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 「痩せたいのに痩せられない」「忙しすぎて自分の時間がまったくもてない」という悩みを抱えていませんか?しかし、これらを改善しようと思っても、なかなか思うようにはいきませんよね。それは、私たちの想定外のところに原因があるからなんです。

 その原因とは、「片付けができてきない」ということ。

 実際、片付けが得意な人たちは、こまめに動いています。料理の最中に洗い物をしたり、ゴミを見つけたらすぐにコロコロをしたり、掃除機をかけたりと、常にキレイな状態をキープするよう動いています。

 さらに、冷蔵庫の中には不要なモノがあまりなく、キッチンも片付いているので、料理をつくることに対するハードルも低い。料理しやすい環境が整っているので、身体にいいものを作ろうと思えます。

 このように、日常の運動量が増えることに加え、食生活が充実するので痩せられるわけですね。

 また、片付いている状態をキープしていると、探し物をする時間が圧倒的に減ります。一度計測してみるとわかりますが、探し物をしている時間は1日の何%かを占めているはず。

 それに加えて、一度作業を中断すると、再び同じ作業に戻るまで平均23分15秒もかかることが研究結果で明らかになっています。探し物のせいで作業中断が発生しないようにするだけでも、多くの時間が確保できそうですよね。

 というわけで、「痩せたいのに痩せられない」「忙しすぎて自分の時間がまったくもてない」という人は、今すぐ家の中や職場を整理しましょう――という話なんですが、そうはいっても片付けられない人もいますよね。

 そんな方に向けて書いたのが前回のエントリですが、今回はそれに加えて勝間さんの著書『2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム』を参考に片付けができない原因となる二つの罠について書きたいと思います。

 罠その1. 「安心」や「保険」を買ってしまう

 痩せたいと思ったとき、走ったり、腹筋したりしていますか?本来は、それだけでも痩せられるのですが、通販で良さそうなフィットネス器具を見つけたり、テレビでダイエット本などの特集が組まれたりすると、「これならできそうだ!」と思って、ついつい買ってしまうんですよね。

 もちろん、そういったフィットネス器具やダイエット本を買うことで行動できればいいのですが、すぐに飽きてしまいませんか?それは、実際に行動するよりも、「これが家にあればいつでも運動できる」「これならラクに身体を鍛えられそう」といった「安心」や「保険」を目的に買っているからです。

 そもそも、片付けをきっちりすればフィットネス器具やダイエット本なんていりません。片付けだけで相当な運動量になるからです。フィットネス器具やダイエット本を買う前に「片付け」を実践してみてはどうでしょうか。

 罠その2. まとめてやるほうが効率的&経済的と思い込んでいる

 掃除でも洗濯でも買い物でも、なんとなく「まとめてやるほうが効率的で経済的だ」と思い込んでいませんか?

 しかし、実際は違います。たとえば、本やCDが売れなくなった原因はオンデマンドになったからだと言われていますが、オンデマンドになる前は「買っても読まない本」「買っても聞かないCD(曲)」を買っていたはず。ところが、オンデマンドでは、わざわざ不要なモノは買いませんよね。

 買い物だって同じです。1週間の予定をキッチリ決めて「まとめ買い」をするならまだしも、なんとなくスーパーに行ってまとめ買いをしているようでは、「不要なもの」まで買ってしまいがち。つまり、「まとめ買い」よりも、「こまめに買う」ほうが得なんです。

 また、仕事では、PDCAサイクルを速くまわすほうが、成果が確認できる機会が増えるので、個人としても成長できる&成果が出やすいと言われていますが、同じように、掃除でも洗濯でも、こまめにやるほうが「片付け」は捗ります。

 というわけで、「まとめてやる」のではなく、「こまめにやる」に変えてみてはどうでしょうか。

 最後に

 私たちの生活は科学技術の発達によって、圧倒的に便利になりました。掃除でも洗濯でも買い物でも、数十年前と比較するとすごくラクになっています。

 しかし、それと引き換えに、自分で行動する機会が激減しました。自分で動かないことに慣れてしまったので、こまめに片付けるのが面倒で仕方がない。それだけでなく、フィットネス器具やダイエット本などの「安心」や「保険」を買ってしまったり、何でも”まとめて”すまそうとするので、さらに片付けがイヤになってしまうんですよね。

 というわけで、フィットネス感覚で、こまめに片付けをしてみてはどうでしょうか。そうすれば、家の中も片付き、スリムにもなり、時間も増えるので――とてもお得ですよ。

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