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 私たちは本当に多くのことを考えている。「お昼ご飯は何を食べようか」「仕事が終わってから何をしようか」など、いつも何かを考えている。しかし、そのおよそ8割がネガティブな内容であることが、研究結果によって明らかになった。もちろん、ネガティブ思考をしてもいいことなどない。それにもかかわらず、なぜ私たちの脳はネガティブ思考に陥りやすいのだろうか。

 その理由は、脳の進化の過程をたどっていくと見えてくる。私たちの祖先は、常に危険と隣り合わせで狩猟や採集を行ってきた。野性動物のようにしなやかな肉体、強靭な牙を持たない人間が生き残るには、集団で生活する必要があった。集団形成こそが生存を大きく左右したのである。ゆえに、いかに優秀な集団をつくれるか、いかに集団に受け入れてもらえるかを考えて行動してきたのだ。

 集団に受け入れてもらうには、他人の評価に対して敏感になり、気配りをしなければならない。さらに、自分がやりたいことよりも周りと同調することを優先したり、独自の考えではなく、集団の意見を大切にする必要がある。こうした思考を身につけることが、生き残るためには必要だった。

 こうしたプロセスを経て、太古の昔から私たち人間の脳は進化してきた。そのため、私たちの脳はネガティブ・シンキングを強く記憶にとどめるようになったのである。

 もちろん、現在でも集団で暮らす点は昔と変わらない。しかし、昔ほど集団を意識しなくても生き残れるようになった。自分らしく生きられるようになった。そこで、ポジティブシンキングの出番となるわけだ。

 脳をポジティブにする最初の一歩は「自分探索」だ。純粋に「うれしい・楽しいと思うことは何か」を自分に問いかけるのである。どんな小さなことでも、些細なことでもいい。とにかく脳がポジティブになることを見つけ出そう。

 脳がポジティブになることを見つけだせれば、あとはそれを朝に実践するようにしていく。なぜなら、「朝目が覚めてからの3時間」が脳が最も効率よく、活発に働く時間だからだ。ビジネスで成功している人、幸せな人生を送っている人たちの多くが朝時間をうまく活用しているのもそのため。脳の状態が最高に良い時間帯にポジティブな行動をとることで、仕事も人生も劇的に変わっていくのである。

 さて、私たちは、どうしても朝よりも夜に「やりたいこと」をやってしまいがちだ。しかし、それではネガティブ思考からは抜け出せない。朝起きてすぐに脳をポジティブな状態にするからこそ、ネガティブなことがあっても乗り越えていけるのだ。

 だから、脳のためにも朝早く起きるようにしていこう。そして、仕事を始める前に自分がポジティブになる行動を起こしていこう。散歩でも、ゲームでも、ハンドメイドでも、プログラミングでも、ブログを書くのでもいい。とにかく、脳が活性化する時間帯にポジティブシンキングをする習慣をつけるのだ。そうすれば、脳はネガティブ思考をやめるだろう。

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