webstation plus

stomach_01

 これからダイエットしようと思っているのなら、お腹だけがぽっこりしているかどうか確認してほしい。もし、お腹だけがぽっこりしていて、あとはそれほど太っていないようなら、過剰な食事制限や運動などしなくても簡単に痩せられる可能性がある。なぜなら、お腹はどうしても太りやすい部位だからだ。

 では、なぜ「お腹」は太りやすいのか。それは、人類の歴史を紐解いてみればわかるだろう。私たち人類の歴史のほとんどは飢餓との闘いだった。だから、人は進化の過程であえて体に脂肪を蓄える機能を備えたといわれている。溜めてもいい、溜めやすい部位に脂肪を蓄積することで人類は生き残ることができたのだ。その部位こそが「お腹」である。

 では、なぜお腹に脂肪を蓄積したのか。それは人類が二足歩行を始めることで、腹部を前面にさらけ出すようになったからだ。腹部には大切な臓器が収まっているにも関わらず、胸郭でいうところの肋骨のようなプロテクターがない。だから、内臓を保護するクッションとしておなかに脂肪をつけたのである。脂肪があるかないかで、外から衝撃を受けたときのダメージが大きく異なるからだ。

 それは飢餓に苦しむ子どものお腹をみてもわかるだろう。彼らのお腹は脂肪ではないが、空気か水のどちからで膨らんでいる。お腹を守ろうとしているからだ。それほどお腹は守らなければならない部位なのである。

 では、どうすればお腹を凹ませることができるのだろうか。結論からいえば、お腹を凹ませるだけ。お腹を凹ませて筋肉をつけ、余分な脂肪がなくてもお腹を守れるようにすればいいのである。具体的な方法はこちら:

  1. 背筋を伸ばす
  2. 肩を後ろに引く
  3. お腹を凹ませる

 なんとなく背筋を伸ばすのではなく、これ以上は伸びないというところまで背筋を伸ばす。目線を最大限まで高くするイメージだ。このとき、あごを出さないように気をつけること。

 もし、背筋がうまく伸ばせないようなら、両手を組んで上に伸びをしてみよう。そして、上半身の伸びを維持したままで手を下す。そうすれば、綺麗に背筋が伸びているはずだ。

 背筋が伸びたのなら、次は両方の肩を軽く後ろに引こう。このとき、胸を大きく突き出したり、腰を反らせた姿勢にならないように気をつけること。また、肩が上にあがったり、思うように後ろに下げられないようなら、腕を後ろで組んで背中に皺を寄せる動きを練習しよう。凝り固まっている肩をほぐすのだ。

 そして最後に、お腹を凹ませる。このとき、肩を上げたり、息を止めたり、背中が丸まったりしないように気を付けよう。あくまでも、背筋を伸ばし、肩を軽く引いた状態を維持するのだ。

 あとは、普段からこの状態をキープして歩けるように訓練していこう。そうすれば、普通に歩くよりも、消費カロリーが20%程度アップする。お腹が凹むだけでなく、いわゆるダイエット効果も期待できるだろう。

 さて、私たちはどうしてもお腹から太ってしまう。それは人間として当たり前のことだ。それなのに、過剰な食事制限や運動をしても効果はあらわれにくい。脂肪をつけてお腹そのものを守ろうとしているからだ。だから、今回紹介した方法で、お腹を強くしていこう。余分な脂肪がなくてもお腹を守れるようにしていこう。そうすれば、楽しい食事と適度な運動をしながら痩せられるはずだ。

 関連記事

自分らしく生きるために必要な力/『直感力』

 私たちは「お昼ご飯」から「結婚相手」にいたるまで、さまざまなことを自由に選択することができる。しかし、「お昼ご飯」でも「結婚相手」でも、すべての選択肢を検討することなどできない。そんなことをしていては、どれだけ時間があ …

自分のアタマで答えを導き出す3つの方法/『0ベース思考』

 私たちは「自分の能力」を過大に評価してしまう傾向がある。たとえば、「あなたは運転がうまいですか?」という質問に対して、多くの人が「人並み以上にうまい」と答えている。どうやら私たちは「他人よりも優れている」と思い込んで生 …

「運が良い人たち」は見向きもせず、「運が悪い人たち」が共通して求めているものとは?

 私たちは、誰一人として同じ脳を持っていません。  両親の遺伝子の掛け合わせによって生じる存在としての個性があり、さらに、人生最初の三年間に与えられた環境によって、脳の神経回路に偏りが生じるからです。  ここでいう脳の神 …

「家賃と同じだから」ではダメ/失敗しないマイホームの選び方

 「家が欲しい」と思っても、何から手をつけていいのかわからない。家を買ったら将来が不安定になってしまいそう。そんなふうに思っていませんか。  私はそう思っていました。家賃と同じくらいの返済額にすれば「家を買っても大丈夫」 …

「片付けられない人」にオススメの3つの習慣

 どれだけ忙しくても、きちんとしている人いますよね。  普段からキリッとした服装をして、行動もテキパキ。家の中もキレイに片付いていてスタイリッシュ。そんな人になりたいと思いませんか?  「無意識の美意識」さえ押さえてしま …

「痩せられない」&「時間がない」人にオススメの処方箋

 「痩せたいのに痩せられない」「忙しすぎて自分の時間がまったくもてない」という悩みを抱えていませんか?しかし、これらを改善しようと思っても、なかなか思うようにはいきませんよね。それは、私たちの想定外のところに原因があるか …

あなたはどちらのタイプ?「賢明な人」or「単純な人」

 世の中には、「賢明な人」と「単純な人」の2種類が存在する――と、大阪大学社会経済研究所の大竹文雄教授は言います。  ここでいう「賢明な人」とは、目標を掲げ、その目標をやり切ると周りに宣言し、コミットする人のこと。もしく …

「ありのまま」か「なるがまま」か/ぶれない心を育てる方法

 前回、「悩みを解決したいのなら、悩みから逃げるのではなく、徹底的に悩みぬこう」というエントリを書きましたが、今回は前回と少し視点を変えて悩みについて考えてみたいと思います。  心理学者であるアルフレッド・アドラーは、「 …

なぜ、速読に挑戦してもほとんどの人が失敗してしまうのか?

 あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。  とは、スティーブ・ジョブズの言葉ですが、この言葉どおり私たちの人生には限りがあります。そこで、本を読む必要に迫られている人たちや多 …

ムダを省けば時間が増える/『必要なものがスグに!とり出せる整理術! 』

 私たちはよく「時間がない」といって嘆いている。遊ぶ時間がない、本を読む暇がない、仕事をする時間が足りない…。しかし、このように時間が足りないのは、実は「片づけ」をしていないことに原因があるかもしれない。  アメリカのビ …