webstation plus

game_01

 ここでいう遊びとは、仕事につながるとか、コストパフォーマンスがいいからとか、そんなものではなくて、メリットを度外視した単純に好きで楽しいことです。

 たとえば、自動車メーカーに勤めている人が「休日もクルマに乗ることが趣味です」というのはNG。仕事でイヤというほどクルマに接しているんだから、休日くらいは違うことに没頭したら?という話です。

 そもそも、夢中になって仕事をしていたら、休日くらいは違うことをしたくなりますよね。もちろん、なかにはイーロン・マスクのような変態――「人類が火星に住めるようにするにはどうすればいいのか?」を飽きることなく考え、行動し続けられる人もいますが、そんな変態でなければ、休日くらいは違うことをしたくなるはずです。

 もちろん、仕事に関係しない遊びをすることにはメリットもあります。たとえば、『アイデアのつくり方』という本には、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と書かれているように、仕事とは違う趣味を持つからこそ、仕事でも新しいアイデアが浮かぶわけです。

 そうやってはじめた「遊び」が仕事になることだってあります。『大人はもっと遊びなさい』の著者である成毛さんは、読書好きが高じて「HONZ」という書評サイトを立ち上げ、今ではビジネスとして成り立っているそうです。本当に羨ましい…。

 ちなみに、遊びをビジネスとして成功させるポイントは、他の人がやらないようなことをすること。多くの人が興味を持っているもの(たとえば「ベストセラー」)には興味を持たずに、誰が興味を持っているんだと思うようなもの(たとえば「認知度の低い本」)に興味をもつことだそうです。

 とはいえ、はじめから「ビジネスとして成立させたい」と思って遊び始めると、うまくいきません。心の底から楽しめないし、成果がでないとすぐにイヤになってしまうからです。

 というわけで、仕事につながるとか、コストパフォーマンスがいいとか、そんなものに惑わされずに、好きなことを楽しめ!というのが『大人はもっと遊びなさい』の主張でした。

 たしかにその通りなのでしょうが、他人から言ってもらわないと「遊ぶことさえできない」大人になってしまったんですね…。悲しい限りです。

 関連記事

人気の吉本芸人が考える「売れる秘訣」とは!?

 「お笑い芸人になりたい」「小説家になりたい」「ハンドメイド作家として活躍したい」…などなど、夢を実現するために挑戦している人は大勢います。しかし、そのなかで成功できるのは、ほんの一握りの人たち。  では、成功できる人と …

なぜ、彼らは「どん底」から這い上がれたのか

 仕事やプライベートで、「どん底だ!」と思ったことありませんか?  私はあります。つい先日も仕事が思うように進まず、上司から叱られたときに、どん底だと思っていました。しかし、私が思うどん底なんて大したことがないんですよね …

生き残るために必要なのは「変化」/『これからの世界で働く君たちへ』

 日本の大企業が苦しんでいる。たとえば、東芝。昨年の9月に不正会計問題が表面化し、2248億円の水増しをしていたと発表した東芝だったが、つい先日、他にも7件の水増しをしていたことが判明した。その額なんと58億円。少しでも …

ビジネス書を100冊読んでも99%の人が成功者になれない

 私たちは、なぜ読書をするのでしょうか。  「自己投資になるから」「想像力がつくから」「センスが磨かれるから」「本質を見抜く力が養えるから」「日本語力が上がるから」「教養が身につくから」「面白いから」「現実逃避になるから …

アイデアが浮かばないのは「ぼんやり」不足が原因!?

 「仕事でミスをした」「集中力が続かない」「アイデアが浮かばない」…。  このような悲しい状況に陥ったとき、どうしていますか?「もっと頑張らないと!」と自分を追い込んでいませんか?  もし、そうだとしたら、少しだけ立ち止 …

「不労所得」という名の花見酒には毒がある

 落語にこんな話がある。酒屋の番頭からお酒を借りて商売をしようとした二人の幼馴染がいた。花見シーズンだったので、花見の場所に行きさえすれば必ずお酒が売れると二人は考えていたのである。酒飲みは、酒がなくなるとすぐに飲みたく …

no image
2030年には50%の仕事がなくなる/スマートマシンと共存する方法

 「スマートマシン」という言葉をご存知でしょうか。スマートマシンとは、自己学習機能を備え、自立的に行動する電子機械のことを指しています。人口知能を実装したロボットやドローン、自動走行車などがそうです。  このスマートマシ …

「グーグルの働き方」が当たり前の時代がやってくる

 グーグルの社員は、実力がある人たちばかりだと言われていますよね。たとえば、35歳でグーグルに転職し、グーグルマップに写真を組み込むプロジェクトを牽引した徳生健太郎さんは、  「グーグルに入社したときは、本当に衝撃を受け …

仕事優先の生き方に限界を感じている人へ

 家族を養うには仕事をする必要があります。「家族を大切にするために働いている」という人も多いのではないでしょうか。  しかし、あまりの忙しさに、家族よりも仕事を優先してしまいがちに。家族と一緒に過ごす時間が取れなくなるこ …

リストラされやすい「無難な人」の特徴とその対策法

 自分の頭で考え、自分なりのスタイルで仕事をする姿勢。それが決定的に欠けている人が多い。私を含めた多くの人は、世間の変化に合わせて、社内の空気を読み、自分より「できる人」のマネをしているだけ――。  しかし、世間の変化や …