今村夏子さんの小説【全6作品】の発売順とおすすめランキングをご紹介

エンタメまとめ

今村夏子さんの小説といえば、不思議な登場人物たちが織り成す物語が淡々と語られるのが特徴です。

それだけでなく、常識外れな物語が描かれているので、いろいろ考えさせられるんですよね。

今回は、そんな今村夏子さんの小説【全6作品】の発売順とおすすめランキングを紹介していきます。

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今村夏子さんの全小説を発売順にご紹介

現在、今村夏子さんの小説は6作品発売されています。発売順に並べると次のようになります。

  1. こちらあみ子
  2. あひる
  3. 星の子
  4. 父と私の桜尾通り商店街
  5. むらさきのスカートの女
  6. 木になった亜沙
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今村夏子さん全小説のおすすめランキング

では早速、今村夏子さん全小説のおすすめランキングを紹介していきます。それぞれのあらすじと感想はリンク先を参照してください。

第6位 木になった亜沙

おすすめ度:4.0

物語の主人公は亜沙。彼女は幼稚園の頃に、一番仲良しだったるみちゃんに炒ったひまわりの種を食べさせてあげようとしましたが、「いらん!」と拒否されました。

ここから亜沙の「何をしても人に食べてもらえない人生」が始まります。

転校することになった友達にも、祖母にも、母にも、手作りクッキーを食べてもらえませんでした。それだけでなく、金魚に餌をあげても、給食当番でも食べてもらえません。

こうして誰からも手渡したものを食べてもらえなかった亜沙は、中学生になって不良になり、施設に入れられ、施設の仲間と行ったスキー場で頭を打って亡くなりました。

しかも、目を覚ますとなぜか杉の木に生まれ変わっていました。そんな亜沙が割り箸にされて…。

とても不思議な物語ですが、いろいろ考えるキッカケになる小説です。
今村夏子『木になった亜沙』は不思議な物語なのに最後まで惹きつけられる小説
不思議な物語はお好きですか? 私はどちらかといえば、読書に意味を求めているせいか、テーマがハッキリしている物語が好きなのですが、 今村夏子さんの小説『木になった亜沙』は、不思議な物語なのに最後まで楽しめました。 それだけで...

第5位 父と私の桜尾通り商店街

おすすめ度:4.0

物語の主人公は、フィアンセである伸樹さんから去年のクリスマスプレゼントに貰った白いセーターを大切にしているゆみ子。

彼女は、クリスマスイブの晩ご飯は外食にしようと思い立ちましたが、ホテルに行ったことがなく、着ていく服も持っていなかったので、いつも通り「お好み焼き屋」に行くことにしました。

ところが、クリスマスイブの三日前に伸樹さんの姉であるともかから、子供たちを預かってくれという電話がかかってきます。そこで仕方なく子供たちを教会に連れていくことにしましたが、

子供のひとりが神父さんが話している途中に突然大声で叫び出します。慌てたゆみ子は、その子の口を押さえましたが、叫ぶのをやめるどころか、何度もゆみ子の胸をパンチしてきました。

さらに、母であるともかに「この人に殺されそうになった」と言うんですよね。その結果…。

思い込みの激しい人たちの恐ろしさと滑稽さが描かれている物語です。
今村夏子『父と私の桜尾通り商店街』は思い込みの激しい人たちの恐ろしさと滑稽さがわかる物語
思い込みが激しい…なんてことありませんか? 私は思い込みが激しくならないように、普段から賛成意見と反対意見の両方に目を通すようにしていますが、 今村夏子さんの小説『父と私の桜尾通り商店街』を読んで、今後も出来るだけ思い込みに囚わ...

第4位 むらさきのスカートの女

おすすめ度:4.0

物語の主人公は、むらさきのスカートの女を観察している「私」。私は、いつも紫色のスカートを穿いている女性を、まるでストーカーのように追いかけ回していました。

むらさきのスカートの女は、週に一度はクリームパンを買いに商店街にやってきて、公園の決まったベンチに座ってパンを食べます。

むらさきのスカートの女は、歩くだけで人目をひきましたが、彼女はまわりがどんな反応を示そうと、自分のペースを崩しませんでした。

私はそんなむらさきのスカートの女と友達になりたいと思い、自分が働く職場へ彼女を誘導することにしました。

求人誌に丸をつけてベンチに置いたり、面接に行く前にシャンプーの試供品を彼女の家のノブにかけたりします。その結果、むらさきのスカートの女は私と同じ職場で働くことになりましたが…。

人によって評価は大きく変わることがわかる物語です。
今村夏子『むらさきのスカートの女』は人によって評価は大きく変わることがわかる小説
他人の評価を気にしていませんか? 私は気にしすぎて行動できないことがありますが、 今村夏子さんの小説『むらさきのスカートの女』を読んで、改めて気にする必要がないことに気づきました。 人によって評価は大きく変わることがわかる...

第3位 星の子

おすすめ度:4.0

物語の主人公は中学三年生の林ちひろ。彼女は生後半年のときに湿疹ができ、一週間で全身に広がりました。

そんな娘の姿をみた両親は、ちひろの湿疹を治そうと、専門医に勧められた薬を塗ったり、効果があると聞いたあらゆることを試しましたが、どれも効果はありませんでした。

そんなとき、父の職場の同僚から「水」を勧められます。

その水をかければ、どんな病気も良くなると聞かされたちひろの両親は、試しにちひろにかけてみたところ、わずか数日で湿疹が治ったのです。

こうして、ちひろの両雛は「金星のめぐみ」という水を売る新興宗教団体にハマっていきました。そんな両親の姿を目にしたちひろは…。

宗教を「悪」という視点で語らずに淡々と物語が進んでいくので、一気読みしてしまう小説です。
今村夏子『星の子』は新興宗教にハマった家族を描いた物語
宗教は自分には関係のないものだと思っていませんか? 私はそう思っていましたが、今村夏子さんの小説『星の子』を読んで考えが変わりました。 宗教は私たちの生活に密接に関わっていることに気づいたからです。 ある意味、誰もが洗脳さ...

第2位 あひる

おすすめ度:4.0

物語の主人公は、医療系の資格を取るために終日実家で勉強している私。

私のほかに家には両親がいましたが、弟の将太は10年前に結婚して家を出て行ったので、娘である私と3人で暮らしていました。

そんな私の家に、「のりたま」というあひるがきます。前の飼い主は父が働いていた頃の同僚でしたが、隣の県で暮らす息子一家と同居することになったので、手放すことになったのです。

こうして私の家にのりたまがやって来たわけですが、のりたまが来てすぐに高学年の小学生たちが家に来るようになります。両親は孫ができたみたいだと喜びました。

ところが、しばらくすると、のりたまはストレスで食欲が落ち、どんどん衰弱していきます。そこで、父がのりたまを病院連れて行ったところ…。

現実から目を背ける人たちの滑稽な姿が描かれている物語です。
今村夏子『あひる』は現実から目を背ける人たちの滑稽な姿が描かれている物語
現実から目を背けていませんか? もちろん、誰もが現実から目を背けたくなることもあると思いますが、 今村夏子さんの小説『あひる』を読んで、現実から目を背けると滑稽な人生を歩むことになると気づきました。 現実から目を背けずに、...

第1位 こちらあみ子

おすすめ度:4.5

物語の主人公は、前歯が三本ないあみ子。彼女は中学生のときに、大好きだった「のり君」から顔面を殴られて、前歯を失いました。

そんな彼女の小学生時代は…。あみ子には両親と兄がいましたが、彼女だけが少し変わっており、他の子供たちからいじめられていました。

授業中に歌をうたったり、落書きをしたり、ボクシングやはだしのゲン、インド人のマネをしたりしていたからです。

そのため、家の裏庭にあったクルマに、母の書道教室に通う子供が、「あみ子の馬鹿」と刻んだこともありました。しかも、母はあみ子に厳しく、習字を教えてくれませんでした。

そこで、あみ子は襖の隙間から母が習字を教えている姿を覗き込むようになりましたが、そんな彼女が熱心に興味を持つ人物が現れます。しかし…。

人は誰しも「攻撃的な一面」と「攻撃される変わった一面」を持っていることに気づけるので、他人に優しくありたいと思える物語です。
今村夏子『こちらあみ子』は誰もがいじめる側にもいじめられる側にもなりうることに気づける物語
少し変わった人を見たとき、バカにしていませんか? 私もついつい心の中でバカにしてしまうことがありますが、 今村夏子さんの小説『こちらあみ子』を読んで、いつバカにされる側になってもおかしくないことに気づきました。 誰もが攻撃...
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まとめ

今回は、今村夏子さんの小説【全6作品】の発売順とおすすめランキングを紹介してきました。

どれも不思議な物語ですが、その魅力にハマること間違いなしなので、未読のものがあればぜひ読んでみてください。

きっと素敵な時間が過ごせると思いますよ。

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