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 この前、「リーダーシップとはすべてを仕切ることではない」という趣旨のエントリを書きました。

 一緒に仕事をする人たちに細かな指示を出すのではなく、普段は愛されるキャラクターでありながらも、「いざ!」というときには強い意志を貫き通せるリーダーになる必要があると書きましたが…。

 では、具体的にどうすれば、そんなリーダーになれるのでしょうか。

 「常に相手を勝たせる」を意識していますか?

 成功しているリーダーに共通している条件は、「常に相手を勝たせている」ことです。

 たとえば、私たちが何らかの商品やサービスを購入する場合、必需品を除けば、「支払う金額よりも価値があるもの」しか買いませんよね。

 「Nintendo Switch」もそのひとつです。とても高価なものですが、子供がいる多くの家庭で購入されています。それは、値段以上の価値があると多くの人が感じているからです。

 つまり、購入する人が「お得だ!」と思える状態を生み出すことが大切なんですよね。

 もちろん、リーダーも同じです。一緒に仕事をする人たちが「得をした」と感じる状態を生み出さなければ、誰も必死に働いてくれません。

 ところが、私たちは得てして「自分が得をすること」にしか興味がないんですよね。

 そのため、細かな指示を出す支配的なリーダーになりがちなのですが、それではお互い不幸になるだけです。だからこそ…。

 「受け取る人」から「与える人」にシフトすることを目指そう

 まずは、「受け取る人」から「与える人」にシフトすることを目指しましょう。

 そのためには、「自分には何が与えられるのか?」にフォーカスする必要がありますが、それだけでなく、次の3つを意識して行動することが求められます。

1.「怖れ」ではなく「愛」のエネルギーを与えよう
2.「結果」だけでなく「プロセス」も大切にしよう
3.「一緒に仕事をする人」が自分で役割を選べる空白を作ろう

1.「怖れ」ではなく「愛」のエネルギーを与えよう

 私たちが行動するエネルギーは、大きく分けると「愛」と「怖れ」の2種類です。

 「愛」はプラスのエネルギーで、「与えたい」「守りたい」「恩返しをしたい」「もっと良くなりたい」といった肯定の力です。

 一方の「怖れ」はマイナスのエネルギーで、「こんな毎日はもうイヤだ」「逃げ出したい」「憎い」「許せない」といった否定の力です。

 そして、私たち人間は「怖れ」のエネルギーで行動すると不幸を感じるようになり、反対に「愛」のエネルギーで行動すると幸福を感じられるようになります。

 だからこそ、リーダーはビジョンや行動の中心に「愛」のエネルギーをおく必要があるんですよね。

2.「結果」だけでなく「プロセス」も大切にしよう

 とはいえ、リーダーには「結果」が求められます。

 しかし、だからといって「結果」に注力するあまり、怖れのエネルギーで行動させようとしたり、プロセスをおざなりにしてはいけません。

 一緒に仕事をする人たちが成長できて、心からワクワクするようなビジョンを描き、プロセスも楽しめるようにすることが大切なんですよね。

 なぜなら、楽しんで仕事をすれば、プロジェクトに関わっていない人たちも興味を持ち、結果として大勢の人が集まるので、ビジョンを実現するスピードが劇的に早まるからです。

 閉じた世界で細かな指示を出すリーダーには決してマネできないことです。

3.「一緒に仕事をする人」が自分で役割を選べる空白を作ろう

 では、どうすれば一緒に仕事をする人たちが成長できて、心からワクワクするようなビジョンを描くことができるのでしょうか。

 結論から言うと、リーダーが一人でやろうとしないことです。

 「素晴らしいビジョンには、自分の役割を見つける空白がある」と言われているように、自分には何ができるのか?を考える空白を作ることが大切です。

 そんなビジョンが描ければ、一緒に仕事をする人たちの創造力がプロジェクトに加わるので、リーダーがすべて一人で考えて指示するよりも、想像を上回る商品やサービスを生み出すことができるんですよね。

 ◆

 私たちはどうしても「自分の利益」を優先して行動しがちですが、それでは素晴らしいものを生み出すことはできません。どれだけ頑張っても空回りします。

 だからこそ、リーダーはもちろんのこと、誰もが「受け取った以上に与える」ことを意識して行動することが大切なんですね。

 私もこのブログで「読者のみなさんに何が与えられるのか?」を意識して運営していきたいと思います。

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