悲劇が起こります。

佃が園子を捨てて、佳代子と付き合うようになったからです。

園子は自分を裏切った彼らのことが許せず、ある行動に出ようとしますが、そのことがきっかけで殺されてしまいました。

さらに、この事実を知った兄の康正が、自分の手で犯人を捕まえ、殺そうと考えて偽装工作をしたことで、事件が複雑になります。

この難事件に立ち向かうことになった加賀恭一郎は…。

最後まで犯人の名前が明かされないので、推理する楽しみが味わえるミステリーです。
東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』感想/あなたは犯人を特定できますか?
ミステリーを読むとき、犯人やトリックを推理して読んでいますか? 私はミステリーが大好きなのでよく読んでいますが、あまり推理をせずに物語を追いかけてきました。 しかし、東野圭吾さんの小説『どちらかが彼女を殺した』では、推理せざるを...

東野圭吾『悪意』

おすすめ度:4.0

人気作家の日高邦彦が何者かによって殺害されます。

容疑者は、日高が描いた小説にクレームをつけてきた藤尾美代子か、日高の友人である売れない作家・野々口修に絞られましたが、

彼らにはアリバイがありました。

加賀恭一郎は、野々口修の手記からアリバイを崩し、野々口が犯人だと特定しますが、なぜか彼は動機を語りませんでした。

しかし、加賀恭一郎の推理によって動機が解き明かされていきますが、そこには野々口の大きな悪意が潜んでおり…。

二重、三重に用意された野々口の悪意に驚愕する物語です。
東野圭吾『悪意』は言葉で人は騙せても真相は隠しきれないことがわかる物語
何も行動を起こさないのに、調子の良いことばかり言っていませんか? 私は口にしたことは出来るだけ行動するようにしていますが、 知り合いのなかにも調子の良いことばかり言っている人たちがいます。 それだけでなく、自分を正当化する...

『意思決定力』

おすすめ度:3.5

意思決定力を身につければ、ビジネスの質とスピードが向上するだけでなく、

自分でコントロールできる感覚が味わえ、心地よい人生がおくれると紹介している本です。

専門知識を学ぶことも大切ですが、自分らしい一生をおくるには、意思決定力が何よりも大切だとわかります。

自分が望むキャリアに向かって、今すぐ一歩を踏み出したくなります。
人に振り回される人生から抜け出すには「意思決定力」が必須
自分で意思決定していますか? もし、まわりにいる人たちの意思決定に従ってばかりいるようなら、今後生きていくのが辛くなるかもしれません。 人間関係だけでなく、トヨタの社長が「終身雇用は難しい」と言われたように、日本の雇用形態も大き...

東野圭吾『祈りの幕が下りる時』

おすすめ度:5.0

加賀恭一郎の母・田島百合子は、彼が小さい頃に家を飛び出し、仙台で長年暮らしていましたが、働いていたスナックの客としてやってきた綿部俊一にしか心を開いていませんでした。

しかし、綿部は電力関係の仕事をしているためか、遠方に行ったっきり連絡が途絶えてしまいます。

一方、加賀の従弟で、刑事でもある松宮脩平は、明治座で講演中の芝居『異聞・曽根崎心中』の演出家である浅居博美を調べていました。

彼女の同級生である押谷道子が、彼女と出会った直後に殺されていたからです。さらに、彼女が発見されたアパートの近くでホームレスが殺されていることがわかります。

これら関係のなさそうな事件が、加賀恭一郎の推理でひとつに繋がっていくミステリーです。

子供の幸せを願う母と、自分の幸せしか考えない母の対比に胸が苦しくなる物語です。
東野圭吾『祈りの幕が下りる時』感想/家族とは何か、母親とは何か?
家族と上手くいっていますか? 私は過去にいろいろありましたが、今では楽しく過ごせています。 しかし、東野圭吾さんの小説『祈りの幕が下りる時』を読んで、 家族に他人の迷惑を顧みない自分勝手な人がいると、その人のせいで一生つら...

『悩み抜く力』

おすすめ度:4.5

人間関係や仕事、スポーツなどで壁にぶち当たるたびに、胸を痛めていませんか?

実は、そんな止めどない悩みに終止符を打つ方法があります。それは、悩みを放置せずに、悩み抜くことです。

どれだけ悩みから逃れようとしても、ムダだと言うことがわかり、悩みに向き合って挑戦していこうと思える本です。

悩みに負けずに、最高のパフォーマンスを引き出す方法が学べます。
悩みから逃げるのは逆効果!?今すぐ不安を解消する方法
今すぐ逃げ出したくなるような悩みを抱えていませんか? 私は転職をしたときに、そんな悩みを抱えていましたが、どれだけ逃げ出そうとしても、悩みがつきまとって離れませんでした。 ところが、あることに気づいてからは、楽になれたんですよね...

辻堂ゆめ『いなくなった私へ』

おすすめ度:4.5

物語の主人公は、超有名シンガーソングライターの上条梨乃。

彼女はある日、目が覚めると裏通りのゴミ捨て場に寝転がっていましたが、昨日の夜にマネージャーの車で家まで送ってもらった後の記憶がなく、なぜここにいるのかわかりませんでした。

とにかく、絡んできた酔っ払いたちを振り切り、急いで表通りに移動したところ、電光掲示板に「上条梨乃自殺」という文字が流れてくるのを目にします。

「どうして?」と思った彼女でしたが、街で歩いている何人かに声をかけても、誰からも上条梨乃だと認識してもらえませんでした。

そんななか、街中で出会った佐伯優斗という男子大学生だけが上条梨乃だと認識してくれます。しかし…。

誰からも認識されなくなっても、仲間たちと一緒に、新たな一歩を踏み出す主人公に感動できる物語です。
辻堂ゆめ『いなくなった私へ』は自分を認識してもらえない恐ろしさがわかるミステリー小説
誰からも「私」を認識してもらえなくなったらどうしますか? 私は妻や子供たちが大好きなので、生きる意味を見失ってしまいそうですが、 辻堂ゆめさんの小説『いなくなった私へ』の主人公は違いました。 誰からも認識されなくなっても、...

『サラリーマン金太郎』

おすすめ度:4.5

物語の主人公は、妻を亡くして、幼い息子・竜太と二人で暮らす金太郎。

彼は関東全域で活躍していた八州連合という1万人の暴走族を束ねていた元頭でしたが、ある出来事がきっかけでサラリーマンとして働くことになりました。

その出来事とは、一流企業・ヤマト建設の会長がお忍びで釣り旅行をしていたときに、海のど真ん中で船がエンストし、死ぬ覚悟をしていた彼を金太郎が助けに現れたというものでした。

助けてもらったお礼をしたいと言った会長に、金太郎が「俺をじいさんの会社に入れてくれ」と言ったので、特別に就職できることになったんですよね。

とはいえ、会長は金太郎がサラリーマンとして活躍できるとは、まったく思っておらず、「毎日、鉛筆だけを削らせておけ」と指示していました。ところが…。

金太郎の姿を通してサラリーマンでも自分らしく生きられるかも!?と思える物語です。
漫画『サラリーマン金太郎 1-5巻』感想/サラリーマン病にかかっていませんか?
サラリーマン病にかかっていませんか? 私はどちらかと言えば、会社でも個性を出していると思いますが、 組織の中で個性を埋没させ、集団という隠れ蓑に隠れ、個人の責任をなるべく取らなくてもいいように生きている人たちも多いように思います...

『苦しかったときの話をしようか』

おすすめ度:4.5

「何をしたいのかわからない」「今の会社にずっといていいのかわからない」と悩んでいる人に、

「悩んだ分だけ、もっと高く飛べる!?」と励まし、自分をマーケティングして望ましいキャリアを手に入れようと提案している本です。

自分の好きなことがわからない…という人にも、ぜひ読んでほしい一冊です。

仕事とは痺れるような興奮や達成感を味わえるエキサイティングなものだとわかります。
キャリアに迷った時に知っておきたい3つのこと
これからのキャリアについて考えていますか? 私は社会人になって、すでに2回転職していますが、未だにワクワクするようなキャリアを求めています。 実は、仕事とは痺れるような興奮や達成感を味わえるエキサイティングなものなんですよね。 ...

『いわかける! -Climbing Girls-』

おすすめ度:3.5

物語の主人公である高校生の笠原好は、中学時代に数々のパズルゲームでタイトルを総なめにする実力を持っていましたが、その代償として学生生活はボロボロ。志望校に全落ちしました。

そこで彼女は猛勉強して花宮女子高校に入学しますが、パズルゲーム以外に何の取り柄もない自分を変えたいと思い、クラブ活動を始めることにします。

もちろん、体力がないので運動部ではなく、文化系に入ろうと考えていましたが、たまたま目についたスポーツクライミングのウォールに触れたことで、体験させてもらうことになりました。

しかし、相手をしてくれた同級生の上原隼に「ここはお前のような細腕がいていい場所じゃない」と言われるんですよね。

こうしてスポーツクライミングはやめようと思った笠原でしたが、少し離れた場所からウォールを眺めてみたところと…。

私はスポーツクライミングについてまったく知識がなく、やったこともありませんでしたが、この漫画を読んで実際にやってみたくなりました。
漫画『いわかける! -Climbing Girls-』はスポーツクライミングを実際にやってみたくなる物語
スポーツクライミングはお好きですか? 私はスポーツクライミングについてまったく知識がなく、やったこともありませんでしたが、 漫画『いわかける! -Climbing Girls-』を読んで実際にやってみたくなりました。 「岩...

『フィンランド式 叱らない子育て』

おすすめ度:3.5

「勉強しなさい」「片づけなさい」「さっさと行動しなさい」などと叱っていませんか?

フィンランドでは、「叱る」代わりに「褒める」をつかって子供の考える力を伸ばしているそうです。

罰を与えなくても、子どもが自ら反省する方法も紹介されているので、今日から実践したくなる内容が盛りだくさんの一冊です。

子供を叱るのは簡単ですが、それよりも、私たち親が子供と一緒に考えるクセをつけることが大切だと教えてくれます。
叱らない子育てをしないと身につかない!?自分で考える子供に育つ5つのルール
子供を叱っていませんか。 「勉強しなさい!?」 「片づけなさい!?」 「さっさと行動しなさい!?」 などなど。 しかし、子供を叱るメリットはほとんどありません。むしろデメリットだらけです。 そこで、私たち...

『大家さんと僕』

おすすめ度:4.0

部屋の中でバイクを走らせたり、霊媒師がお札を貼りまくったりするロケをしたせいで、家を追い出された矢部太郎さん。

そこで、矢部さんは新たな借家を探しに不動産屋に行ったところ、86歳の大家さんと二世帯住宅で暮らす少し変わった物件を紹介されます。

矢部さんはこの物件に決め、早速大家さんに挨拶に行くと、「ごきげんよう」と上品な挨拶をする大家さんと出会いました。

こうして、独身の矢部太郎さんと、一人暮らしをしていた大家さんが出会い、二人の新たな暮らしが始まる…という物語です。

もうすぐ超高齢化社会が訪れる日本にとって、新たな家族の形としてありかなぁ…と思える物語です。
矢部太郎『大家さんと僕』は新しい家族の形を描いた漫画
家族と幸せに暮らしていますか? 私は妻と子供たちと幸せに暮らしていますが、 もし一人暮らしなどで寂しい思いをしているようなら、歳上の人たちとコミュニケーションをとるのもひとつの方法かもしれません。 そんな思いにさせてくれた...

『悩まない! 技術 人生を変えるリフレーミング思考』

おすすめ度:4.5

悩みの99%は克服できる!?

スティーブ・ジョブズも、なでしこジャパンも、徳川家康も、じつは知らず知らずに使っていたリフレーミング思考を活用すれば、悩みから解放されると紹介している本です。

「自分のやりたいことが見つからない」「頑張っているのに誰も認めてくれない」「同じ失敗を何度も繰り返してしまう」といった悩みを抱えている人に読んでほしい一冊です。

悩まなくてもいいことで悩んでいるかもしれない…と気づける本です。
「悩まない技術」があれば、悩む必要のない問題から解放される
悩みって本当に尽きないですよね。 自分のやりたいことが見つからない 頑張っているのに誰も認めてくれない 同じ失敗を何度も繰り返してしまう などなど。 もし、このような悩みを抱えているようなら、「前提」を疑ったほ...

辻堂ゆめ『コーイチは、高く飛んだ』

おすすめ度:4.0

物語の主人公は、高校生の結城幸市。彼は幼い頃から体操のコーチをしている両親に育てられ、オリンピック候補として世間の期待を受け止めながら体操に挑んでいました。

ところが、ある日。多くのマスコミが取材に来ている前で得意の鉄棒を披露したところ、プロテクターが突然切れて落下します。

幸いにも大きな怪我には至りませんでしたが、二週間前にも、つり輪が切れて落下する事故が起きていました。

だからこそ、両親は幸市のことを心配していたのですが…。大きな事故にあったのは、幸市ではなく、妹の似奈でした。

彼女は歩道橋の階段下で倒れていたところを発見され、頭部に怪我をして意思不明の重体になったと警察から連絡が来たのです。しかし…。

ラストに驚きの事実が明かされる叙述ミステリーです。
辻堂ゆめ『コーイチは、高く飛んだ』は小さな悪意が大きな事件を引き起こすミステリー小説
小さな悪意をもって生きていませんか? もちろん、私も小さな悪意をもつことはありますが、辻堂ゆめさんの小説『コーイチは、高く飛んだ』を読んで、 その悪意を実行すると、条件が重なれば、取り返しのつかない大きな事件につながることがわか...

湊かなえ『母性』

おすすめ度:3.5

物語の主人公であるルミ子は、当時通っていた絵画教室で知り合った田所哲史と結婚します。

彼女は田所に興味はありませんでしたが、母が彼の絵に興味を持ったのでデートをするようになり、母が結婚を認めたので、彼と結婚することにしました。

そんなルミ子に娘の清佳が生まれ、幸せな月日が流れていきましたが、清佳が小学校に入る少し前に台風が訪れ、ルミ子たちに悲劇が襲います。

川が氾濫し、町中が水浸しになっていたちょうどその頃、ルミ子の家では、大好きな母と娘の清佳がタンスの下敷きになっていたのです。

さらに家が火事になり、時間のない中でルミ子はどちらか一人しか助けられない状況に追い込まれました。このとき、ルミ子は…。

大人になり切れていない母親に育てられた子供が不幸になっていく姿に恐怖を感じる物語です。
湊かなえ『母性』感想/大人になり切れていない母親に育てられた子供は不幸になる?
大人になり切れていない親に育てられていませんか? 私はすでに親になっていますが、「大人になり切れているか?」と聞かれると、「うーん」と悩んでしまいます。 とはいえ、湊かなえさんの小説『母性』の主人公のように、子供よりも自分を優先...

山本兼一『利休にたずねよ』

おすすめ度:3.5

物語は茶道の頂点に立った千利休が豊臣秀吉から切腹を命じられ、ついにその日がやってきたところから始まります。

ところが、切腹当日の朝。利休は、京都の聚落亭にある一畳半の茶室で向かい合った妻の宗恩から、どうしようもない怒りがたぎっていると言われました。

なぜなら、自分という妻がいながらも、利休の心の中には、自分よりも好きな女性が存在しているからだと言うのです。

利休は、この話に驚き、否定しますが、思い当たるところがありました。

利休が想っていたその女性とは、19歳のときに彼が殺した美しい高麗の女性のことで…。

タイトルに込められた意味を考える面白さが味わえる物語です。
山本兼一『利休にたずねよ』はタイトルの謎を解く面白さが味わえる物語
小説のタイトルって面白いですよね。 私は伊坂幸太郎さんの小説が大好きで、『アヒルと鴨のコインロッカー』など、タイトルに込められた意味に何度も驚かされてきましたが、 山本兼一さんの小説『利休にたずねよ』は、タイトルに込めら...

『進撃の巨人』

おすすめ度:5.0

幼いエレンは、友人のアルミンに影響されて、外の世界を見たいと思うようになりましたが、外の世界には大勢の巨人がいるため、50mもある高い壁の中で暮していました。

そんな中、唯一、壁の外に出て巨人と戦う兵士たちがいました。調査兵団です。しかし、彼らは何の成果も挙げられずに、ただ悪戯に命を流し続けていました。

それでもエレンは調査兵団に入りたいと思っていましたが、突如、50mを超える超大型巨人が現れ、100年間人類を守り続けてきた第一の壁、ウォール・マリアが破壊されます。

そのせいで大勢の巨人が壁のなかに入り込み、エレンのお母さんも巨人の一人に喰われてしまいました。

こうしてエレンは、「巨人をこの世から駆逐する」ことを誓い、改めて調査兵団に入ることを目指しますが…。

次々と提示される謎と残酷な世界観にページをめくる手がとまらなくなる物語です。
漫画『進撃の巨人 1-5巻』感想/この世界はとても残酷だ!?
この世界はとても残酷ですよね。 とはいえ、私たちは、残酷な世界から目を背けて、幸せな面ばかりをみてしまいがちですが、 漫画『進撃の巨人』を読んで、この世界が残酷だという事実に改めて向き合うことができました。 この世界は残酷...

『正統派リーダーの教科書』

おすすめ度:4.5

松下幸之助さんの直弟子とも側近とも言われている著者が、数字やスキルを高めても本物のリーダーにはなれない理由を解き明かしている本です。

「正統派リーダー」になるための考え方や心構えについて説明されており、人を活かして結果を出す実践的な経営論が書かれています。

部下が思うように育たないと悩んでいる人にもおすすめの本です。

今の私はどれも十分に実践できていないため、耳がいたい話ばかりでしたが、心を入れ替えて実践していきたいと思います。
部下が育たないのは上司の責任!?リーダーに必要な3つの要件
部下が思うように育たないことを悩んでいませんか。 私はよく悩んでいます。 一緒に仕事をしている人たちが同じような失敗をしたり、無駄な仕事を繰り返しているからです。 しかし、その原因が上司である私にあるのだとしたら…。 ...

『がんばらない成長論』

おすすめ度:4.5

楽しているのに、さぼっているのに、良いことが起きる方法があります。

それは、「頑張らないこと」だと本書では紹介されています。

私たちは、合格点を高くしたり、他人に憧れたり、他人から気に入られようと嫌なことでも頑張ったりしがちですが、

実は、そうした頑張りを辞めた方が、人から好かれたり、成果が出たりするんですよね。

頑張り過ぎてしんどい…という方にお勧めの一冊です。

幸せとは「結果」ではなく、自分がやりたいこと、すなわち「プロセスそのもの」だということもわかります。
「自己否定」をやめれば幸せになれる!?頑張らずに成長する方法
仕事やプライベート、趣味など、何もかも上手くいかないのは「自分の頑張りが足りないからだ」と思っていませんか? 私はそう思っていましたが、実はそうではありません。『がんばらない成長論』を読んで考えが変わりました。 あまり頑張らなく...

湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』

おすすめ度:3.0

物語は、週刊誌のフリーライターである赤星雄治のもとに、化粧品会社で働く狩野里沙子から「美人で優しい先輩・三木典子が雑木林で殺害された」と電話がかかって来るところから始まります。

この事件に興味を持った赤星は、典子の同僚に取材をしたところ、彼女と同期入社の城野美姫が怪しいことがわかりました。

美姫はその名前ほど美しくもなく、美しい典子とよく比較されており、また、篠山係長を典子に奪い取られたので殺したのではないか、という証言が得られたからです。

そこで赤星は、美姫の大学時代の同級生や小学校時代の親友、両親や地元住民などに取材を重ねたところ、「美姫だったらやりかねない」という多くの証言を得ます。

こうして赤星は、彼らの主張を脚色して「城野美姫が犯人」と言わんばかりの記事を週刊誌に載せましたが…。

小さな悪意が、大きな悪意へと繋がっていく物語が楽しめます。
湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』は小さな悪意が大きな悪意を生み出すことがわかるミステリー小説
他人をあれこれ評価していませんか? 私もついつい評価してしまうことがありますが、 湊かなえさんの小説『白ゆき姫殺人事件』を読んで、悪意ある評価はしないでおこうと思いました。 こうした小さな悪意が、大きな悪意へと繋がっていく...

湊かなえ『未来』

おすすめ度:1.0

物語は、中学三年生の佐伯章子と須山亜里紗がドリームランドに向かう夜行バスに乗るところから始まります。

章子は亜里紗が眠ると、小学4年生のときに受け取った30歳になった未来の自分から送られてきた手紙を読み返しました。

この手紙には、章子の家族しか知らないことが書かれていたので、彼女は未来の自分から届いものだと確信していました。

また、この手紙には、大切なことは文章にした方が良いと書かれていたので、小学4年生の章子は、未来の自分に向かって手紙を書き始めました。

しかし、章子が手紙に書いていたのは、とてもツラい物語でした。その物語とは…。

昼ドラや火曜サスペンス劇場のようなドロドロとした物語が楽しめます。
湊かなえ『未来』感想/ドロドロした物語はお好きですか?
ドロドロした物語はお好きですか? 私は昼ドラや火曜サスペンス劇場のような物語が好きではないので、湊かなえさんの小説『未来』はあまり楽しめませんでした。 『告白』から10年。湊ワールドの集大成! と帯にも書かれていたので期待...

石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』

おすすめ度:4.0

物語の主人公は、高校を卒業して無職になった真島誠。

彼は特にやることがなかったので、仲間たちと池袋西口公園(ウエストゲートパーク)で時間を潰す毎日を過ごしていました。

ところが、連続女子高生絞殺未遂事件が起きたことで、事件に巻き込まれることになります。

仲間のひとりだったリカが、絞殺された姿でラブホテルで発見されたからです。

そこで誠は、リカのために出来ることはないかと考え、犯人探しを始めます。そうして見つかったのは、三十半ばの端正な顔をした男でしたが…。

『名探偵コナン』にダークな要素を取り入れて、軽快なタッチで描かれた雰囲気の物語が楽しめます。
石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』は軽快なタッチで予想を裏切るミステリー小説
名探偵コナンはお好きですか? 私は大好きで全巻読んでいますが、石田衣良さんの小説『池袋ウエストゲートパーク』は、 『名探偵コナン』にダークな要素を取り入れて、軽快なタッチで描かれた雰囲気の物語です。 そのため、読みはじめる...

瀧羽麻子『女神のサラダ』

おすすめ度:4.0

物語の主人公は、高樹農場で働くようになった沙帆。

彼女は東京で7年間、システムエンジンニアとして働いていましたが、徹夜が当たり前の仕事に体調を崩して辞めてしまいました。

ところが、どれだけ面接を受けても再就職先が見つかりません。そんなとき、ハローワーク先で紹介されたのが、高樹農場でした。

彼女は高樹農場に見学に行き、社長の温かい人柄に触れて、ここで働くことに決めましたが、母には転職したことを言えずにいました。

母が一流企業の孫会社で働くことを喜んでいたからです。そのことを知った社長は、沙帆にある言葉を伝えます。その言葉とは…。

農業を舞台に8つの温かい短編が描かれているので優しい気持ちになれます。
瀧羽麻子『女神のサラダ』は農業を舞台に描かれる人の優しさに心温まる物語
農業に興味はありますか? 私はエンジニアなので、新しい技術に興味があり、農業にはまったく関心がありませんでしたが、 瀧羽麻子さんの小説『女神のサラダ』を読んで、農業もやりがいのある仕事なんだと気づきました。 それだけでなく...

『人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた』

おすすめ度:4.5

10代から20代をミュージシャン、30代を塾の教室長&エリアマネージャーとして働き、40代になってから喫茶店経営を始められた著者が、

これまでの経験を組み合わせて、誰にも雇われずに、誰も雇わずに、ワンオペレーションというカタチで起業する方法を教えてくれる本です。

自分の持っている1万時間を3つ見つけ出し、掛け合わせて、唯一無二のコンセプトを生み出すことが、好きなことを仕事にするための第一歩だという視点が面白いビジネス書です。

私も3つの1万時間を見つけ出し、自分だけのコンセプトを生み出したくなりました。
「死ぬまで働く」を楽しむために今すぐ始めたい3つのステップ
今の仕事が死ぬまで続けられると思いますか? 残念ながら、私は会社勤めなので定年がありますが、 たとえ定年がなくても、好きでもない仕事を死ぬまで続けるのは辛いことだと思います。 しかし、実は、誰にも雇われずに、誰も雇わずに、...

『スタンフォード式 最高の睡眠』

おすすめ度:4.0

スタンフォード大学で長年、睡眠の研究を続ける著者が、

「寝ても疲れがとれない」「寝つきが悪い」「朝、起きられない」といった睡眠の悩みを解決する方法を紹介している本です。

睡眠不足が及ぼす悪影響についても紹介されているので、今すぐ生活スタイルを見直して、良質な睡眠をとりたくなりますよ。

私も生活スタイルを見直して睡眠不足が解消できるように実践中です。
睡眠不足は眠り始めの90分で解消できる!?スタンフォード式最高の睡眠
睡眠不足に悩まされていませんか? 私は以下のような症状が出ているので、明らかに睡眠不足です。 朝の目覚めが悪い どれだけ寝ても眠い 昼食後は眠たくて仕方がない とはいえ、現在の生活スタイルを変えるのは難しいんで...

『「自分で考える力」が育つ 親子の対話術』

おすすめ度:4.0

「なぜ〇〇してはダメなの?」「〇〇って何?」という子供の質問にすぐに答えていませんか?

本書では、質問に答える前に、「なんで?」「ほかの考え方もできる?」といった親の問いかけが、子供の答えのない問題を解く力を伸ばすキッカケになると紹介しています。

親が先回りして答えを言っていると、子供の考える力は鍛えられないんですよね。

私も子供たちが考える力を伸ばせるような質問をするように心がけています。
子供の考える力は学校任せではなく家庭学習で育てよう!?
子供の考える力を育てていますか? 私は子供たちに自分で考えるように促していますが、 学校では「自分で考える」ことよりも「誰かが決めた答えに従う」ことを教えられます。 そのため、子供の考える力は家庭学習で育てるしかないんです...

『あなたの脳のしつけ方』

おすすめ度:4.0

仕事や恋愛、人間関係などで上手くいかないのは、脳の使い方に問題があるからです。

脳は意外と単純にできているので、お決まりのパターンを実践すれば、思い通りにコントロールできると本書では紹介されています。

思い通りに脳をコントロールできれば、仕事や恋愛だけでなく、自分らしい人生を歩むことができますよね。

今すぐ知っておきたい内容が盛りだくさんです。

脳の力を最大限に発揮して、自分らしく生きていきたいと思える本です。
脳科学者が発見した「脳の力を引き出す」5つのヒント
脳の力を最大限に発揮していますか? 実は、私も含めて多くの人たちは、自分の脳にあった行動をしていないので、脳の力が発揮できていない可能性があります。 『運がいいと言われる人の脳科学』の感想にも書きましたが、 他人が考えた幸...

絲山秋子『沖で待つ』

おすすめ度:4.0

物語の主人公は、住宅設備機器メーカーに就職した私。

彼女は、共に福岡配属になった牧原太こと「太っちゃん」と一緒に飲みに行ったり、仕事をしたりと、楽しい日々を過ごしていました。

ところが、バブル崩壊とともに働き方が変わります。さらに、二人とも福岡から離れて、私は埼玉で、太っちゃんは東京で働くことになりました。

そうして、しばらく経ったある日。

久しぶりに再会した太っちゃんから、私はあるお願いをされます。そのお願いとは…。

これまで読んできた仕事をテーマにした物語とは一味違う視点で描かれていたので、最後まで楽しめました。
絲山秋子『沖で待つ』は一味違う視点が楽しめる仕事をテーマにした物語
仕事をテーマにした物語はお好きですか? 私は大好きなので、小説だけでなく漫画もよく読んでいますが、 絲山秋子さんの小説『沖で待つ』は、仕事をテーマにした他の物語とは一味違う面白さが味わえました。 これまで読んできたものとは...

『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』

おすすめ度:4.5

子供を叱っていませんか?

そもそも、なぜ叱るのでしょうか?叱った結果、どういう状態になることを期待しているのでしょうか?

もし、期待したとおりの結果が出ていなければ、叱る意味がありませんよね。

さらに、繰り返し叱っても効果がなく、状況が悪化しているようなら、叱るというアプローチが間違っているのでは?…と気づかせてくれる本です。

私も子供をよく叱っていますが、この本を思い出すたびに「叱らないでおこう」と反省しています。
叱るのは逆効果!?子供を叱り続けている人が知らない5つの原則
子供を叱ってばかりいませんか? 私は『フィンランド式叱らない子育て』を読んだので、頭では「叱ってはいけない」ことはわかっているのですが、 どうしても叱ってしまうんですよね。 しかし、怒ったり叱ったりしたところで、何...

今村夏子『木になった亜沙』

おすすめ度:4.0

物語の主人公は亜沙。彼女は幼稚園の頃に、一番仲良しだったるみちゃんに炒ったひまわりの種を食べさせてあげようとしましたが、「いらん!」と拒否されました。

ここから亜沙の「何をしても人に食べてもらえない人生」が始まります。

転校することになった友達にも、祖母にも、母にも、手作りクッキーを食べてもらえませんでした。それだけでなく、金魚に餌をあげても、給食当番でも食べてもらえません。

こうして誰からも手渡したものを食べてもらえなかった亜沙は、中学生になって不良になり、施設に入れられ、施設の仲間と行ったスキー場で頭を打って亡くなりました。

しかも、目を覚ますとなぜか杉の木に生まれ変わっていました。そんな亜沙が割り箸にされて…。

とても不思議な物語ですが、いろいろ考えるキッカケになる小説です。
今村夏子『木になった亜沙』は不思議な物語なのに最後まで惹きつけられる小説
不思議な物語はお好きですか? 私はどちらかといえば、読書に意味を求めているせいか、テーマがハッキリしている物語が好きなのですが、 今村夏子さんの小説『木になった亜沙』は、不思議な物語なのに最後まで楽しめました。 それだけで...

垣谷美雨『子育てはもう卒業します』

おすすめ度:4.5

教育費を捻出するために大嫌いな義理の両親と同居したのに、息子がまったく賢くならないことを悩んでいた淳子と、

自分と同じような苦労はしてほしくないと、高校二年生の娘に一生続けられる仕事について欲しいと願う明美、

結婚当初は優しくて今を生きる夫が自慢でしたが、娘が女優として活躍するようになると、生活のすべてを娘に頼り、漫画ばかり読んでいる夫に嫌気がさしてきた紫。

そんな3人の女性の青春時代から中年までを描いた物語が楽しめる小説です。

親になると、どうしても子供優先で生きてしまいがちですが、自分らしく生きるのもアリかなと思える物語です。
垣谷美雨『子育てはもう卒業します』感想/子育ての秘訣は親が自分らしく生きること
自分らしく生きていますか? 子育てを始めると、どうしても自分よりも子供が優先になってしまい、それが続くと子供に執着してしまいがちですが、 垣谷美雨さんの小説『子育てはもう卒業します』を読んで、親である私たちが自分らしく生きること...

『理科系の読書術』

おすすめ度:4.0

難関の受験を突破した京都大学の学生でも、本を読むのが苦手と言う人が多いそうです。

そこで、これまでの読書の常識を覆す講義…「最後まで読まなくていい」「難しいのは著者のせい」「アウトプットを優先し不要な本は読まない」など、

読書が苦手な人でも仕事や勉強を効率よく進めるためのヒントが紹介されている本です。

専門書が読めない…と悩んでいる方に、ぜひ読んでほしい一冊です。
自分にあった本を選んでいますか?専門書が読めない人のための読書術
仕事や勉強で専門書を読む必要に迫られたとき、すぐに挫折していませんか? 私はよく挫折していました。高いお金を出して専門書を買ったのに、本棚に並べておしまい…。これではダメですよね。 もし、私と同じように挫折している人は、「読む本...

『10倍速く書ける 超スピード文章術』

おすすめ度:4.0

ビジネスやブログ、SNSなどで、「わかりやすくて役に立つ文章」を書くことが求められるようになりました。

しかし、そこで求められるのは、表現力豊かな「うまい文章」とは別物です。

そこで、文章が苦手な人でも、書くことが好きでない人でも、実践できる、再現できる内容だけを紹介した一冊です。

伝わる文章が書けない!?と悩んでいる方に、ぜひ読んでほしい本です。
伝わる文章を10倍速で書き上げる方法
「文章を書こう!」と決意しても、いざ書き始めると、何を書けば良いのかわからない…ってことありませんか? 私はよくありました。それでもなんとか文章をひねり出して書きあげたこともありますが、出来上がった文章を読んで何度もガッカリしてきまし...

知念実希人『仮面病棟』

おすすめ度:4.5

物語の主人公は外科医の速水秀吾。

彼は、療養型病院である田所病院で、週に一度の当直バイトをしていましたが、先輩医師から当直を代わってくれと頼まれます。

速水は仕方なくそのバイトを引き受けますが、運の悪いことに、ピエロの仮面を被ったコンビニ強盗犯が押しかけてきました。

それだけでなく、その強盗犯は、人質として連れてきた女性の手術をしろと言い出します。

コンビニ強盗でヘマをして銃で撃ってしまったその女性を、殺人犯になりたくないので何があっても助けろと言うんですよね。それだけでなく…。

事前にある程度予想できる結末でしたが、それでも騙される楽しさが味わえました。
知念実希人『仮面病棟』はどんでん返しが楽しめる医療ミステリー
どんでん返しがあるミステリーはお好きですか? 私は驚かされるのが大好きなので、どんでん返しがあると聞くと、できるだけ読むようにしていますが、 知念実希人さんの小説『仮面病棟』は、事前にある程度予想できる結末でしたが、それでも騙さ...

谷瑞恵『語らいサンドイッチ』

おすすめ度:5.0

物語の主人公は、姉が立ち上げたサンドイッチ店「ピクニック・バスケット」で働くようになった清水蕗子(ふきこ)。

彼女は、働き始めた当初は心に余裕がなく、思い通りにならないことや、予定通りでないことを楽しめませんでしたが、半年経った今では、誰かの力になりたいとさえ思えるようになりました。

そんな蕗子が、今回「どうにかしたい!」と思った相手は、キュウリを丸齧りしていた女子高生です。

彼女は、中学生のときに同じ卓球部の三戸真哉からキュウリの美味しさを教えてもらい、ハマったのですが、久しぶりに再会した彼から「そのキュウリはニセモノだ」と言われます。

では、なぜ真哉は知花にそんな冷たい言葉を浴びせたかと言うと…。

恋に仕事に人間関係に、すべてに優しい気持ちになれる物語です。
谷瑞恵『語らいサンドイッチ』はトゲトゲしい気持ちがふわっと消えていく物語
トゲトゲしい気持ちで日々の生活を送っていませんか? 私は仕事やプライベートで忙しくなると、どうしてもトゲトゲしい気持ちが出てきますが、 谷瑞恵さんの小説『語らいサンドイッチ』を読んで、そんな気持ちがふわっとどこかへ消え去りました...

『残業の9割はいらない ヤフーが実践する幸せな働き方』

おすすめ度:4.0

働き方改革とは、残業代を削減するためのものではなく、「企業が勝つため」「社員が幸せになるため」を両立するためのものです。

つまり、社員ひとり一人が、成果を出して、モチベーションを維持し、効率よく働くためのものだと、ヤフー執行役員の著者が語られている本です。

人生100年時代を生き抜くために、新しい働き方を受け入れようと提案している一冊です。

コロナの影響もあって、働き方が大きく変わる今だからこそ読んでおきたい本です。
残業代に頼るのは危険!?成果主義時代の働き方
週休三日と聞いてどう思いますか? 少し前の私なら「仕事が減って嬉しい!」と思っていたかもしれませんが、 コロナによる景気悪化を経験した今では、不安を感じてしまいます。 とはいえ、コロナの影響が無くても、週休三日という流れが...

『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』

おすすめ度:4.0

ゴールドマン・サックス、マッキンゼー、ハーバードで学んだ著者が、

世界のエリートが圧倒的な成果を出すために実践している3つの基本を紹介している本です。

どれだけユニークな発想が浮んだとしても、基本が出来ていないと成果にはつながらないことがわかります。

仕事に慣れてくると、どうしても基本を疎かにしがちですが、世界のエリートたちを見習って基本に徹していこうと思える一冊です。
世界のエリートが圧倒的な成果を出すために実践している3つのこと
圧倒的な成果を出していますか? 私は、最近、仕事内容が変わったこともあり、圧倒的な成果が出せていませんが…。 というのは言い訳で、本質的な問題は、仕事内容が変わったことよりも、基本を疎かにしているからだと気づきました。 ど...

『トップの教養 ビジネスエリートが使いこなす「武器としての知力」』

おすすめ度:4.0

「自分の運命は自分で切り拓いていきたい!?」って思っていませんか?

他人の決めたルールに縛られるのではなく、自分らしく生きるために教養を身につけようと提案している本です。

そして教養とは、目の前にある知識を吸収することではなく、自分のアタマで考える力のことだと教えてくれる一冊です。

他人に従って生きる人生はラクですが面白くありません。自分らしい人生を歩んでいきたくなります。
自分の運命を切り拓きたいのなら「教養」を身につけよう
「自分の運命は自分で切り拓いていきたい!?」って思っていませんか。 私は、そう思っていますが、そのためには「教養」を身につける必要があることに気づきました。 教養とは、目の前にある知識を吸収することではなく、自分のアタマで考える...

今村夏子『こちらあみ子』

おすすめ度:4.5

物語の主人公は、前歯が三本ないあみ子。彼女は中学生のときに、大好きだった「のり君」から顔面を殴られて、前歯を失いました。

そんな彼女の小学生時代は…。あみ子には両親と兄がいましたが、彼女だけが少し変わっており、他の子供たちからいじめられていました。

授業中に歌をうたったり、落書きをしたり、ボクシングやはだしのゲン、インド人のマネをしたりしていたからです。

そのため、家の裏庭にあったクルマに、母の書道教室に通う子供が、「あみ子の馬鹿」と刻んだこともありました。しかも、母はあみ子に厳しく、習字を教えてくれませんでした。

そこで、あみ子は襖の隙間から母が習字を教えている姿を覗き込むようになりましたが、そんな彼女が熱心に興味を持つ人物が現れます。しかし…。

人は誰しも「攻撃的な一面」と「攻撃される変わった一面」を持っていることに気づけるので、他人に優しくありたいと思える物語です。
今村夏子『こちらあみ子』は誰もがいじめる側にもいじめられる側にもなりうることに気づける物語
少し変わった人を見たとき、バカにしていませんか? 私もついつい心の中でバカにしてしまうことがありますが、 今村夏子さんの小説『こちらあみ子』を読んで、いつバカにされる側になってもおかしくないことに気づきました。 誰もが攻撃...

『Who You Are』

おすすめ度:4.5

偉大な文化があっても、偉大なチームがつくれるわけではありません。プロダクトがダメなら、文化が優れていても企業は失敗します。

それでも文化を気にすべきなのは、人間の記憶に残るのは会社の業績でもなく、時にはプロダクトでもなく、会社の気風や気質だからです。

それだけでなく、会社や家族の文化が、部下や子供たちの行動にどれほど大きな影響を与えているのかを教えてくれる本です。

アップルやAmazon、ウーバーなどの有名企業の文化を理解することで、自分の行動を見直したくなる一冊です。
「部下の行動」も「子供の行動」も文化で決まる
会社や家族の文化を大切にしていますか? 「文化なんて考えたことがないよ」と思われる方も多いかもしれませんが、 私たちの日々の行動の積み重ねが文化となり、部下や子供たちに大きな影響を与えています。 「徳とは信条ではなく行動に...

朝倉宏景『あめつちのうた』

おすすめ度:4.0

物語の主人公は、雨宮大地。彼は、高校を卒業して阪神園芸株式会社に入社し、希望していた甲子園球場のグラウンドを整備する仕事・グラウンドキーパーとして働くことになりました。

とはいえ、グラウンドキーパーは、その見た目ほど簡単な仕事ではありません。トンボかけひとつとっても、一人前になるには3年以上の経験が必要と言われるほど、奥の深い仕事でした。

しかも、雨宮は顔はそこそこよかったのですが、子供の頃に「残念君」と呼ばれていたほど、運動神経がまったくなかったため、一年上の先輩である長谷に、ことごとく叱責されます。

「お前がいると、プラスやなくて、マイナスになるねん。早くやめてくれへんかなぁ。最近の若いヤツは…、って俺までひとくくりで言われるの、めっちゃ迷惑やねん」

なんて、何度も怒鳴りつけられていたんですよね。そんな長谷の言葉に心身ともに疲弊していた雨宮でしたが、実は…。

挫折を味わった人たちが再起する姿に感動できる物語です。
朝倉宏景『あめつちのうた』は挫折を味わった人たちが再起する姿に感動できる物語
挫折を味わったことはありますか? 私は幼い頃に貧乏だったので、何度も挫折を味わってきましたが、 朝倉宏景さんの小説『あめつちのうた』を読んで、挫折していた自分も含めて好きになれそうな気がしてきました。 これまでの世界に踏ん...

林真理子『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』

おすすめ度:4.5

物語の主人公は、52歳の中島ハルコ。彼女は、初対面の人に対しても厚かましく、ケチで口が悪いのに、なぜか多くの人たちから悩みを相談されていました。

フードライターをしている菊池いずみもそのひとり。彼女は、6つの雑誌に連載をもつ売れっ子でしたが、ある悩みを抱えていました。

38歳になっても不倫相手と別れられず、将来に不安を抱えていたのです。そんないずみの話を聞いたハルコは、

「その男のことはどうでもいいけど、貸した三百万円は惜しいね」

と言います。なぜなら…。

最高のオバハンが様々な悩みを面白おかしく吹き飛ばしてくれる物語にハマります。
林真理子『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』は様々な悩みを面白おかしく吹き飛ばしてくれる物語
何かに悩んでいませんか? 私はいつも何らかの悩みを抱えていますが、林真理子さんの小説『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』を読んで、いくつかの悩みが吹き飛びました。 主人公のオバサンの圧倒的なパワーに元気づけられたんですよね...

『伝説の経営者100人の世界一短い成功哲学』

おすすめ度:4.5

田原総一朗さんが50年にわたりインタビューしてきた著名人たちの名言を集めた一冊です。

孫正義さん、松下幸之助さん、堀江貴文さん、三木谷浩史さん、盛田昭夫さん、前澤友作さん、稲盛和夫さん…といった経営者たちの名言に触れれば、必ず心が動かされます。

コロナ禍でも前を向いて行動していこうと思える本です。

多くの名言に触れれば、心の奥底に眠っていた熱い思いが沸き上がってきて、新たな一歩が踏み出せるかもしれませんよ。
コロナ禍でも悲観的になってはダメ!?伝説の経営者10人に学ぶ成功法則
コロナ禍の影響で経済が大きく傾いています。 このままではダメだ…と悲観的になり、SNSでは政府批判を繰り返す人たちも増えていますが、 コロナ禍であれ、震災であれ、何であれ、こうしたネガティブな環境をもろともせずに成功している経営...

坂木司『和菓子のアン』

おすすめ度:5.0

物語の主人公は、高校卒業を間近に控えた梅本杏子。彼女は、特にやりたいことがなかったので、大学には行かずに、これからどうしようかと悩んでいました。

お父さんやお母さんが頑張っている姿を見てきたので、何もやりたいことがないのにお金をかけて大学に行くよりも、ピンと来る何かを探した方がいいのではないかと考えていたからです。

とはいえ、高校を卒業して2ヶ月経っても、特にやりたいことが見つからなかったので、焦り始めていたところ、偶然、雨宿りに入った近所のデパ地下で「みつ屋」という和菓子屋と出会います。

彼女はここでアルバイトをすることに決めましたが、その理由は、制服がフリフリではなく、暇そうでもなく、苦手な男性もいなかったからでした。

杏子は少し太っていたので、標準以下の容姿を持つ女性に対して極端に冷たい男性に苦手意識を持っていたんですよね。ところが…。

主人公の杏子は、赤毛のアンとは対照的におっとりしていますが、芯の強さは似ており、これからどのように成長していくのか気になって仕方がない物語です。
坂木司『和菓子のアン』は赤毛のアンが好きな人にはたまらない物語
モンゴメリの小説『赤毛のアン』はお好きですか? 私は幼い頃に、テレビアニメでみていましたが、ヤンチャなアンが成長していく姿に惹きつけられた記憶があります。 今回紹介する坂木司さんの小説『和菓子のアン』の主人公は、赤毛のアンとは対...
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まとめ

今回は、2020年に読んだ本を紹介してきました。

どれも魅力的な本ばかりなので、未読のものがあれば、この機会にぜひ読んでみてください。

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