漫画『いぬやしき』のあらすじと感想を全10巻ネタバレありで紹介

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2014年からイブニングで連載がはじまった漫画『いぬやしき』。『GANTZ』などの有名漫画を描いた奥浩哉さんによる作品です。

ストーリーとしては、家族からも世間からもバカにされていたサラリーマンの犬屋敷壱郎が、機械の体を手に入れて、人助けをしながら生きがいを見出していく物語です。

一方、犬屋敷と共に機械の体を手に入れた高校生の獅子神皓は、人を殺すことでしか生きがいを感じられず、次々と人を殺していきます。

そんな対照的な二人がどうなっていくのか気になって、ページをめくる手が止まらなくなるんですよね。

今回は、そんな魅力ある漫画『いぬやしき』のあらすじと感想を、全10巻ネタバレありで紹介していきます。

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『いぬやしき1巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

妻と二人の子供を養うためにサラリーマンとして働いていた犬屋敷壱郎は、何年もかけてお金を貯め、一軒家を購入しますが、家族から「ちっさ」と言われます。

それだけでなく、彼が牛丼屋でご飯を食べていると、息子の友人から「何が楽しくて生きてんだろうな。家族とかいないのかな?」とバカにされました。

そんな犬屋敷が健康診断の再検査に行ったところ、「胃がん」だと宣告されます。

ところが、このことを告げようと家族に電話をしても、誰ひとり電話に出てくれませんでした。

そこで犬屋敷は、ひとり公園で泣いていたのですが…。

そこに宇宙船が墜落してきます。しかも、その事故を隠蔽しようとした宇宙人のおかげで彼は機械の体を手に入れました。

犬屋敷は手に入れた体を使ってホームレス狩りをする中学生たちと戦おうとしますが…。

社会の底辺だった犬屋敷が、機械の体を使って弱者を救っていく物語の始まりです。
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『いぬやしき2巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

犬屋敷と同様に機械の体を手に入れた高校生の獅子神は、友人である安堂にその体を見せて自慢します。

それだけでなく、カラスを撃ち殺したり、交通事故を引き起こしたり、適当な家に入って無差別殺人をするなど、攻撃的に振る舞いました。

とはいえ、彼には友人思いな面もあり、安堂を虐めていた人間を次々と殺していきます。

しかし、安堂からは「平気で人を殺す人間は無理だ」と突き放されました。

一方の犬屋敷は、自分に病気を治す力が備わっていることに気づきます。そこで…。

同じ能力を手に入れても対照的な使い方をする二人が面白い物語です。
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『いぬやしき3巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

若いカップルが暴力団に目をつけられ、女性が拉致されて犯されそうになります。

その女性は、その場にあった刀で相手を斬り付け、なんとか逃げ出しましたが、住所を知られてしまいました。

その後、暴力団はカップルの家に乗り込んできて男を殺し、女性を連れて行こうとしますが、そこに犬屋敷が助けに現れます。

ところが、犬屋敷は銃で何度も撃たれ、女性を連れて行かれました。

すぐに復活した犬屋敷は、その女性を救おうと一人で暴力団事務所に乗り込みますが…。

圧倒的な悪は、それ以上の力でねじ伏せるしか解決策がないように思えてきます。

『いぬやしき4巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

獅子神の人殺しを止めたいと思っていた安堂は、何者かが人助けをしていることを知り、機械化された人間がもうひとりいるのではないかと推測します。

そこで彼は、家の中でわざと「たすけて!殺される!」と叫び、犬屋敷を呼び寄せました。

安堂は、呼び寄せた犬屋敷に獅子神を止めて欲しいと頼み、一緒に止める方法を考え始めます。

一方の獅子神は、手に入れた力を使って母親に楽させようと、癌を治したり、ATMからお金を盗んで外食したりしていました。

ところが、そこに警察がやってきて…。

機械化しても人助けを続ける犬屋敷のことを「誰よりも人間らしい」という安堂の言葉が心に響きます。

『いぬやしき5巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

実名と顔写真を公開されて凶悪犯だと報道された獅子神は、同級生の渡辺しおんの家に匿ってもらいます。

ところが、獅子神の母親がその責任を取って自殺しました。しかも、ネット上に母親の悪口が次々と書き込まれます。

怒った獅子神は、マスコミや悪口を書き込む人間を次々と殺していきました。

しかし、渡辺しおんから「ずっと一緒にいて欲しい」とお願いされ、さらに「罪もない人を殺してはいけない」と言われた獅子神は…。

マスコミやネットで悪口を書き込む人間は、殺されても仕方がないように思えてきます。

『いぬやしき6巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

渡辺しおんの家に獅子神を殺そうとSATが突入します。しかし、彼女とそのおばあちゃんだけが撃ち殺されました。

怒った獅子神は、警察署に乗り込み、次々と警官を殺していきます。

それだけでなく、彼は「この国がある限り追われ続ける」と言って、1日に100人ずつ殺していくと宣言しました。

この言葉を聞いた多くの人たちが彼のことを馬鹿にしますが、獅子神はモニター越しに次々と殺害を繰り返していきます。そして…。

すぐに他人をバカにする人たちが次々と殺されていく姿が描かれています。

『いぬやしき7巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

テレビ局に電話を入れた獅子神は、「俺、お前嫌いなんだよね」と上から目線で話しかけてくるアナウンサーを放送中に殺害します。

しかし、この放送を観た安堂が、スマホ越しに相手を殺していることに気づき、犬屋敷を使って「スマホから体を離してください」というメッセージを表示させました。

これでスマホ越しには殺せなくなった獅子神でしたが、巨大スクリーンを使って100人を殺しきります。

さらに、翌日からは1000人ずつ殺していくと宣言し、次々と飛行機を墜落させました。

犬屋敷はひとりでも多くの人を助けようと踏ん張りますが、彼の娘も飛行機事故に巻き込まれて…。

安全な場所で偉そうな発言をするアナウンサーが殺されるシーンがスッキリします。

『いぬやしき8巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.0

ついに獅子神と犬屋敷が出会って戦い始めます。

獅子神は「自分が悪で、なんでこんなジジィがヒーローなんだ」と怒って彼を殺そうとしますが…。

一方の犬屋敷は、娘を救うために戦いを早く終わらせようとしていました。そこで犬屋敷は、獅子神の両腕を壊して娘を助けに向かいます。

ところが、娘の元にたどり着いたときには…。

生きる意味をかけて戦う二人の姿が描かれています。

『いぬやしき9巻』のあらすじと感想

おすすめ度:3.5

怪我をしている人たちを次々と助けていった犬屋敷は、自分はこうやって人を救うために生まれてきたのではないかと思うようになります。

しかし、彼が人助けをしている姿がテレビで報道されました。

そのせいで、機械になったことを家族にも知られますが、彼らはそれでも犬屋敷に家にいて欲しいとお願いします。

一方の獅子神は、安堂の家に訪れますが、彼から「お前は殺人機械だ」と言われ、軽蔑されました。

そこで獅子神は…。

3日後に巨大な隕石が地球に衝突することがわかった二人はどうするのか!?

『いぬやしき10巻』のあらすじと感想

おすすめ度:4.0

犬屋敷は、隕石を止めに向かおうとしますが、娘から行かないでと止められます。

それでも彼は、「最後まで諦めたくない」と言って、家から飛び出しました。

ところが、隕石は予想を遥かに上回る大きさで、どれだけ攻撃してもびくともしません。

そこに獅子神が現れ、「安堂と佐藤しおんには死んで欲しくないから」といって自爆しますが、それでも隕石を止めることが出来ませんでした。

そこで、犬屋敷は…。

これで『いぬやしき』も終わりを迎えますが…。最後は感動できます。

最後に

漫画『いぬやしき』は、同じ力を手に入れた二人が対照的な力の使い方をしますが、それが普段の生き方に大きく影響されているので、毎日をどう生きるかが大切だと改めて実感できる物語です。

それだけでなく、他人からバカにされている真面目な人ほど、実は多くの人を助けたり、他人のために行動していることがわかる物語でもあります。

戦闘シーンが多い漫画ですが、心に響くシーンも描かれているので、気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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