子供の自立心と才能を伸ばすモンテッソーリ・メソッドとは?

子育て

モンテッソーリ・メソッドをご存知ですか?

私はまったく知りませんでしたが、藤井聡太棋士やグーグル創業者であるラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンなど、

錚々たるメンバーが幼少期にモンテッソーリ・メソッドで学んでいます。

このメンバーを見てもわかりますが、子供の自立心と才能を伸ばすのに役立つメソッドなんですよね。

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なぜモンテッソーリ・メソッドで自立心と才能が伸ばせるのか?

では、なぜモンテッソーリ・メソッドで自立心と才能が伸ばせるのでしょうか。

それは、「何をどのように行うのかを自分で決める」ことが、この教育法の核となる考え方だからです。

たとえば、学校教育では、子供が何を学ぶかを先生が決めますよね。

図工の時間にしても皆が同じものを作ります。

しかし、モンテッソーリ・メソッドでは、子供自身が何をするのかを決めます。

たとえば、教師が異なる種類のどんぐりを用意した場合、子供たちは自分で好きなことを始めます。

コマを作ったり、どんぐりの名前を図鑑で調べて自分なりの図鑑を作ったりと自分でやることを決めます。

こうした教育を行えば、

  • 自分の得意分野を突き詰める
  • 枠にとらわれない柔軟な発想力と実行力
  • 驚くほどの粘り強さ

が育まれていくと思いませんか。

とはいえ、学校にこの教育法を求めるのは難しいですよね。

そこで、家庭でできる3つの基本を紹介していきます。

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1. 子供の自主性を最大限にサポートする

子供に何か教えようと必死になっていませんか?

しかし、どれだけ必死に教えたところで、子供が「つまらない」と思えば、何も吸収せずに終わってしまいます。

自分が楽しいと思ってしたことの方がよほど身につきます。

つまり、学びの主体はあくまでも子供にあり、子供の気持ちを置き去りにした教育に意味はないんですよね。それは親のエゴです。

とはいえ、放っておけば、子供が何かをやりたいなんて言い出さない…と思っている人も多いかもしれません。

そんなときは、じっくりと観察して、子供の気持ちに寄り添ってください。

藤井聡太棋士の両親は、集中力が凄まじい子供の姿を見て、集中しているときは極力邪魔をしないと決めたそうです。

そのため、寝る時間以外はリビングで過ごし、パソコンやスマホで対局する毎日を過ごしていた息子に何も言いませんでした。

「ちょっとは外に出て運動しなさい」と言わなかったからこそ、今の藤井聡太棋士が誕生したのです。

もちろん、健康を害さないようにルールは決めていたのでしょうが、将棋に集中して取り組む彼の邪魔をしなかったことが重要です。

和田竜さんの小説『忍びの国』では、育った環境の影響力に衝撃を受ける物語が描かれていましたが、

和田竜『忍びの国』は家庭環境の影響力に衝撃を受ける物語
家庭独自の習慣はありますか? 私は片付けを徹底するように育てられたので、子供たちがモノを散らかしているとイライラしてしまいますが…。 和田竜さんの小説『忍びの国』に登場する忍者たちは、想像を絶するような倫理観をしていました。 ...

私たち親が子供にとって良い環境を提供できるかどうかで、子供の才能が伸びるかどうかが決まります。

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2. 生き方の基礎となる体験を提供する

先回りして答えを教えていませんか?

たとえば、バケツを運んでいる子供が水をこぼしたとき、親である私たちが対処していないでしょうか。

しかし、これではせっかくの失敗から学ぶ体験を奪ってしまっています。

そこで、子供がバケツの水をこぼしたら、雑巾を自分で取りに行くように教えます。

綺麗に拭き終わったら、雑巾を洗っていつもの場所に干せばいいと教えます。

すると、次にこぼしたときは、自分で対処できるようになりますよね。

これは、勉強でも同じです。

子供の誤りに気づいても、努めてそれを直接的に訂正しないようにすることが大切です。子供自身がそれに気づくことが重要だからです。

『世界標準の子育て』の感想にも書きましたが、親が必要以上に手出し&口出しをしていると子供の自信が育まれません。

「世界標準の子育て」が教えてくれる伸びる子に育つ3つの法則
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だからこそ、私たち親は生き方の基礎となる体験を提供するように心がける必要があるんですよね。

小さな頃から、子供が「毎日」「できる限り」「たくさん」手を使うように習慣づけていけば、出来ることが増えていき、精神的にも自立していきます。

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3. 「敏感期」にもとづいた関わり方をする

敏感期とは、ある特定の機能を成長させるために、特別な感受性を持つ期間のことです。

たとえば、イヤイヤ期(2-3歳)では、分からないことがたくさん出てくるので、それをひとつひとつ秩序立てて覚えようとします。

このときに、覚えた秩序を変えられそうになると、

つまり、物事を行う順番がいつもと変わったり、いつもの場所にモノがなくなったりすると不安になるので、子供はイヤイヤというのです。

安心できるのは、いつも同じ結果になるとわかっている遊びや、いつも同じ道を通って学校に通うこと、同じ手順で出かける準備をすることです。

このことを知った上で子供と関われば、イライラすることが減りそうですよね。

他にも、手を使って遊ぶ(3-6歳頃)時期は、感覚的な刺激を通して物事を理解したり、概念を捉えたりします。

物事の本質を理解したいと思って、積極的に「見る」「触れる」段階です。この背景には、本能的な学習意欲が現れています。

たとえば、りんごを知るには、絵で見ても、話で聞いても完全には理解できませんよね。

実物を見て、感触を確かめて、匂いを嗅いで、食べてみることで初めて本質を捉えることができます。

りんごという名前を覚えるのは、その後です。

子供は自分の感覚を使って感じてみて、はじめて物体の概念を獲得できるのです。

この期間に感覚器官をたくさん使って、その機能を洗練させれば、子供の世界は広がります。

芸術的センスや色彩感覚、音への鋭い感覚、微妙な違いがわかる味覚などは、この時期の経験によって育ちます。

『子どもはみんな問題児。』の感想で、子育てには、「抱いて」「降ろして」「ほっといて」の3つのステージがあると書きましたが、

「聞き分けのいい子」ではなく「問題児」に育てよう!?
子供を「聞き分けのいい子」に育てようとしていませんか? 親や学校の先生の言うことを聞いて、素直で、優しい…。 そんな子供に育てようと必死になっていませんか? 私は、子供たちには自由に育って欲しいと思っているので、無理強いを...

私たち親は子供の成長に応じた関わり方をする必要があるんですね。

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まとめ

今回は、『子どもの才能を伸ばす最高の方法』を参考に、家庭でできるモンテッソーリ・メソッドを紹介してきました。

子供の自立心と才能を伸ばすには、親がサポート役に徹する必要があります。普段から意識して子供と接していきましょう。

おすすめ度:4.0

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