残業代に頼るのは危険!?成果主義時代の働き方

ビジネス

週休三日と聞いてどう思いますか?

少し前の私なら「仕事が減って嬉しい!」と思っていたかもしれませんが、

コロナによる景気悪化を経験した今では、不安を感じてしまいます。

とはいえ、コロナの影響が無くても、週休三日という流れが押し寄せて来ているんですよね。

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成果主義が徹底される時代に突入した!?

たとえば、ヤフーではすでに2017年4月から子育てや介護の悩みを抱えた社員に対して、週休三日制度を導入しています。

いずれは全従業員に導入することを目指しているそうですが、

この背景にあるのは、「成果主義の徹底」というコンセプトです。

時間にとらわれずに自由な働き方をしてください、だけど会社はあなたの成果をもとに評価をしますよ

これがヤフーの進めようとしている改革です。

誰もが知っている超巨大企業・グーグルもそうです。

『「3か月」の使い方で人生は変わる』の感想にも書きましたが、

グーグルでは、3ヶ月で成果が出せない人やプロジェクトは、どんどん忘れ去られる運命にあるので、

誰もが必至になってインパクトを与える仕事をしようと努力し、実際に成果を出しています。

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もちろん、この流れはヤフーやグーグル以外で働く私たちにも影響するでしょう。

では、週休三日制度などの成果主義が導入されたとき、私たちの働き方はどのように変わるのでしょうか。

ヤフー常務執行役員である本間さんの著書『残業の9割はいらない』を参考に考えてみましょう。

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なぜヤフーは週休三日を導入するのか?

では、なぜヤフーは週休三日を導入しようとしているのでしょうか。

結論から言えば、企業として勝つため、そして社員が幸せになるためだそうです。

私たちが享受している余暇は、産業革命によって生まれました。

実際、産業革命が起こる以前は、多くの人が朝から晩まで休みなく働いていました。

農家の人たちを思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、太陽が昇ったら畑に行って仕事をし、夕日が沈むまで働かれています。

もちろん、土日祝日はなく、農閑期にしか休めません。

ところが、18世紀後半に産業革命が始まり、工場で製品が大量生産されるようになると、決められた時間に出勤し、決められた時間まで働く人たちが増えました。

その後、労働運動の盛り上がりもあって、労働時間が10時間、8時間へと減少。こうして余暇が誕生したのです。

さらに松下電器が週休二日制度を導入したことをきっかけに、その流れが徐々に浸透していきました。

働き方も効率化され、今では多くの企業が週休二日制度を導入しています。

つまり、働き方を革新すれば、これまでと同等以上の成果を出しながら余暇が増やせるということです。

『デッドライン仕事術』の感想にも書きましたが、「仕事=人生」という時代が終わりを迎えようとしているのです。

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そして、ヤフーが率先して週休三日制を導入しようとしているのは、次のイノベーションを起こすのはヤフーだと自負しているからなんですよね。

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成果主義は本当に機能するのか?

とはいえ、週休三日制を導入するとしても、本当に成果主義は機能するのでしょうか。

実感されている方も多いと思いますが、日本の成果主義はあまり機能していません。

たとえば富士通。1993年に他社に先駆けて目標管理制度を軸とする成果主義を導入しましたが、

「社員が高い目標を設定しなくなる」
「社員のモチベーションも愛社精神もダウンする」

といった問題が次々と表面化しました。

富士通の成果主義は失敗だったと言えるでしょう。

もちろん、他の企業も似たようなものです。

部下を適正に評価する指標もなく、部下の仕事を正しく評価する余裕もない…。

このような状況では、「頑張り」といった成果とは別の指標で評価せざるを得なくなります。

だからこそ、ヤフーでは正しく成果を評価できる仕組みづくりに取り組んでいると言います。

たとえば、ドイツのように従業員一人一人と労働時間や休暇日数、業績の査定方法を明確化して、会社が仕事を依頼するフリーランスのような働き方を目指しているのです。

『フリーで働く! と決めたら読む本』の感想に、

フリーランスとして働きたいのなら、サラリーマン時代にスペシャリストとして成果を出す必要があると書きましたが、

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会社に所属していても、フリーランスのように働くことを求められる時代に突入したのかもしれません。

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私たちの働き方はどのように変わるのか?

さて、ここまでの内容をまとめると、ヤフーが考えている「成果主義の徹底」とは、

社員一人ひとりがフリーランスのように働くことだとわかりました。

労働時間や休暇日数、業績の査定方法を明確化し、その内容にそって成果を出せば何をしてもいい。

週休三日でも、新幹線通勤でも、在宅勤務でもかまわない…そんな姿が浮かんできます。

すでにコロナの影響で、こうした働き方にシフトチェンジした方もおられるでしょうが、

今後この流れはますます加速していくように思います。

もちろん、『10年後、君に仕事はあるのか?』の感想にも書いたように、

AIやロボティクスといったテクノロジーの進化も、この流れをさらに加速させるでしょう。

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このような働き方を迫られたとき、成果が出せる自信がありますか?

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まとめ

今回は、『残業の9割はいらない』を参考に、成果主義時代の働き方について紹介してきました。

最近、多くの会社で労働時間を短くする動きが活発になってきました。

一方で、目標を明確に設定していないにも関わらず、成果を出せと迫られることも多いように思います。

このような状況に追い込まれたとき、とてもツライ思いをすることになりますが、フリーランスとして働いているのであれば当たり前のことなのかもしれません。

自分の成果を明確に定義せずに、仕事を受け取っているからです。

もちろん、会社側で対応するのが正しい姿なのでしょうが、

自分で仕事の成果を定義し、会社と交渉する力を持たなければ、いいように利用されてしまいます。

むしろこれからの時代、この流れは加速するかもしれません。

だからこそ、今から自分で成果主義を徹底する。出来ること、出来ないことを明確化し、会社と交渉していく…。

そんな訓練をしておくべきなのかもしれません。

おすすめ度:4.0

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