webstation plus

 小学一年生という年頃は、ちょうど幼児期から学童期への移り変わりの時期だそうです。

 幼児期は私たち親が何でもお世話をして、遊びやお出かけも、どこへ行くのも一緒でしたが、学童期になると「友だちを連れて来た」「自分でやる」と言い出します。

 しかも、保育園・幼稚園時代は、子ども一人ひとりに、保育士さんの目が行き届いていましたが、小学生になるとそうはいきません。

 20〜35人もいる子どもを先生ひとりで見るのは大変です。そのため、子どもが学校でどのように過ごしていのるかわかりにくくなるんですよね。だから不安になる…。

 そんな私たち親の悩みに答えた本が『尾木ママ 小学一年生』。今回は、本書から特に解決しておきたい5つの悩みを紹介します。

 落ち着きがない子どもが授業中きちんと座っていられるか心配

 学校の先生もはじめから大人しく座っていられるとは思っていません。子どもたちが飽きずに楽しく授業が受けられるように工夫してくれるはず。

 だから、あまり心配せずに担任の先生に任せてしまいましょう。

 それでも心配な人におすすめなのは、絵本の読み聞かせ。人の話を聞くトレーニングになります。

 「いい子ですね」と言われる子どもが我慢していないか心配

 基本的には問題ありませんが、「私がこうすれば両親が喜ぶ」など、親のためにどういう行動をすればいいのかをつかみすぎている場合は要注意です。

 そうなると、親を喜ばせる行動や態度をとり、自分の感情が空洞化していく「いい子症候群」になる可能性が高まるからです。

 見分け方は、「喜怒哀楽の感情」が素直に表現できているかどうか。もし感情が出せていないようなら、もう少し自由にさせてあげましょう。

 恥ずかしがり屋の子どもに友だちができるか心配

 人見知りは決して悪いことではありません。親の愛情が子どもに十分伝わっており、親が安心できる場所になっているからこそ起こることなんです。

 そのため、人見知りをしていても、親がにこにこしていれば、子どもは安心して友だちと遊ぶようになります。

 それともうひとつ。私たち親が率先して友だちと話すキッカケを作ることも大切です。「○○ちゃん、今日はカッコいい服を着ているね」などと声かけをしてはどうでしょうか。

 子ども同士の付き合い方は?

 子ども同士で遊ぶ約束をするようになったときに大切なのは、遊ぶ相手と帰宅時間を言ってから出かけさせること。

 そうすれば、どこで何をしているのかある程度把握できますよね。また、自分勝手に行動することも防げます。

 あとは、親同士でコミュニケーションを取ることも大切です。何も言わずに出かけたときでも、「今うちで遊んでいますよ」とお互い連絡できるような関係が築ければベストです。

 帰宅時間が近づいて来たら帰るよう声かけすることもできますしね。

 子どもの喧嘩にはどう対処すればいいの?

 基本的には子ども同士で解決させることが大切です。問題を解決する力を身につけるチャンスだからです。

 ただし、いじめは別。叩いたり、「遊んであげない」などと脅す行為をされたら、担任の先生に相談するようにしましょう。

 最後に

 今回は、『尾木ママ 小学一年生』から、特に解決しておきたい5つの悩みを紹介してきました。

 本書には他にも30の悩みの解決法が紹介されています。気になった方は、ぜひ読んでみてください。

 関連記事

わがままではなく伸び伸び育てる/尾木ママ流「叱らない子育て」

 「叱らない子育て」と聞くと、「子どもを甘やかせてしまうのでは?」と懸念する人も多いでしょう。私もそのひとりでした。だって、子どもが悪いことをしても叱らずに好き放題させていたら、子どもはワガママに育ってしまいますよね。 …

なぜ、高額課金をしてしまうのか/子どもにお金の教育をしよう

 未成年者によるオンラインゲームへの高額課金が社会問題になっています。私の子どもたちは、幼稚園児と未就学児なのでまだ心配しなくてもいいのですが、小学校・中学校・高校へと進学するにつれて気にしなくてはいけない話題になるので …

「よい子」ではなく「問題児」に育てよう/個性を伸ばす子育て法

 子どもへの最高の褒め言葉とは何でしょうか。  私は「よい子」や「賢い子」、「聞き分けのいい子」だと思っていたのですが――名作童話『ぐりとぐら』の作者である中川李枝子さんは、そうではないといいます。「子どもらしい子ども」 …

2017年12月に6歳の息子と4歳の娘に読み聞かせた絵本15冊

 先月から始めた絵本の読み聞かせの記録。その第2弾です。  読み聞かせた絵本15冊 『くろくんとちいさいしろくん』  仲間とはぐれてしまった小さいしろくん。しろくんの仲間を探しにくろくんたちが奮闘します。しかし …

子どもの成長を妨げていない?/子離れできない毒親の特徴

 今から一年ほど前。テレビで「世界卓球2015」が放送されていました。私はこの放送をみて、心が震えたことを今でも思い出します。14歳の伊藤美誠、15歳の平野美宇が世界の競合相手に堂々と闘っていたからです。これほどの「若さ …

子どもの「言われたことしかできない」性格を変える4つのステップ

 私たち親が指示を出さないと何もできない子どもに育っていませんか。たとえば、 決めた時間を越えてもゲームがやめられない いい成績が取れないと親や先生に八つ当たりをする 問題が起きるとすぐに目標に向かって挑戦するのを諦めて …

「勉強できない子ども」を「伸びる子」に変えるたったひとつの方法

 それは、「叱ること」でも、「ほめること」でも、「教えること」でもない。結論からいえば「認めること」だ。ではなぜ、「叱る」「ほめる」「教える」よりも「認める」ことが子どもの成長を促すのだろうか。  「叱る」「ほ …

【5歳の息子と家遊び】考える力を育てるカードゲーム『UNO』

 今日でGWも残すところ後2日。今回のGWは私にしては珍しく外出が多かったので、今日は家で遊ぶことにしました。  とはいえ、せっかくのGW。「普段とは違うことがしたい!」と思い、トランプにはまっている5歳の息子のためにU …

2017年11月に6歳の息子と4歳の娘に読み聞かせた絵本15冊

 子どもが生まれてすぐに始めた絵本の読み聞かせ。  これまで多くの絵本を読み聞かせてきましたが、記録として残してこなかったので、今月から残すことにしました。そうすれば、今よりももっと読み聞かせが楽しくなるはず!?  今回 …

子どもの能力は無限大!?小学生からの天才の育て方

 子どもの「能力」を制限していませんか?  私は「そんなことは絶対にしていない!」と思っていましたが、本『今すぐ実践!小学生からの天才の育て方』を読んで反省することになりました。子どもは私が想像している以上に成長していけ …