webstation plus

 「もっとメンタルを強くしたい!」と思ったことありませんか?

 他人からの批判を必要以上に怖れたり、そのせいで行動できなくなったり、行動できなかったことを後悔したり…。

 そんなメンタルの弱い方にオススメなのが、百田尚樹さんの本『鋼のメンタル』。マスコミからどれだけ叩かれてもへこたれない信念が学べます。

 今回は『鋼のメンタル』から弱い自分を見直すキッカケになる考え方を紹介します。

 そもそも人間関係で悩めるのは贅沢!?

 メンタルが弱い人の多くは人間関係で悩んでいるそうです。確かに、そりが合わない上司や先輩、同僚がいると、それだけでしんどくなりますよね。

 しかし、百田さんは人間関係で悩めるのは贅沢なことだと言われています。なぜなら:

生活と仕事が保障されていると、まずはそれが当たり前となって、そのことで悩むということはなくなり、人間関係みたいなもので悩むようになるということです。

 今から70年ほど前まで日本は戦争をしていました。仕事どころか明日の命さえわからない状況。そんな状況では、人間関係の悩みなんて二の次です。

 しかし今では、会社をクビになっても、最低限の生活は保障されていますよね。命を失うことはありません。だからこそ、人間関係で悩めるのです。

 とはいえ、人間関係の悩みが贅沢だと知ったところで、目の前にある悩みが消えてなくなるわけではありません。そこで、もう少し具体的な方法――メンタルを強くするために知っておきたい3つの事実を紹介します。

 メンタルを強くするために知っておきたい3つの事実

1. 他人の目を気にする人ほど好かれない!?

 自分の評判が気になって言いたいことも言えない。そんなことありませんか?

 余計なことを言って気分を損ねたらどうしよう、変なヤツだと思われたらどうしよう…などなど。

 しかし、そうやって他人の目を気にしている人ほど、他人からは好かれないそうです。なぜなら、信念がないように見られるから。

 テレビでも人気がある人ほど、自分の考えや意見を堂々と主張していますよね。有吉さんや坂上忍さん、マツコさんもそうでしょう。東京都知事の小池百合子さんもそのひとり。自分の考えを堂々と主張しているからこそ、他人から好かれたり嫌われたりするわけです。

 一方で、他人の意見に頷いていばかりいる人はどうでしょうか。敵も味方もつくらないかわりに、「自分の意見がないのか!」と軽蔑されることが多いはず。

 それなら、自分の意見を堂々と主張した方が得だと思いませんか?

2. 負けるからこそ面白い!?

 失敗を怖れて行動できない、負けるくらいなら挑戦したくない…そう思っていませんか?

 もちろん、誰にとっても失敗や敗北は辛いもの。しかし、敗北が辛くて苦しいからこそ、勝利が楽しくて心地いいものになるのです。

 たとえば、友人と暇つぶしにジャンケンをして勝っても、それほど面白くないですよね。しかし、一万円を賭けてのジャンケン勝負ならどうでしょうか。スーパーマリオやテトリスなどのゲームもそうです。頑張ってもなかなかうまくいかないからこそ面白いんですよね。

 人生だって同じです。常に敗北が潜んでいるからこそ、リスクのある戦いだからこそ、面白く感じるわけです。

 それなら、「敗北や失敗があるから楽しいんだ!」と心に決めて、やりたいことに挑戦したほうが得だと思いませんか?

3. 後悔はするだけ無駄!?

 「あんなことしなければよかった」「なかったことにしたい」と思うこと、ありませんか?

 私はこれまで数え切れないほど思ってきましたが、どれだけ後悔したところで得られるものはありませんでした。なぜなら、後悔するだけでは何も変わらないから。むしろ悪化していくことも。

 たとえば、タイトルに無縁の囲碁のプロ棋士は、失着を打つとしばらく後悔することが多いそうです。そのせいで待ち時間が少なくなったり、失着を活かす手はないかと変にこだわったりして、どんどん悪循環に陥っていくのだとか。

 一方、タイトルを獲得するような棋士は、失着を打っても、それは忘れて、現在の局面でベストな手を見出そうとします。その結果、失着による影響が少なくなり、勝率が高まるのだとか。

 つまり、後悔するのは時間のムダ。それだけでなく損することも。それなら、失敗に目を向けるのではなく、「今出来ること」に目を向けたほうがいいと思いませんか?

 最後に

 メンタルは誰でも鍛えることができるそうです。

 そのためには、今回紹介してきたように、自分の考えや意見を大切にし、失敗を怖れずに挑戦すること。そして、たとえ失敗したとしても、後悔せずに今出来ることに目を向けることです。そうすれば、いつかは百田さんのような「鋼のメンタル」になれるかもしれません。

 本書には今回紹介した考え方以外にも、「女性に振られることを恐れるな」や「他人の悪口は大いに言うべし」など、これまでにない切り口でメンタルの鍛え方が語られています。

 興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてください。

 関連記事

説得力を高める3つの要素/『ツカむ!話術』

 なぜ、アメリカ人は「自己主張」がうまくできるのだろう。自分の発言に説得力をもたせ、相手に聞く耳をもってもらえる。人の心を惹きつけ、動かしていける――。なぜ、そんな話術を身につけているのだろうか。  結論からいえば、子ど …

他人から評価されないのは「語彙力不足」が原因!?

(※『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』表紙より)  「他人よりも頑張っているのに評価されない!」と思ったことありませんか?  斬新なアイデアを上司に説明してもなぜか反応が悪い、交渉の場でプレゼンをしてもうまく …

結婚運がない人がやってしまいがちな3つの勘違い

 先日、知り合いのおじさんから、こんな話を聞きました。  「最近、娘が結婚したんやけど、ほとんど旦那の言うことに従ってるみたいやねん。自分の意見と旦那の意見が一致しないときもあるやろ?そのときは、旦那の意見を自分の意見と …

「人は騙せても自分は騙せない」というのは嘘/『限りなく黒に近いグレーな心理術』

 「恐怖管理理論」をご存知だろうか。人は恐怖や不安を感じると、無意識に安心できて楽しいものを求めてしまう――という心理学の理論である。たとえば、中学生が殺害されたニュースを見たあとに、高級車や高級腕時計のCMをみると、多 …

毒親に育てられた子どもに起こる弊害とその対処法

 「毒親」という言葉が流行っていますよね。ここで言う「毒親」とは、子どもに対してネガティブな行動パターンを執拗に繰り返し、それによって子どもの人生を支配する親のことです。  もちろん、「そんな行動はとっていない!」と反論 …

「悩まなくてもいいこと」に悩んでいない?/『悩まない技術』

 「やりたいことが見つからない」「一生懸命頑張っているのにまわりから認めてもらえない」「わかっているのに同じ失敗を繰り返してしまう」――もし、こういった悩みを抱えているようなら、「前提条件」を疑ったほうがいいだろう。「悩 …

愛とは互いに見つめ合うことではない/夫婦円満の秘訣

 愛とは相手に変わることを要求せず、相手をありのままに受け入れることだ。 (ディエゴ・ファブリ)  とはいえ、私たちはパートナーに変わることを求めてしまう。「なぜ、そんなキツイことを言うの?」「なぜ、こんなことをするの? …

「自分に自信がない人」が自信を持つために今すぐやるべきこと

 それは、服装やメイクを変えることだ。  アメリカの心理学者フィリップ・ジンバルドの実験によると、「服装」が人格にまで影響を及ぼすことがわかった。彼は新聞で公募した24名を無作為に「囚人役」と「看守役」にわけ、囚人役には …

悩みの原因は自分にあった!?問題解決のヒント34

 何かに悩んだり、苦しんだりしていませんか?  私は悩んでいました。仕事がうまくいかない、時間が足りない、もっとお金が欲しい…などなど。  このような悩みや苦しみの原因は、信じているものが間違っているからだとしたら――。 …

自分のために「怒らない人」になろう/『怒らない技術』

 ある日、船を下りて波止場を歩いていた松下幸之助氏は、いきなり大男にぶつかられて海に落ちてしまった。このとき一緒にいた秘書が、「社長、大丈夫ですか。私が文句を言ってきますよ」といったところ、幸之助氏は「ああ、夏でよかった …