東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇跡』は良い出会いがあれば人生は好転していくことがわかる物語

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出会いに恵まれていますか?

私はこれまで周りの人たちに何度も助けられてきましたが、

東野圭吾さんの小説『ナミヤ雑貨店の奇跡』を読んで、改めて良い出会いがあれば人生はプラスに変わっていくことがわかりました。

どのような状況でも、良い出会いがあれば人生は好転していくんですよね。

おすすめ度:4.0

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こんな人におすすめ

  • バカ3人組が他人の相談にのろうとする物語に興味がある人
  • さまざまな悩みを抱える人たちが登場する短編集を読んでみたい人
  • 良い出会いがあれば人生は好転していくことがわかる物語に興味がある人
  • 東野圭吾さんの小説が好きな人
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あらすじ:バカ3人組が他人の相談にのろうとする物語

物語の主人公は、空き巣をして逃走中の翔太と敦也、そして幸平。

彼らは手頃なあばら家に身を潜めることにしましたが、夜中にも関わらず、郵便受けに謎の封筒が放り込まれました。

気になった彼らは封筒を開けたところ、悩み相談が書かれた手紙が入っていました。

このあばら家に40年ほど前に住んでいた浪矢雄治という72歳の雑貨店の店主に相談に乗ってほしいというものでしたが、

彼らは、なぜ今頃その手紙が放り込まれたのか気になりながらも、今はいない店主の代わりに悩み相談にのることにします。

こうして、バカ3人組が好き勝手に書いた手紙を相談者に返したところ…。

という物語が楽しめる小説です。

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感想①:さまざまな悩みを抱える人たちが登場する短編集

この小説では、あらすじで紹介した物語を含めて、5つの短編が楽しめます。

それぞれ簡単に紹介していくと、

  • オリンピックを目指すべきか、癌になった大好きな恋人の側にいるべきかで悩む女性の物語
  • プロのミュージシャンを目指す松岡克郎が、父のあとを継いで魚屋になるべきか、ミュージシャンを目指し続けるべきか悩む物語
  • ナミヤ雑貨店で悩み相談を受けていた店主の息子が、父の不思議な依頼を聞き入れる物語
  • 幼い頃からビートルズにハマっていた和久浩介が、突然両親から夜逃げすることになったと告げられ、ナミヤ雑貨店に相談する物語
  • バカ3人組とナミヤ雑貨店の意外なつながりが描かれる物語

どの短編でも悩みを抱えている人たちが、ナミヤ雑貨店に相談して、悩みが解決していく姿が楽しめるんですよね。

林真理子さんの小説『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』でも、主人公のオバハンに悩みを相談して解決していく物語が楽しめましたが、

林真理子『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』は様々な悩みを面白おかしく吹き飛ばしてくれる物語
何かに悩んでいませんか? 私はいつも何らかの悩みを抱えていますが、林真理子さんの小説『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』を読んで、いくつかの悩みが吹き飛びました。 主人公のオバサンの圧倒的なパワーに元気づけられたんですよね...

この小説では、バカ3人組に悩み相談をして解決していく滑稽さが楽しめました。

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感想②:悩みは話を聞いてもらうだけで解決していく

この物語では、先ほども紹介したように、バカ3人組だとは知らずに悩みを相談する人たちの物語が描かれています。

たとえば、オリンピック出場を目指すべきか、癌になった大好きな恋人の側にいるべきかで悩む女性の物語では、

バカ3人組は愛する人のそばにいるべきだと返答しましたが、その女性はオリンピック出場を目指し続けました。

汚い言葉で罵られても、前向きに受け取って、オリンピック出場を目指します。

あんた、バカですか。ていうか、バカです。

なんて酷い言葉を浴びせられてもです。

なぜなら、答えは彼女の中にあったからです。

浅田次郎さんの小説『黒書院の六兵衛』では、自分の信念を貫き通す主人公の物語が楽しめましたが、

浅田次郎『黒書院の六兵衛』感想/意志の力が世界を動かす
 私たちは誰もがまわりの影響を色濃く受けていますよね。  たとえば、今勤めている会社が大規模なリストラを断行するなんて噂が流れたら、誰もがじっとしていないでしょう。転職先を探したり、リストラ対象に自分が入っていないか確認したり...

この物語では、信念があれば誰に悩みを相談しても、自己解決できるのだとわかる物語が描かれていました。

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感想③:良い出会いがあれば人生は好転する

その一方で、バカ3人組は、何の信念も持たずに生きていました。

自分たちの不遇を他人のせいにしたり、環境のせいにしたりして過ごしていました。

悩み相談の返答も、誰でも思いつくようなことばかり書いて、それで人の役に立ったと思っていました。

だからこそ、空き巣ひとつまともにできないバカっぷりを発揮していたのですが、

そんなバカに対しても、ナミヤ雑貨店の店主は…。

青山美智子さんの小説『木曜日にはココアを』では、人とのつながりが人生を切り開くきっかけになることがわかる物語が描かれていましたが、

青山美智子『木曜日にはココアを』は人とのつながりが人生を切り開くきっかけになることがわかる物語
人とのつながりを大切にしていますか? 私は結婚して子供もいるので、どうしても家族優先になってしまいがちですが、 青山美智子さんの小説『木曜日にはココアを』を読んで、今まで以上に人とのつながりを大切にしたくなりました。 人と...

この小説でも、良い出会いがあれば、人生は好転するのだと思える物語が楽しめました。

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まとめ

今回は東野圭吾さんの小説『ナミヤ雑貨店の奇跡』のあらすじと感想を紹介してきました。

良い出会いがあれば、人生は好転することがわかる物語が楽しめるので、気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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