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(※『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』表紙より)


 毎日、不安になることありませんか。

この仕事が成功しなかったらどうしよう…
あの人に嫌われていないかな?
お金が減るのはどうしたらいいの!?

 などなど、私たちは思い通りにならないことに不安を覚えます。人間関係や将来のこと、時には自分自身でさえコントロールできないので、不安になるのは当然です。

 しかし、不安に飲み込まれてしまうと、行動にリミッタがかかってしまいます。普段から緊張感が高まっているので、いざというとき力が出せません。

 では、どうすれば不安は解消できるのでしょうか。

 本:『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』を参考に考えてみましょう。

 そもそもなぜ不安になるの?

 もちろん、いろいろな原因が考えられます。

 計算が苦手だという遺伝子が発動したり、過去に起こした車の事故や幼少期の母との関係が引き金になったり、ありもしない未来を想像したりと、ほんといろいろな原因が考えられます。

 しかし、すべての不安を突き詰めていくと、「バランスを取ろうとしている」ことに気づきます。

 たとえば、周りの人にどう思われているのか気になって不安になることありますよね。

・LINEの返事が遅いとき
・飲み会に誘っても断られたとき
・一生懸命仕事をしても評価されないとき

 などなど。こういったときに不安を感じるのは、「自分は他人に評価される価値がない」と思っているからです。

 しかも、私たちは不安を感じると心のバランスを取るために「私は素晴らしい」という反対の感覚が湧き上がってきます。

 つまり、不安になればなるほど、「誰からも愛されていない自分」の対極にある「私は万人から愛される素晴らしい存在」という感覚が溢れ出すのですね。

 だからこそ、少しでも否定されると「愛されていない」と傷つき、必要以上に不安になってしまうのです。

 では、どうすれば不安は解消できるのでしょうか。その方法を3つ紹介します。

 不安を一瞬で解決する方法

1. 他人の不安に振り回されない

 私たちには共感力という素晴らしい力が備わっています。他人の感情を自分の感情のように感じる力ですが、これが強く働きすぎると周りの人たちの不安に振り回されます。

 たとえば、ある小学生の男の子はいじめられた経験がないのに、母親の「いじめられたらどうしよう」という不安に影響され、いつも不安を感じていました。

 そこで母親をカウンセリングしたところ、母親の不安が解消したその瞬間に、その男の子の不安も消え去ったそうです。驚きですよね。

 他人から伝わってくる不安を「自分の不安だ」と思ってしまうと、自分の力では解消できないので、どんどん不安が膨らんでいきます。

 そこで、自分の不安と他人の不安を切り分けて考える必要が出てきます。他人の気持ちを考えるのはやめ、自分のやりたいことに目を向けるのです。

 周りにいる不安そうな人から距離を取るのもいいでしょう。

 とにかく、他人の不安に悩まされないことが不安解消の第一歩です。

 ※『嫌われる勇気』でも自分と他人を切り分けて考えることが大切だと紹介されていましたね。

2. 「暗示を解く」言葉を見つける

 そうは言っても不安がおさまらないこともあるでしょう。そんな時におすすめなのが、不安を解消する言葉を探す方法です。

 たとえば、「失敗しても愛される」「人は人、自分は自分」「お腹ペッコリで男前」「豊かな金持ち」など、不安に思っていることと反対の言葉を探すのです。

 私たちはいつの間にか、いろいろな暗示にかかっています。

 「自己啓発本を読んでも効果がない」と聞けば、そうなのかなと思いますよね。

 少し耳に挟んだだけで信じてしまうのですから、人に怒られたり、悪口を言われたりすると、自分には成功する力がない、他人よりも劣っている、ダイエットなんてできない、お金なんて手に入らない…なんて暗示にかかってしまうんですよね。

 そこで、暗示を解くための言葉を探す必要が出てきます。どんな言葉でもいいので、不安とは反対の言葉を口にし、不安が解消される言葉を見つけるのです。

 そうすれば暗示が解け、必要以上に不安になることがなくなります。

 ※心屋さんも同じことを言われていますね。

3. 相手も同じ人間だと知る

 では、不安を解消する3つ目の方法です。それは相手も自分と同じ人間だと理解することです。

 「そんなことはわかっている!?」と思われたかもしれませんが、私たちは他人を自分とは違う存在だと思い込んでいることが多々あります。

 突然ですが、人間をイメージしてください。

 どうでしょうか。リアルな人間がイメージできましたか。

 リアルな人間がイメージできなかった人は、周りの人たちを自分とは違う異質な存在だと認識しています。

 そんな異質な存在だからこそ、相手が何を考えているのか一生懸命に考えなければいけません。同じ人間という感覚がないので、相手の攻撃に備え、あらかじめ自分でダメ出しをしてしまいます。

 本当は相手も同じ人間です。悩んだり不安になったり、偉そうに虚勢を張ったりする私と変わらない存在です。そう思えば何だか楽になりませんか?

 必要以上に他人を怖れたり、敬ったりするのは相手を同じ人間だと思っていない証拠。誰に対しても対等な一人の人間だという認識を持ちましょう。

 最後に

 今回は『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』を参考に、悩みを解消する方法を紹介してきました。

 私たちは誰もがプラスマイナス0になるようにできています。「あの人かわいそう」の裏に「ざまあみろ!」が隠れているように、「やらなきゃ」の裏には「やれない」が隠れています。

 だからこそ、私たちは不安になり行動できなくなるのですが、そんな自己暗示を解く言葉を探し、自分を解放していけば想像以上の結果が出せるようになります。

 ぜひ、自分のリミッタを外して楽しい人生を送るようにしましょう。より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

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