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 「他人よりも頑張っているのに評価されない!?」って思ったことありませんか?

 斬新なアイデアを説明しても、なぜか反応が悪かったり、交渉の場でプレゼンをしてもうまく伝わらなかったり…。

 もし、そんな心当たりがあるようなら語彙力を鍛えてみてはどうでしょうか。

 どれだけ高い能力があっても、稚拙な表現をしていたり、思慮の浅そうな表現をしていると、社会人としてのレベルを低く見積もられてしまうんですよね。

 新しい語彙を覚えようとしていますか?

 言葉には力があるといわれています。

 実際、経営の神様といわれたパナソニックの創業者・松下幸之助さんやホンダの社長・本田宗一郎さん、ダイエーの創業者・中内功さんといった多くの人たちが著作を残されていますが、

 その著作で社員のみならず、日本全国、世界中にいる多くの人たちを魅了していますよね。

 言葉こそが人を動かすのです。

 それにも関わらず、新しい語彙を覚えようとせず、適切で魅力的な言葉を使えるチャンスを逃しているとしたら、もったいないと思いませんか?

 そこで、ネットやニュース、論文等で使われている新しい語彙を覚えて、魅力的なプレゼンをしていく必要があるわけですが…。

 たとえば、次の5つの語彙を正しく使えているでしょうか。

 最近よく使われている5つの語彙

 ここでは、最近よく使われている5つの語彙を紹介します。もちろん、他にも多くの語彙があるので、少しずつでも覚えていきましょう。

1. コモディティ

 最近、コモディティ化という言葉がよく使われていますよね。

 ところが、本来のCom-mod-ityの意味は、「便利なもの、有用なもの、ぴったりなもの」です。「どの会社の物やサービスを買っても、同じ」という意味のコモディティ化とは、かけ離れた感じがします。

 しかし、語源を知れば納得できるんですよね。

 Comは「共に」「全く」で、Modは「型にはめる」という意味。ityは「状態」や「性質」を表します。

 これらを組み合わせると「誰もが型にはまった状態」という意味になります。まさに、競合する商品同士で差別化できるポイントがなく、ブランド力などがない状態を示していますよね。

 このように、英語は語源を知ると納得できる場合がよくあります。新しい言葉に出合ったときは、語源を調べる癖をつけましょう。

2. 忖度(そんたく)

 こちらも最近よく聞く言葉ですよね。

 「相手は本当のところ、どんなふうに考えているのかな?」と他人の心を推し量る言葉で、「相手の真意を忖度する」というように使われています。

 この言葉も「コモディティ」と同様に、文字の成り立ちを知ると意味がよくわかります。

 まず「度」は、「温度」「湿度」などの言葉で知られるように、暑さや寒さ、湿り具合などの「度合い」を知ることを意味します。「測る」とも言えます。

 次に「寸」は、もともとの漢字の意味は「指一本の長さ」のことです。さらに、「心を指一本の長さ伸ばす」という意味も含みます。

 これらを組み合わせると、「相手の思うところがどの辺りにあるのかな」と推量する言葉になりますよね。

 英語であれ、日本語であれ、語源を知ると語彙が増えそうですね。

3. 相関関係と因果関係

 相関関係と因果関係の違いを説明できますか?

 まず相関関係は、「一方が変化すれば、他方も変化する」ことで、数学や物理では「二つの量や現象が、ある程度相互に規則性を保って変化していくこと」を言います。

 一方の因果関係は、「ある原因によって、ある結果が起こる」ことです。

 つまり、「因果関係」は「原因」と「結果」があればよく、そこには規則性や法則が必要ありません。

 それに対して「相関関係」には、科学的な規則性が必要なんですよね。

 そのため、「因果関係」という言葉で頭の良い人を説得しようとすると、科学的な根拠がないのだと不信感を募らせることになりかねません。

 適切に使っていきたいですね。

4. 順次、逐次、随時

 こちらも似たような言葉です。

 まず、「順次」は、「順番に」「次々に」と読み替えるとわかりやすくなります。

 次に、「逐次」ですが、「逐」という字には、「追い詰める」という意味があります。

 そのため、「順次」のように「年を取った人から順番に」といった優しい受身的なものではなく、もっと能動的に「はい次!はい次!」と追い詰めるように「次から次に」物事をこなしていく様子を表しています。

 最後の「随時」は「いつでも」のように思いがちですが、「その時の条件に従って」という意味があります。

 スポーツの入会キャンペーンなら、「今月は入会金が無料です」「今月入会した人には、スポーツタオルを進呈します」といった条件に随って入会することになるんですよね。

 こちらも適切に使っていきたいですね。

5. 尽力(じんりょく)

 言葉の意味を知っている人は多いと思いますが、言葉の成り立ちを知っている人は少ないのではないでしょうか。

 「尽」は、旧字体では「盡」と書きます。なかなか難しい漢字ですが、「聿」に「灬」それから「皿」が合わさってできています。

 「聿」は筆のこと。「灬」は、墨がたれてもう出なくなってしまった状態。墨がなくなって書けなくなった筆は、また「皿」の墨をつけなくては書けません。

 ここから「尽力」という言葉は、「墨がなくなるまで力を尽くすこと」を意味する言葉になりました。

 成り立ちを知ると言葉を使う時の心構えが変わりますよね。

 最後に

 今回は、他人よりも頑張っているのに評価されないのは、語彙力不足が原因かもしれないと紹介してきました。

 そして、語彙力を鍛えるには、文字の成り立ちを覚えたり、よく似た言葉の違いを調べることが近道です。普段から意識して鍛えていくことが大切なんですよね。

 語彙力不足だと心当たりがある人は、この機会に語彙力を鍛えてみてはどうでしょうか。これまでよりも相手の心に響くプレゼンができるようになれるかもしれませんよ。

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