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 これからダイエットしようと思っているのなら、お腹だけがぽっこりしているかどうか確認してほしい。もし、お腹だけがぽっこりしていて、あとはそれほど太っていないようなら、過剰な食事制限や運動などしなくても簡単に痩せられる可能性がある。なぜなら、お腹はどうしても太りやすい部位だからだ。

 では、なぜ「お腹」は太りやすいのか。それは、人類の歴史を紐解いてみればわかるだろう。私たち人類の歴史のほとんどは飢餓との闘いだった。だから、人は進化の過程であえて体に脂肪を蓄える機能を備えたといわれている。溜めてもいい、溜めやすい部位に脂肪を蓄積することで人類は生き残ることができたのだ。その部位こそが「お腹」である。

 では、なぜお腹に脂肪を蓄積したのか。それは人類が二足歩行を始めることで、腹部を前面にさらけ出すようになったからだ。腹部には大切な臓器が収まっているにも関わらず、胸郭でいうところの肋骨のようなプロテクターがない。だから、内臓を保護するクッションとしておなかに脂肪をつけたのである。脂肪があるかないかで、外から衝撃を受けたときのダメージが大きく異なるからだ。

 それは飢餓に苦しむ子どものお腹をみてもわかるだろう。彼らのお腹は脂肪ではないが、空気か水のどちからで膨らんでいる。お腹を守ろうとしているからだ。それほどお腹は守らなければならない部位なのである。

 では、どうすればお腹を凹ませることができるのだろうか。結論からいえば、お腹を凹ませるだけ。お腹を凹ませて筋肉をつけ、余分な脂肪がなくてもお腹を守れるようにすればいいのである。具体的な方法はこちら:

  1. 背筋を伸ばす
  2. 肩を後ろに引く
  3. お腹を凹ませる

 なんとなく背筋を伸ばすのではなく、これ以上は伸びないというところまで背筋を伸ばす。目線を最大限まで高くするイメージだ。このとき、あごを出さないように気をつけること。

 もし、背筋がうまく伸ばせないようなら、両手を組んで上に伸びをしてみよう。そして、上半身の伸びを維持したままで手を下す。そうすれば、綺麗に背筋が伸びているはずだ。

 背筋が伸びたのなら、次は両方の肩を軽く後ろに引こう。このとき、胸を大きく突き出したり、腰を反らせた姿勢にならないように気をつけること。また、肩が上にあがったり、思うように後ろに下げられないようなら、腕を後ろで組んで背中に皺を寄せる動きを練習しよう。凝り固まっている肩をほぐすのだ。

 そして最後に、お腹を凹ませる。このとき、肩を上げたり、息を止めたり、背中が丸まったりしないように気を付けよう。あくまでも、背筋を伸ばし、肩を軽く引いた状態を維持するのだ。

 あとは、普段からこの状態をキープして歩けるように訓練していこう。そうすれば、普通に歩くよりも、消費カロリーが20%程度アップする。お腹が凹むだけでなく、いわゆるダイエット効果も期待できるだろう。

 さて、私たちはどうしてもお腹から太ってしまう。それは人間として当たり前のことだ。それなのに、過剰な食事制限や運動をしても効果はあらわれにくい。脂肪をつけてお腹そのものを守ろうとしているからだ。だから、今回紹介した方法で、お腹を強くしていこう。余分な脂肪がなくてもお腹を守れるようにしていこう。そうすれば、楽しい食事と適度な運動をしながら痩せられるはずだ。

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