webstation plus

 「今から頑張るぞ!」と決意しても、なかなか思い通りに行動できないことありますよね。たとえば、

・勉強しようと思っても集中できない
・なかなか決断できない
・新しいアイデアが浮かんでこない

 などなど。そんなとき、「自分が悪いんだ」と落ち込んでしまいがちですが、脳がうまくコントロール出来ていないだけだとしたら…。

 今回は本『あなたの脳のしつけ方』を参考に、脳の力を引き出す方法を紹介します。

 集中力を高める方法

 これまでも様々な方法が提案されてきました。たとえば、キリの悪いところで作業を中断するとか、とにかく始めてみるとか。

 他にも、あえて人目につくところで作業をするという方法もあるそうです。

 たとえば、子どもの勉強は個室よりも家族が出入りするリビングでやる方が効率的だと言われていますよね。

 それは、親や家族が見ている場所では、勉強をやらないといけないという緩やかな圧力がかかるからです。また、静かすぎるよりも、少し雑音がある方が集中力が高まるからだとか。

 もちろん、大人も同じです。集中力を高めたいときはカフェなど人目につくところで作業をしてみてはどうでしょうか。

 決断力は必要?

 脳は決断するときに2つのシステムを使っているそうです。

 ひとつはXシステム。これはすぐに決断できる反面、深い思慮や綿密な計算に欠けているため、後になって問題が発生しやすくなります。

 もう一つはCシステム。決断するまでに時間がかかる代わりに、合理的な判断ができます。ダイエットや結婚、転職など重大な決断を下すときに必要な能力です。

 ある実験ではCシステムを働かせて考える人、つまり決断力がある人よりも優柔不断に見える人のほうが生涯を通して勝者になりやすいことがわかったそうです。

 私たちはどうしても分かりやすい力を求めてしまいがちですが、長期的な視点で物事を捉えることが大切なんですね。

 新しいアイデアなんて存在しない!?

 「新しいアイデアが浮かんだ!」と思っても、大抵のことは過去に誰かが考えています。

 では、アイデアとは一体何でしょうか。それは、過去のアイデアを目の前の問題と結びつけて少しアレンジすること。ファッションでも流行は繰り返しますよね。

 そのため、アイデアを生み出すには、歴史を学ぶことが効果的。司馬遼太郎や吉川英治の小説を読んだり、ドキュメンタリーを観たり、会社や業界の歴史を勉強するなど学び続けることが大切なんですね。

 アイデアが浮かばないときは、歴史を紐解いてみてはどうでしょうか。

 努力できるからどうかは遺伝子で決まる!?

 努力できるかどうかは遺伝子で決まるそうです。

 努力できる人は努力した後の報酬に着目することで脳内に快楽物質を得ており、一方の努力できない人は、損得勘定が働いて努力にブレーキがかかるのだとか。遺伝子によって努力できるかどうかが決まるわけですね。

 しかし、努力できないからといって悲観することはありません。なぜなら、努力したくないからこそ、効率よく行動することができるからです。

 もちろん、どうしても努力する必要に迫られるときもあるでしょう。そんなときは、努力をゲーム化することがおすすめ。見える化したり、仲間内で競争したりすれば、楽しんで努力できるようになれるはず。

 運が良い人は運が良くなりやすい!?

 運が良いことも悪いことも、基本的には50%の確率で起こります。しかし、運が良かった人は、そのときに得たリソース(お金、時間、交友関係など)が使えるため、次も運が良い結果が出やすくなるのだとか。

 反対に、運が悪い人は、どんどん運が悪くなりやすいんですよね。

 では、どうすれば運が良くなるのでしょうか。

 その方法は2つ。ひとつは本を読むなどして能力を高めること。もう一つは、自分が勝てる環境で勝負することです。努力しなくても得意なこと、人に求められることで勝負するのですね。

 運が悪いと感じている方は、ぜひ試してください。

 最後に

 今回は『あなたの脳のしつけ方』を参考に、脳の力を引き出す方法をいくつか紹介しました。

 本書には他にも「モテ力のしつけ方」や「愛情力のしつけ方」など知っておきたい内容が盛りだくさん!?気になった方は、ぜひ読んでみてください。

 関連記事

ネガティブ思考をやめる方法/『脳を最高に活かせる人の朝時間』

 私たちは本当に多くのことを考えている。「お昼ご飯は何を食べようか」「仕事が終わってから何をしようか」など、いつも何かを考えている。しかし、そのおよそ8割がネガティブな内容であることが、研究結果によって明らかになった。も …

「片付けられない人」にオススメの3つの習慣

 どれだけ忙しくても、きちんとしている人いますよね。  普段からキリッとした服装をして、行動もテキパキ。家の中もキレイに片付いていてスタイリッシュ。そんな人になりたいと思いませんか?  「無意識の美意識」さえ押さえてしま …

あなたはどちらのタイプ?「賢明な人」or「単純な人」

 世の中には、「賢明な人」と「単純な人」の2種類が存在する――と、大阪大学社会経済研究所の大竹文雄教授は言います。  ここでいう「賢明な人」とは、目標を掲げ、その目標をやり切ると周りに宣言し、コミットする人のこと。もしく …

天才アーティストに共通する「表現力」とは

 レオナルド・ダ・ヴィンチであれ、ココ・シャネルであれ、スティーブ・ジョブズであれ、天才と呼ばれるアーティストには、ある共通点がある。それは、「シンプル(=単純)に表現する」ということだ。  たとえば、シャネル。彼女は帽 …

なぜ、速読に挑戦してもほとんどの人が失敗してしまうのか?

 あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。  とは、スティーブ・ジョブズの言葉ですが、この言葉どおり私たちの人生には限りがあります。そこで、本を読む必要に迫られている人たちや多 …

「ありのまま」か「なるがまま」か/ぶれない心を育てる方法

 前回、「悩みを解決したいのなら、悩みから逃げるのではなく、徹底的に悩みぬこう」というエントリを書きましたが、今回は前回と少し視点を変えて悩みについて考えてみたいと思います。  心理学者であるアルフレッド・アドラーは、「 …

脳科学者がつきとめた「運が良くなる」3つの方法

 仕事でも、お金でも、恋愛でも、「運のいい人」っていますよね。それほど頑張っているわけでもないのに、結果を出しているわけでもないのに、出世したり、お金持ちだったり、異性にモテたり…と、遠くから眺めているだけで羨ましくなる …

「悩む必要のない」ことで悩んでいませんか?

 悩みって本当に尽きないですよね。 自分のやりたいことが見つからない 頑張っているのに誰も認めてくれない 同じ失敗を何度も繰り返してしまう  などなど。もし、このような悩みを抱えているようなら、「前提」を疑ったほうが良い …

年を取ると時間が経つのが速いと感じるのはなぜ?3つの仮説で考察

 大人になってから、あっという間に一日が過ぎていきませんか。朝起きて仕事をはじめたと思ったら、すぐにお昼ご飯。その後も、会議に出たり、電話をしたり、パソコンに向かっているだけで、気づいたときにはすでに夜。あとは、家に帰っ …

「できない人」が「できる人」との差を簡単に縮める方法

 「できる人」と「できない人」の差は、実はそれほど大きくない。できる人とは、「誰にもマネできないような大きな仕事を成し遂げられる人」のことではなく、「多くの人が意外とできていない基本をきっちりとしている人」のことだからだ …