目の前にいる人が敵か味方かどうやって判断していますか?
私は見た目で判断していることが多いですが、『約束のネバーランド ミネルバ探訪編』を読んで、そうとは限らないことに気づきました。
これまで敵だと思っていた鬼が味方になる一方で、人間が彼らの邪魔をするんですよね。
おすすめ度:
こんな人におすすめ
- 頭脳対決が描かれている物語が好きな人
- どんな窮地に陥っても勇気を出して一歩踏み出す主人公の物語が好きな人
- 『約束のネバーランド GFハウス脱獄編』が楽しめた人
- ドキドキ&ハラハラする物語が好きな人
あらすじ:協力者を求めて外の世界を旅する主人公の物語
このエントリでは、『約束のネバーランド』の5巻から8巻で描かれている「ミネルバ探訪編」について紹介していきます。
「GFハウス脱獄編」で外の世界へと旅立ったエマたちでしたが、外の世界には野生の鬼が大勢いました。

それだけでなく、GFハウスを管理していた鬼たちまで追いかけてきます。
そんな鬼から逃れてエマたちが目指していたのは、唯一の協力者だと思われるウィリアム・ミネルバがいる場所でした。
図書室にあった本や、シスター・クローネがくれたペンに隠されていたヒントから、ミネルバが協力者であり、あるポイントにくるよう示していることがわかったのです。
ところが、ミネルバが示すポイントを目指している途中で、レイが鬼に囲まれてしまうんですよね。
エマも耳の傷が開いてしまい、高熱を出して動けなくなりました。
そんな絶望的な状況から救ってくれたのが、ソンジュとムジカと名乗る鬼たちです。
なぜ、鬼たちがエマを助けたのかと言うと…。
人間を食べない鬼もいる!?
久しぶりに人間と話してみたかったからだと言います。
ソンジュとムジカは、宗教上の理由で人間を食べない鬼だというのです。
それだけでなく、ソンジュは「世界は今どうなっているの?」というエマの質問にまで答えてくれました。
ソンジュの話によると、今から1000年ほど前、人間と鬼が争わなくてすむように、地球を「人間の住む世界」と「鬼の住む世界」の半分にわけたそうです。
実は、エマたちがいる世界は「鬼の住む世界」で、鬼たちが食べるために残された人間がエマたちの祖先だといいます。
さらに、互いの世界を行きしないという約束を結んでいるため、人間の世界には絶対に渡れないと言うんですよね。
それでもエマは…。
人間のオジサンがエマたちの敵!?
「大丈夫、見つけるから」と言って、ミネルバがいる場所を目指します。
ところが、ミネルバが示した場所にたどり着くと、そこは地下シェルターで、ミネルバではなく、謎のオジサンしかいませんでした。
しかも、そのオジサンはエマたちに「今すぐ出ていけ、出ていかなければここで死ね」といって、銃を突きつけるんですよね。
それでもエマは、オジサンに協力を求め、ミネルバが次に示した場所を目指そうとします。
しかし…。
この続きは実際に読んでください。
まとめ
今回は『約束のネバーランド ミネルバ探訪編』を紹介してきました。
外の世界へと旅立ったエマたちが出会ったのは、味方をしてくれる鬼と、人間なのにエマたちを殺そうとするオジサンでした。
鬼だから敵、人間だから味方だとは限らないんですよね。
このように見た目だけでは敵か味方かわからないことに気づかせてくれる物語ですが、
それだけでなく、ハラハラ&ドキドキしながら、エマたちの頑張りを応援したくなる物語でもあるので、気になった方は、ぜひ読んでみてください。
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