数学者がたどり着いた幸せに生きる方法とは?

ライフハック

幸せを感じていますか?

私はどちらかといえば、幸せな人生を歩めていると思っていますが、

数学者である岡潔さんの『数学する人生』を読んで、幸せに生きる方法が少しだけわかりました。

この世界は、目に見えるものが全てではないんですよね。

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『数学する人生』は、こんな人におすすめ

  • 幸せに生きる方法を知りたい人
  • 目に見えるものだけを信じていると不幸になる理由を知りたい人
  • 数学者の考えに興味がある人
  • 西洋文化と日本文化の違いを知りたい人
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日本人がダメになったのは西洋文化を「中心」に置いたから?

「生きがいが感じられない…」と思ったことはありませんか?

実は、西洋文化を「中心」に置いたことが、生きがいを感じられなくなったひとつの要因だと岡潔さんは言われています。

人は本来、物質的自然の中に住んでいるのではなく、魚が水の中に住んでいるように、心の中に住んでいます。

ところが、日本は終戦後にアメリカから唯物主義と個人主義を取り入れて、その考えを中心に置きました。

それまでは、千利休が築いた茶道でいうところの「わび・さび」のような心の世界に美意識を置いていたのに、

目に見える豪華なもの…クルマや洋服、家などお金で買えるものに美意識をもつようになったんですよね。

ちなみに、千利休の一生をミステリー仕立てで描いた山本兼一さんの小説『利休にたずねよ』を読めば、千利休が築いた「わび・さび」の世界が垣間見れます。

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こうして、目に見えるものを中心に置いた多くの日本人は、分かってもいない「自分」や「自然」を、勝手にこうだと決めつけ、

その決めつけたイメージと、現実とのギャップに苦しむことになったのです。

たとえば、お金もそのひとつ。

今でも多くの人がお金があれば幸せになれると信じて、必死に働いていますが、

川村元気さんの小説『億男』でも描かれているように、お金が山ほどあっても、幸せを感じられない人たちがいます。

「お金=幸せ」は嘘!?川村元気『億男』はお金を稼いで幸せになれる方法を教えてくれる物語
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実際、宝くじに当選したことがきっかけとなって、不幸になった人さえいます。

また、学問の世界でも、観測できることだけでは、解明できない事実が次々と明らかになってきました。

西洋の学問や思想は、「時間」や「空間」があるという前提に立って考えはじめます。

しかし、「時間」「空間」というものが本当にあるのか?その本体は何か?と言うことは決して考えようとしませんでした。

その代わりに、時間と空間という枠の中で、五感でわかるものだけがあり、わからないものはないと決めたのです。

ところが、科学的に調べてみると、不安定な素粒子というものが出てきました。

こうして、「物質の世界が独立して存在するはずだ」という大前提が覆されてしまったんですよね。

つまり、目に見えるものだけでは、この世界は解明できないのです。

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科学では説明しきれない世界が存在する

それにも関わらず、今でも多くの科学者が「科学」では説明しきれない世界を無視しています。

たとえば、小川のせせらぎ。小川は実にきれいにせせらぎますね。

実は、小川のせせらぎは、重力とその他二、三の法則によって実現されているのですが、

法則からせせらぎを生みだすには、各瞬間、各水滴が、それぞれの情勢に応じてどちらの方向へどれくらいの速さで流れたらよいかを瞬時に判断し、その通りに動く必要があります。

つまり、物質には「ラプラスの方程式」よりも、かなり難しい数式をただちに解いてしまうような知力があると思うしかない現象が起こっているんですよね。

このことを、西洋人たちは「ラプラスの魔」と呼びました。

微分方程式を瞬間に解く知力を持っている魔物が存在するとすれば、自然はこれでみな説明がつくと考えたのです。

ちなみに、東野圭吾さんの小説『ラプラスの魔女』は、

「この複雑怪奇な数式が瞬時に解ける人間が存在したら?」をテーマに描かれている物語です。

東野圭吾『ラプラスの魔女』感想/「存在意義がない人」などこの世に存在しない
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ところが、「ラプラスの魔」について、これ以上の説明ができなさそうだとわかると、すぐにその方面への関心は薄れ、忘れさられてしまいました。

その結果、また五感で感じられる世界に閉じこもることになったのです。

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宗教的な考えを取り入れて視野を広く持とう

とはいえ、自然科学は非常に価値ある、重要な二つの結論を導き出しました。

まず第一に、不安定な素粒子の発見によって、五感ではわからないものが存在することを明らかにしました。

第二に、五感でわかるものだけを丁寧に調べていては、いつまで経っても生命現象は解明できないことを実証しました。

「人は一日をどう暮らせばよいのか?」という疑問も、生命現象の問題です。

五感でわかるものだけを調べても、わかるはずがありません。

では、どうすれば理解できるようになるのでしょうか?

それには、たとえば仏教の高僧に働いたような大智力が必要です。

つまり、充実した人生を過ごすには、宗教のいう基本的なことは取り入れて、

その上で、あとは自分の目で見て、自分の頭で考えて行動していくしかないんですよね。

三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーも、

目に見えるものは移ろいやすいけれど、目に見えないものは永遠に変わりません。

と言われています。

ちなみに、ヘレン・ケラーをテーマにした原田マハさんの小説『奇跡の人』でも、目に見えない世界、すなわち心を自由に広げていくことが大切だと描かれています。

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ところが、今でも多くの日本人がこうした宗教的な考えを強く否定しています。

その一方で、お金至上主義のような生き方をしているため、昔に比べて幸せを感じられなくなったのではないでしょうか。

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まとめ

今回は、岡潔さんの『数学する人生』を参考に、どうすれば幸せに生きられるのか?を考えるヒントを紹介してきました。

目に見えるものだけを信じていると、思わぬ不幸が訪れることになるかもしれません。

より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

おすすめ度:4.0

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