叱らない子育てをしないと身につかない!?自分で考える子供に育つ5つのルール

子育て

子供を叱っていませんか。

「勉強しなさい!?」
「片づけなさい!?」
「さっさと行動しなさい!?」

などなど。

しかし、子供を叱るメリットはほとんどありません。むしろデメリットだらけです。

そこで、私たち親がすべきことは、「子供の考える力」を育て、自分で考えて行動できるようにサポートすることです。

今回は、『フィンランド式叱らない子育て』を参考に、自分で考える子供に育つ5つのルールを紹介します。

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ルール1. 子供は褒めて伸ばす

褒めるという行為は、子供が自信をもつきっかけになります。

それだけでなく、子供の行動を良い方向に促すのにも効果的です。

たとえば、「お皿を片づけてくれてありがとう!」と感謝の気持ちを伝えれば、子供は喜んでお手伝いをするようになりますよね。

それは「自分は人の役に立つ人間なんだ!」「存在していいんだ!」という自己肯定感が高まるからです。

辻堂ゆめさんの小説『いなくなった私へ』の感想にも書きましたが、私たちは大人になっても自分の存在理由を求めています。

辻堂ゆめ『いなくなった私へ』は自分を認識してもらえない恐ろしさがわかるミステリー小説
誰からも「私」を認識してもらえなくなったらどうしますか? 私は妻や子供たちが大好きなので、生きる意味を見失ってしまいそうですが、 辻堂ゆめさんの小説『いなくなった私へ』の主人公は違いました。 誰からも認識されなくなっても、...

子供だって同じです。親が子供の存在を認めれば、安心して行動できるようになります。

また、自分の行動が誰かの喜びにつながることが実感できると、

「人を喜ばせるにはどうすればいいのだろう?」と考えるきっかけにもなります。

このように褒めるという行為にはプラスの要素が多いのですが、一方で必要以上に褒めすぎると逆効果になります。

『ハリーポッター』に登場するダドリー…プレゼントを山ほど貰っても、去年より少ないことがわかると怒り出したあの子の親のように、

何をやっても褒め称え、腫れ物に触るかのように接していては子供はバカになる一方です。

もちろん、ダドリーの親は極端な例ですが、それほど凄いことをしていないのに褒める親が多いように思います。

すると、褒める効果は薄れ、子供の耳には嘘のように聞こえます。

それだけでなく、褒められないと行動しなくなるんですよね。

そのため、本当に褒める行為をしたときだけ褒めるようにしましょう。

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ルール2. 「こうしてほしい」は5段階で伝える

「こうしてほしい」とお願いしても、子供は遊びに夢中で対応してくれない…ってことがありますよね。

そんなとき、声を荒げたり、罰で脅したり、モノで釣ったりしがちですが、

それよりも「5段階で伝える」ことが効果的です。

子供の耳をこちらに向けさせ、お願いに納得させることができます。

具体的には、

  1. 声かけをする
  2. やってほしいことを伝える
  3. メリットを伝える
  4. 励ましてやる気を引き出す
  5. 約束する

たとえば、片づけをしてほしい場合だと、

  1. ちょっと良いかな?
  2. オモチャを片づけてくれない?
  3. そうすれば、モノがなくなったりしないし、友達が遊びに来たときも、部屋が片づいているのですぐに遊べるよね。
  4. この前に整理したとき、スッキリして気持ちよかったよね。
  5. 今回も頑張ってお片づけしよう。

などと伝えます。

そうすれば、メリットが伝わるので、子供も自分で考えて行動しやすくなりますよ。

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ルール3. 大人の意見を合わせる

周りにいる大人たちの意見があまりにも違う状況が続けば、子供は誰の言うことを聞けばいいのかわからなくなります。

漫画『ちびまる子ちゃん』に登場するおじいちゃん・友蔵のように、

お母さんの言いつけを破る人が近くにいると、子供は甘い意見に流されてしまいますよね。

もちろん、『ちびまる子ちゃん』は、そこに面白さがあるわけですが、現実でこれをしていると子供はダメになってしまいます。

反対に、まわりの大人たちが同じ方向を向いていれば、子供はやるべきことが明確になります。

シンプルに何をすればいいのかわかるので、どう行動すべきか考えやすくなるんですね。

もちろん、教育方針は、お父さん、お母さんが決めるべきで、周りの人たちがそれをサポートすることになります。

『尾木ママの幸せ孫育てアドバイス』にも書かれていますが、

おじいちゃん、おばあちゃんが自分の意見を押し付けているようでは、家庭が崩壊しますよ。

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ルール4. 「なぜそんなことをしたの?」と聞くのをやめる

子供は誰でも、成長過程のどこかで、なんらかの問題や困難を抱えます。

『子どもはみんな問題児。』の感想にも書きましたが、

食事の行儀が悪かったり、片づけができなかったり、意地悪だったりします。

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このような問題に直面したとき、私たち親に出来ることは、「なぜ、そんなことをしたの!?」と原因を追求することではありません。

問題を克服するために何を身につければ良いかを伝えることです。

具体的には、

  1. 子供の問題を特定する
  2. 問題を乗り越えるために学ぶべきスキルは何かを伝える
  3. スキルを身に付けるメリットを伝える

たとえば、子供が「イヤ!イヤ!」と否定語を繰り返す場合、

  1. 「イヤ!」では、してほしいことが相手に伝わらないよ。
  2. 「イヤ!」ではなく、どうして欲しいのかを教えて。
  3. そうすればお父さん、お母さんも言うことを聞きやすくなるよ。

このように学ぶべきスキルを伝えるようにすれば、自分でも考えて行動できるようになれます。

解決策を子供と一緒に考えるのも、子供の考える力を育てるのに役立ちますよ。

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ルール5. 子供に罰を与えない

子供に罰を与えても、学習効果はほとんどありません。

なぜなら、「どうすれば罰を受けずにすむのか?」ばかり考え、本当に学ぶべきことに目が向かなくなるからです。

そこで子供が罰を与えたくなるような行為をしたときは、次のように対応します。

  1. やったことについて子供と話をする
  2. 迷惑に目を向けさせる
  3. どのように謝るのか、償うのかを一緒に考える
  4. 二度としないと約束させる
  5. 貢献する機会を与える

たとえば、友達のオモチャを奪ってケンカになった場合であれば、

  1. 友達のオモチャをとったらダメだよね。
  2. じゃあ、オモチャをとることの何がダメなんだろう?
  3. どうすれば、友達は許してくれるかな?
  4. もう二度と友達のオモチャをとったらダメだよ。
  5. 他の友達がオモチャをとられていたら助けてあげてね。

何が間違っていたのか、どうすれば解決できるのか…を考えるクセがつけば、子供の考える力は劇的に伸びます。

それだけでなく、コミュニケーション力も身につきますよ。

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まとめ

今回は、『フィンランド式叱らない子育て』を参考に、自分で考える子供に育つ5つのルールを紹介してきました。

子供を叱るのは簡単ですが、それでは考える力が育ちません。

それよりも、私たち親が子供と一緒に考えるクセをつけることが大切なんですよね。

より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

おすすめ度:3.5

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